ミュージカル「オペラ座の怪人」

ミュージカル「オペラ座の怪人」

怪人:岩城雄太クリスティーヌ:山本紗衣ラウル:加藤廸、他音楽:アンドリュー・ロイド=ウェバー演出:ハロルド・プリンス指揮:渡邉晃司(2021.7.2四季劇場「秋」)予想通りとはいえ、素晴らしい公演で感動した。日本では公演数で、「ライオンキング」「キャッツ」に次いで多いという作品の力が大きいと思う。今回は、劇団四季の浜松町に出来た新しい常設の劇場「秋」のこけら落とし公演。昨年スタートで、来年の1月までここでほぼ毎日上演されるという。同じ場所で「ライオンキング」を見たことがあるが、その時は仮設の劇場だった。人は「オペラ座の怪人」の何に感動するのだろう。観客のほとんどは女性だから、彼女らはヒロイン、クリスティーヌに感情移入するだろう。クリスティーヌは怪人に一方的に愛情を抱かれる。しかしその怪人は、顔が歪められている上...ミュージカル「オペラ座の怪人」