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言語聴覚士に馴染めない言語聴覚士のブログ https://www.speech-therapy.jp/

業界に馴染めない野良STが言いたい放題ぶちまけるブログ 言語聴覚士について、専門的な話から 労働条件、給与、人間関係など外からは見えない部分を じゃんじゃん書いていきます

アラムシャー
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2019/03/17

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  • ちょっとした工夫で

    一口量が嚥下機能に追い付いていなくてむせてしまう方っていますよね こういう先行期の問題がある方の場合 現在の嚥下機能を説明したり、声かけなどを頻回にするなどしても ベースに覚醒や認知機能の低下がある場合が多いので なかなか状況が好転しない そんなときは、物理的に解決してしまうのが早い 一口量を多く吸えないようにすればいい こんなことで解決した例があります ストローを洗濯ばさみで挟んでしまえばいい 挟む強さは、洗濯ばさみのピンチの強さで簡単に調整可能 100均で50個入りで売ってるから 原価2円 試してみる価値あるでしょう?

  • はじめまして

    言語聴覚士というマニアックな仕事をしている35歳男です 言語聴覚士とは、いわゆるリハビリの仕事ですが 一般的にイメージされる運動療法ではなく ことば や 聞こえ 飲み込み を担当します 病院や老人ホーム、子供の方なら支援学校やことばの教室にいます この仕事につくのは簡単で ほぼ定員割れしてる専門学校に高卒なら3年間 偏差値50あるかないかの大学で4年間 勉強、実習を通過し 7割弱の合格率の国家試験に合格すればなれます もちろん、給与はあまりよくありません 350万からスタートして、役職についても500万程度 でも、肉体労働ではなく日勤だけ、休みも多く、有給も全消化できる 給与はそこそこで、労働…

  • 言語聴覚士を目指すあなたに

    言語聴覚士という仕事に興味をもっているかたに向けて書きます 学生生活中のドロップアウトしてしまい ただ何百万損をしただけってことも起こりえるので 国家資格取得までにかかる費用や期間等について簡単にまとめておきます まず、言語聴覚士免許取得に必要な期間、費用 期間:大卒2年 高卒3~4年(専門学校3年、大学4年) 入学難易度:専門学校は定員割れ、大学も偏差値40~50なのでほぼ全入に近い 費用:大卒2年課程で250万弱(社会人なら専門実践教育給付金でほぼ半額になる) 高卒3年課程で350~400万 高卒4年課程で450~500万 大学だと500万~700万 *それぞれの学校に特待制度があることが…

  • セラピスト業界の体質

    まず、前提として 医療業界はかなり古い前時代的な 体質が強く残っています 経験年数による上下関係は絶対であり イメージとしては高校の運動部が近いです 新人が先輩の為に使える姿は 板前さんの修行のようです 一人前になるまでは 先輩に仕えつつ教えを乞う 先輩が残ってるのに先に帰る なんてとんでもない フィードバックという名目で 業務時間外に数時間残るのも当たり前 今どき、こんなとこをしてると ブラック企業呼ばわりされますが この業界は、患者様を良くしたい という善意の心を前提としてるので 一人前でないのに業務時間しか 働かない、勉強しないのは 患者様をよくする気がない セラピスト失格だし 人間とし…

  • ディサースリアってなに?

    ディサースリアってことばが そもそもよくわからない んだけど 運動障害性発話障害のことらしい 言葉の定義なんてどうでもいいけど ようは、器質的な問題が主因でない 不明瞭な発話のことで リハビリの目的はシンプル その不明瞭な発話を明瞭にすること で、スタンダードなやり方だと まず、舌の運動障害や発声をみて 損傷している神経がどこだと同定する そして、 〇〇性ディサースリアだ! とタイプ分類をする そして、そのタイプ分類で推奨されている 訓練法をプログラムとして リハビリをする 実際に行うプログラムは、 プッシングかタッピングかリズミックキューイングかリーシルバーマン風の発声 のどれかと OME(…

  • 摂食嚥下障害はこう考える

    摂食嚥下障害ときくと 食事中に食べ物が 間違えて肺に入ってしまって 肺炎になって死ぬ というイメージが一般的だが このイメージがやっかいで 食事中に食べ物がボコっと 肺まで落ちてしまう人は いるにはいるが、かなり稀 食べ物がボコっと肺までイン してしまう人は すごく認知症が進んでて 寝てるか起きてるかわからない老人とか 急性期で麻酔が抜けきってなくてぼーとしてるとか なにか覚醒に影響のある服薬をしていて、ききすぎている みたいな、食べる前の段階での 問題が大きい人だ 飲み込みが悪い方の嚥下障害は、そういう誤嚥がは主な問題ではない では、どんな誤嚥なのかと言うと 唾液を夜間を主に覚醒が落ちている…

  • 失語症は絵カード呼称でよくなるのか?

    失語症の人に 絵カードを出して、その固有名詞を言ってもらう よくある言語訓練の光景ですが このやり方がスタンダードのようになってるけど、皆さん効果でてる? というお話 まず、この話をするためには前提の確認が必要で 失語症の訓練の目標は、「話せるようになること」であり その場面は、絵カードではなくて、日常会話である これを前提とする そして次に 絵カードの呼称と日常会話での表出がどのくらい近いのか? ということを考える 日常会話で話せるまで段階に、そこに絵カードの呼称能力が入っているのか? 話すという目標に至るまでの過程を想定して訓練を行うならば 呼称訓練を行うということは、呼称能力の上位の段階…

  • リハビリの考え方

    私の臨床の進め方について 私は特定の手技や方法を 講習会等で会得したことはなく ただただ臨床の中での試行錯誤から 効果があったものを ある程度類型化しながらやってきた 治す方法なんて最期までわからない という考えを軸にしている どういうことかと言うと ①現時点で、確実に訓練効果がでる方法なんてものはわかっていない ②原因を探っても、特定できるものは、ほとんど仮説であり、推論する根拠にはならない ①について、言語障害なら〇〇法、構音障害なら〇〇法など 過去に誰かがいった訓練方法はあります ただ、その〇〇法での効果なんて気休め程度あればいい レベルなことが現実 根拠(エビデンス)があるということは…

  • 私の吃音について(高校から社会人)

    どもりを気づかれずに話すことは無理な私が 経験した仕事を時系列に並べてみると・・・ 高校時代:コンビニ弁当の工場(ライン作業) 18歳以降:本屋の店員 引っ越し、運搬補助など(登録制バイト) ピッキング コンビニ(サンクス) 正社員で:給食産業(調理、配達、営業) 夜学中に:コンビニ(ショップ99) コンビニ(ファミリーマート) 現在:言語聴覚士として病院⇒老健⇒デイ どもりがあると決まり文句がすごく言いにくいので 「いらっしゃいませ」の「い」が言えなくて 「っらっしゃいませ」にしたり 「ありがとうございました~またお越しくださいませ~」 「あ」が言えないので「ぁりがとうございました~」と言っ…

  • 私の吃音について(幼少~高校卒業まで)

    私は物心ついた時から どもっていた 音を繰り返す連発の記憶はあまりなく 遅くても小学校高学年の時には はじめのことばがでない難発だった どうみても結構どもる少年だったが 悩むことはほとんどなかった 自ら立候補して 学級委員をしたり 生徒会の応援演説もやった 目立つことは、むしろ、好きで 積極的に前に出て行くタイプだった どもりで始めて悩んだのは 高校の時のバイト選びの時 どもるから接客業は出来ないと考え コンビニ弁当のラインのバイトをした 当時は、登録制のバイトが流行ってて グッドウィルとかフルキャスト を通じて、引っ越しなどもした 転機となったのは 高校の卒業旅行 友達とバイトの話題になり …

  • 言語聴覚士は感情移入してはいけない?

    言語聴覚士は個室でリハビリをする 当然、リハビリ以外の話もする プライベートな事柄や 宗教、政治、経済、趣味についてなど 言葉のリハビリも 構音のリハビリも 最終目標は 日常会話で話しやすくなること だから、その人が話したい話題で ペラペラしゃべれる関係じゃないと 訓練効果なんてわからない 訓練時間じゃなくても この人と話したいと思ってもらえる そうなりたい と考えているので 私は雑談をよくする 自分のプライベートも全部話す ふざけるし、ジョークも言うし とにかく笑いあえる時間を作りたい もちろん、楽しい感情だけではなく 苛立ち悔しさをぶつけられることもある 高次脳機能や認知症からでる ネガテ…

  • 言語聴覚士をやるメリット

    言語聴覚士になって、8年弱 毎日ハッピーで楽しいです!最高!! なんて絶対言えないけど、 この仕事について本当に良かったと思う こともいくつかある 私が思う最高のメリットは 多数の他人と深く知り合えること それも、ありとあらゆるジャンルの 普通に暮らしてたら、絶対に関わらない人たちの きわめてプライベートな部分に入らざるを得ないから なんか、いろいろ勉強になる 自己啓発セミナーを毎週行けているような感じ? 少なくても、私は人生観が180度変わった まず、私は家庭がきれいにぶっ壊れていたので 実家を出てからは家族や親戚とほぼ縁を切るような形で暮らしていたが 病院で働いていると違う価値観になってく…

  • 言語聴覚士は心を病みやすい?

    言語聴覚士の仕事は ことばが出にくい、わかりにくい 呂律が上手く回らない 食事を食べると危ない などの困っている人に対して 学校で習った専門知識を駆使して 治してあげる、少しでもよくしてあげる 相手にも喜んでくれるし、自分嬉しい 充実感があってやり甲斐のある仕事だ 学校に入る前の学生の持つイメージは だいたいこんな感じだと思う そこから、学校の勉強を続けて 勘のいい人は実習前には なんとなく違和感を感じるし 実習が終れば、ほとんどの学生が STとして働くことは けっこう大変そうだとわかる だって、国家資格に必要な専門知識は 患者さんをよくできる技術ではないから 国家資格を無事とって働き始めても…

  • このブログについて

    言語聴覚士として働くこと8年 回復期7年老健1年弱 ことばと嚥下の専門家のSTです! と偉そうに仕事してますが 毎回、すべてが手探りで リハビリしても、全然効果が出ない中 精神的には、血反吐をはいてやっている状況 経験が増えていくのに 全然仕事していて楽になっていかない なにこの仕事 難しすぎじゃないか! メンタル的に辛過ぎじゃないか!? ということを分かちあいたい そして、8年間での経験を 根拠もなにもない、ただの経験則をただの経験則として 誰かに使ってほしい そんな思いを込めて ブログを書いていきます

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