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映画「鍵」(1959年)
よくよく考えてみれば、私は"文豪"と称される谷崎潤一郎の小説をひとつも読んだことがない。例えば「刺青」などを、読んでみようかと思ってみたこともあるのだが、新潮文庫の、一連の谷崎作品に共通するちょっと毒々しさを感じさせるような表紙が、それを書店のレジに持って
2019/04/23 22:10
映画「ノクターナル・アニマルズ」(2016年)
ジェイク・ギレンホールは、役柄によって全く別の顔を見せるカメレオン俳優の中でも最も脂が乗っているひとりであろう。そのギレンホールがこれまた演技力に定評のあるエイミー・アダムスと共演し、グッチなどのデザイナーとして有名なトム・フォードが監督した本作。フェリ
2019/04/20 14:52
映画「麦の穂をゆらす風」(2006年)
ポール・グリーングラス監督が「ブラディ・サンデー」で扱ったのは、北アイルランドで起きたイギリス軍による市民の虐殺(1972)だったが、ケン・ローチ監督が「麦の穂をゆらす風」で描くのは、そのおよそ半世紀前アイルランドとイギリスが激しい戦闘を繰り広げて最終的にアイ
2019/04/17 22:40
映画「ミズーリ・ブレイク」(1976年)
【マーロン・ブランドの軌跡 No.21】1972年製作「ラストタンゴ・イン・パリ」の主演で精神的に大きく消耗したマーロン・ブランドが、その後約4年のブランクを経て出演したアーサー・ペン監督の作品「ミズーリ・ブレイク」(THE MISSOURI BREAKS)を観た。『モンタナの
2019/04/13 14:06
映画「オープニング・ナイト」(1978年)
マートル・ゴードンは人気と実力を兼ね備えたスター女優だ。今取り組んでいる舞台は、年齢的に下り坂へと差し掛かった孤独な女性が愛を求める話で、これはそのままマートル自身の抱える問題でもあったが、この主人公をどう演じたらいいのか、うまく答えが出せずに苦悩してい
2019/04/09 12:30
映画「陽のあたる場所」(1951年)
マーロン・ブランドの好敵手と言われながらも悲劇的な末路を辿った"伝説の名優"とも呼ぶべきモンゴメリー・クリフトが主演し、ジョージ・スティーヴンスが監督した1951年度作品「陽のあたる場所(A PLACE IN THE SUN)」を観た。『貧しい家庭で育った青年ジョージ・イース
2019/04/06 16:07
映画「或る終焉」(2015年)
2015年のカンヌ映画祭で最優秀脚本賞を受賞しているミシェル・フランコ監督作品「或る終焉」(CHRONIC)を観た。ティム・ロスは、その眼差しに善意と悪意が複雑に混ざり合っているような印象を受け、存在自体に何か得体の知れなさを感じさせる俳優だ。タランティーノが彼
2019/04/04 13:43
映画「ラストタンゴ・イン・パリ」(1972年)〈その3〉
ベルトルッチはブランドに、ポールを自分の分身であるかのように即興で演じてほしいと依頼した。そのためブランドの出演シーンの脚本は彼自身が書くことになった。従ってポールが自分の過去を語る台詞には一部ブランド自身のことが含まれていたりする。更にベルトルッチ
2019/04/02 14:27
映画「ラストタンゴ・イン・パリ」(1972年) 〈その2〉
映画冒頭のクレジット場面で使われるアイルランド生まれの画家フランシス・ベーコンが描いた男と女の2枚の絵画。監督のベルトルッチはこの絵を展覧会で観て強く触発されたらしい。ゲイだったベーコンの恋人をモデルにした絵では、男は白いTシャツを着ているが、これは劇中で
2019/04/01 13:40
映画「ラストタンゴ・イン・パリ」(1972年)〈その1〉
2019/04/01 00:00
2019年4月 (1件〜100件)
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