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ウイルスの世界揺るがし二月尽
二月尽く水尾の交差のゆるやかに二月尽あやとりのごと飛行機雲二月尽テープの曲をメモリーへ見知らぬ花に出くはして二月尽日の差す林さまよひて二月尽く煮るか焼くか魚を選り二月尽くポリフェノール紅茶効果で二月尽二月尽やる気の少し出たやうなウイルスの世界揺るがし二月尽
2020/02/29 09:47
蜆つつき見る口開けしパックを
太古のにほひのしたる蜆かな蜆にも仲間意識のありにけり貧しき音それが懐かし蜆汁マスターの皆にサービス蜆汁酔ひつぶれたる鼻先に蜆汁めんだうくさし蜆汁スープだけ食べ尽くし殻の花なり蜆汁今でも計り売りで蜆を売ってる店はあるんだろうか。黒門市場や錦にはあるかもしれない。売り歩いてるのはもうないだろうけど。子供の頃は、近くの小さい川にけっこういました。黒い大きな烏貝もたくさん。だけど烏貝は不味いらしくて獲る人はあまりいなかったようです。ゲンゴロウやタガメもいて、きれいな川でした。日本のどこにも普通に見られた川でした。蜆つつき見る口開けしパックを
2020/02/28 12:18
玉子焼きは母のにほひ春の朝
まうすぐ飯の炊ける香や春の朝白梅や何もなひが朝の嬉しシャキシャキとサラダの歌ふ春の朝夜明けが、30分ほど早くなりました。7時にならないと明るくならなかったけど、今朝6時半ころ明るくなっていました。今朝も冷え込むというほどではないけど。ストーブでジャガイモをアルミに包んで焼きました。皮の焦げたとこが美味いんだわ。玉子焼きは母のにほひ春の朝
2020/02/27 08:38
大空へいつか帰らう犬ふぐり
青空を千切って撒かれ犬ふぐり園児らの並ぶ車窓や犬ふぐり飛行機の銀に耀き犬ふぐりどこかでまた遇える日まで犬ふぐり大空へいつか帰らう犬ふぐり
2020/02/26 14:30
山茱萸の咲いて明るさ貰ふかな
闊達に老いゆけば山茱萸の花山茱萸の花や楽しく老いてゆく山茱萸の花の煙らす池の面山茱萸の花や誰もみな老いゆく山茱萸の花や佇む老い二人山茱萸の花や仄かに人を恋ふ山茱萸の花や高鳴る老いの胸山茱萸の花にふくらむ想ひも黄山茱萸の花や味ある老いの皴明日を照らすや山茱萸の花の黄山茱萸の花やミルクを足す紅茶これをアップしたら今朝2杯目の紅茶を淹れます。山茱萸の咲いて明るさ貰ふかな
2020/02/25 08:40
沈丁花
沈丁花が今あちこちで見かけます。若い時はもっと匂いが強く感じられたのは、若い時はそれだけ嗅覚が発達してたのでしょう。齢とともに嗅覚も衰えて来る気がします。中耳炎を患ったことも原因でしょうが。沈丁の突き刺さりたる香の刃沈丁の毬の艶めく雨上り沈丁の雨に頷く如く揺れ沈丁花雨の滴も香るかな文鳥の嘴のごと沈丁花晩酌に混じりたる香や沈丁花沈丁の香のピン止めや片思ひ沈丁の香りに恋の予感して白猫の青い片目や白沈丁沈丁花
2020/02/24 09:53
ほうれん草
姉が小六だったか、中一の時だったか思い出せないけど、家庭科で初めての料理が「ほうれん草のバター炒め」だった。弁当箱だかに入れて持って帰ったのを美味しく食べた記憶がある。家で、ほうれん草といえば茹でるだけだったので別な料理に思えた。それに家ではまだバターを知らなかったからバターの風味が新鮮だった。その頃を想い出してバター炒めを時々する。この時、ほうれん草はあらかじめざく切りにして、水にさらしておく。これでアク抜きが出来るようだ。玉子焼きを別に焼いて、あとで一緒に皿に盛ると彩が良いし、ご飯のおかずにも酒の肴にも嬉しい。家庭科やはうれん草のバター炒め姉の初料理はうれん草炒め軸のシャキシャキ感好む菠薐草はうれん草しんに母の巻寿司かな母の作る巻き寿司は、いつもほうれん草が芯の具に入っていました。あとは、かんぴょうにシイタ...ほうれん草
2020/02/23 21:40
紅茶ポリフェノール
紅茶の良さを知ってから、近頃は朝の目覚めには紅茶を飲むようになった。紅茶ポリフェノールがとても効果があるように思うから。ここ一週間、たしかに血圧の上昇を抑えてる気がする。血圧計が家にないから測定できないけど、今、血圧が上がってるなと思う時の、顔のはれぼったいカンジが無くなった。今朝はハチミツは控えめにして、レーズンを摘まみながら飲んだ。レーズンはけっこう甘いもんね。食べ過ぎなければレーズンは健康食品だ。レーズンパンの6枚切りの食パンが昔から好きで今もライ麦パンと交互に食べてる。焼いて、バターを表面に擦るくらい。香りつけぐらいにする。マーガリンはトランス脂肪酸がよくないようで今は使わなくなった。昔はたっぷり塗ってたけど。塗りやすいし。紅茶を飲むようになってから、コーヒーは日に1,2杯になった。1杯あたり、カフェイ...紅茶ポリフェノール
2020/02/22 05:52
春めく
見てをれば雲ものんびり春めける春めきて外でいっぷく散髪屋春めきて明るいシャツを箪笥から野の花のそちこちに咲き春めける春めくや加速してゆく物忘れ春めくやのほほほんと恋の予感寒さがまた戻って来るかもしれないけど、今日の午後は春めいた気温となりました。明け方、けたたましいほどに鳴いて彷徨い歩いてた猫も昼間はどこかで寝てたかもしれません。恋疲れで。春めく
2020/02/21 19:58
追手門くぐりて白梅を仰ぐ
城跡を訪へば白梅追手門老梅の秘むる古城の歴史かな香を胸に白梅仰ぎ国憂ふ白梅や蕊ぴんぴんと腹の内白梅や開けっ広げに腹の内白梅やまず一献の漢と漢光琳の水や白梅にほひ立つ白梅の香の染みてゆく老いし肌追手門くぐりて白梅を仰ぐ
2020/02/20 07:34
早春や蜂蜜の溶けにくきティー
咲き競ふ梅紅白の日和かな紅梅に別れし妻のうなじ見る紅梅や別れし妻のぼんのくぼ早春や菓子と紅茶で夜明け待つ寒の戻りも治まったけど、朝の冷え込みはつづく。近年はどうかすると五月の初め頃まで朝方寒い。春、暖かくなるのは午後を過ぎてからだ。「今日はぽかぽか陽気になります。」とお天気姉さんがニコニコして言っても朝からではない。午後も二時頃からやっとと言う日が多いのである。昨日はコーヒーは1杯しか飲まなかったが、紅茶は3杯飲んだ。急に飲むようになった。測定器がないからわからないけど、たぶん血圧も血糖値も下がってる気がするのが身体でわかる。頼もしき紅茶ポリフェノール。早春や嬉し紅茶ポリフェノール早春や蜂蜜の溶けにくきティー
2020/02/19 03:13
冴え返る
冴え返り入院食のうどんのぶ冴え返るリストバンドのバーコード相部屋も一人となりて冴え返る病室の仕切るカーテン冴え返る出がらしの薄き紅茶や冴え返る引染の伸子の張りや冴え返る反物を外れし伸子冴え返る糸目糊引く指先や冴え返る冴え返る暴れてゐたるピロリ菌摘まみたる妻の耳たぶ冴え返る鱗そぐ出刃包丁や冴え返る一つずつ釦のずれて冴え返る冴え返り朝の紅茶の香り立つ冴え返る
2020/02/18 07:02
咲き初む万作一輪日を仰ぐ
満作や世俗はなれて一服すまんさくや縷くしゃくしゃくしゃくしゃくしゃ満作も早春の花ですね。写真は黄色の満作ですが、枯れたような色のものもあります。通りがかりの家の塀から覗いていた茶色のこのもじゃもじゃしたのを初めて見た時は、これ枯れてるんじゃないの?と。そして、近くに寄ってじっと見てみて、これが、これがこれが花なのかと驚きました。黄色ならわかるがこんな、枯れた花だかわからないのをよく植えるもんだ。よほど変わり者だろう。と、そう思った自分がいつの間にか好きな花になりました。どこがいいのって?さあ。咲き初む万作一輪日を仰ぐ
2020/02/17 19:54
前向きに歩き出すことクロッカス
クロッカス庭でリハビリ一歩ずつ足元の明りとなるやクロッカスクロッカス日を食みてゐる如くかなクロッカス地より光の出づごとくクロッカス包み込みたる陽の光あしたへの道案内やクロッカスためらひも畏れもなくてクロッカス天気予報では今日は、ほぼ一日雨。夜中に起きた時、少し降ってたような。今は止んでるみたい。雨で猫も今日はうろついてないようだ。今日は三時に用事で出かけなければならないのに、その時間帯は傘マークが出てる。ついてない。その時間までストーブで焼き芋やいたりしていよう。前向きに歩き出すことクロッカス
2020/02/16 07:22
早春の雲の青さや若き日々
早春の雲や若き日の彷徨早春の雲にときめき託しけり少し寒の戻りみたいな今朝の冷えです。なかなか風邪が衰えを見せません。むしろ広がっているようなニュースを見ると不気味です。街に出かけるのをためらいます。暖かくなって来れば治まるのでしょうか。今朝はぼんやりしています。恋のウイルス?早春の雲の青さや若き日々
2020/02/15 10:28
犬ふぐりみんなで読まうぐりとぐら
犬ふぐり目薬さして目ぱちぱちお日さまの下でぺちゃくちゃ犬ふぐり風のにほひ土のにほひ犬ふぐり犬ふぐり背伸びをしても遠い空弱ひ子は優しゅうしたり犬ふぐり空色の音符ちらばり犬ふぐりあっけなき触れてはらりと犬ふぐり園児らの服も空色いぬふぐり空色の釦ころがり犬ふぐり好きなとこで咲いてさよなら犬ふぐり犬ふぐりみんなで読まうぐりとぐら
2020/02/14 08:37
早春や間のびする雨だれの音
早春や靴にまだらに土の色早春の細波の織る光かな早春や漂ふ龍宮遣早春の香をふっとコーヒーに足す今朝のコーヒーは上手く淹れることが出来なかった。封を開けた1杯目なのに残念だ。この悔しさは、無敗を誇るチャンピオンが油断をして無名のボクサーにまさかのノックアウト負けした心境と似ている。寿司屋の大将がシャリの酢の塩梅を間違えてしまってガックリと肩を落とし落胆しているのに似ている。ミネソタの玉子売りがケ躓いて籠の玉子をみな引っくり返して割ってしまった悔しさと同じだろう。早春や間のびする雨だれの音
2020/02/13 09:03
早春の音ききたくて早起きす
早起きし早春を胸いっぱいにまだまだ外は暗い。7時前になってようやく明けて来る。だけど、もう早く起き出したい気持ちになるこの頃。早春の匂いを嗅ぎたくて。朝一番の早春の匂いを。早春の音ききたくて早起きす
2020/02/12 05:21
にほひたる空の青さや梅花節
みはるかす大和三山紀元節玉砂利を踏み行き仰ぐ紀元節紀元節まねてみたるや祖父の髭にほひたる空の青さや梅花節
2020/02/11 19:53
遠くへ小石投げてみる浅き春
許すこころ許さぬこころ浅き春意地悪な看護婦のゐて浅き春昨日までの寒さが緩み、今朝の冷え込みは弱い。胃のもたれがすっかり治って嬉しい。今朝の目覚めは、紅茶だ。今さっきライ麦パン6枚切りを1枚トーストにハチミツ垂らして食べた。紅茶にはクッキーを買っててもいいかなと思う。浅春やミルクを足した紅茶の香遠くへ小石投げてみる浅き春
2020/02/11 06:18
寒戻る
締め直すねぢり鉢巻き寒戻る寒戻る米二十キロ買ひ帰る自販機で買ふワンカップ寒戻る飲み食ひをし過ぎたる胃や寒戻る昨日の夕方、スーパーに行ったら、きびなごのパック入りが半額で150円ほどだった。新しいようだったので買って帰った。きびなごは傷みやすいので早速、天ぷらにすることにした。パックを開けてボールに入れて水を何度も替えて洗った。乱暴に洗っても新鮮だからちっとも痛まない。そうして、水気を切って一匹ずつ天ぷらにした。大き目のいりこほどの大きさだから、すぐに火が通る。次々と面白いように簡単に揚がる。全部で五十匹はあったと思う。キャベツを敷いた大き目の皿に載せた。大き目の皿でも山盛りとなった。きびなごはクセが無く、ほとんど臭みがない。サクサク食べれる。塩でもソースでもお好みで。青のりを粉に混ぜても美味しかったかもしれない...寒戻る
2020/02/10 21:45
白梅や早起きをしてみたけれど
今朝の冷え込みは緩い。昨日までの強い寒気は高い雲のかなた。今朝は、まさに早春と言った空気だ。早起きが気持ちいい。早起きをしても特に何もないのだけれど、気持ちに少しゆとりが出来る。昨夜は一杯の酒で何だかとても酔って眠くなったから9時前に寝た。そして今朝は2時過ぎに起きた。昨夜はトイレに4回起きた。一杯しか飲まず、塩辛いのは食べていないのに。茎わかめをたっぷり肴にしたから、食べ過ぎたのかな。でも、海藻だから体に良い。高血圧には尚更に。カロリーは低くて、ミネラルたっぷり。新わかめの季節だ。スーパーに出回り始めた。茎の多いのを選んで買って来た。これを、洗って絞って大きな鉢に入れて、そこへストーブで湧いてる熱い湯をかけた。一度目の湯を捨てて、もう一度かけて5分ほど置いた。それから湯を捨てて、湯を切り刻んだ。若い時から茎わ...白梅や早起きをしてみたけれど
2020/02/09 04:22
枯すすき枯れし味の森繁節
枯すすき陽の写したるレントゲン枯すすき思ひ出せなくて丸まる陽と風と囁きに来る枯芒枯芒まるめたる風の足跡アトリエのオブジェとなりし枯芒枯芒シンガーソングライターす枯芒と来れば船頭小唄。船頭小唄と来れば、森繫久彌ですね。意外と、森繫久彌を詠み込んだ句がありませんでした。枯すすき枯れし味の森繁節
2020/02/08 14:20
ぼーっとなる血圧上る余寒かな
余寒なほ場末のバーの軋むドア二人きり余寒たのしむカウンター余寒なほスコッチのグラス揺らめく余寒なほパキッと割るるチョコレート余寒かな濃き口づけの別れ際バーを出て襟を立てゆく余寒かな最終の電車で帰る余寒かな駄菓子屋に子供らゐなひ余寒かな余寒なほコーヒー熱く淹れる朝今朝も冷え込みました。カップも熱く温めてコーヒーを淹れました。ぼーっとなる血圧上る余寒かな
2020/02/07 07:29
冴返る夜の廊下の非常灯
冴返る太き注射器迫り来る冴返る並べられたる医療器具冴え返る腕締りゆく血圧計冴返る体重計に靴を脱ぎ目薬の触れし一滴冴返る干し物の片寄る竿や冴返る色褪せし天狗の鼻の冴返る玉子焼へたりと縮み冴返る冴返る頭ぶつけし家具の角冴返る落ちし鍋蓋ぐわんがらん昨日の天気予報だと、今朝は雪が積もっていそうなカンジだったけど。昨日の方が寒かった。肩すかしな今朝の気温です。低いことは低いけど。これから朝ご飯です。まだ紅茶しか飲んでいません。それにまだ顔も洗っていません。これからです。冴返る夜の廊下の非常灯
2020/02/06 07:18
猫柳
ほほ撫づる風はアダージョ猫柳二上山のぼやけてゐたる猫柳猫柳かぶりたる日の暈のごと飴玉の口から滑り猫柳口ずさむフォークソングや猫柳風に光る少女の髪や猫柳レコードの波打ち回り猫柳猫柳やがて惚けて恋芽生ゆねこやなぎ絵本読む児のたどたどし窓に描く銀河鉄道ねこやなぎ幼子の飛ばすおしっこ猫柳高石ともやの歌に、猫柳の歌詞の出て来る歌がありました。タイトルを思い出せないのですが、春を待つ少女の髪を歌ったカンジだったでしょうか。若い頃に聴いていました。今日は日が照ってるけど、風が吹いて冷たいでしょう。引きこもりの一日になるのかな。猫柳
2020/02/05 11:27
立春
立春の梅一輪枝真っ直ぐつんつんと梢の先に春立ちぬ晴れ晴れと立春の空澄み渡る立春の空からマーチ聴こへ来るともかくも立春大吉ありがたし立春や若返りたるやうな気す老いゆきて心若返る立春立春や老いても肌の瑞々し春立つや児の肌のごと老いの肌立春や増えゆく白髪また白髪立春と聴けば胸のふくらみゆく睡眠の短くなりて春来る立春や焼きたて玉子焼きの湯気真っ黒に焦げたるパンに春立ちぬ春立つやミッフィーの耳の先っちょ立春のコーヒーはまた格別に立春はスタートライン前を向く昨日あたりから4,5時間で目が覚めてしまうようになりました。冬の間はすぐまた眠れたのだけど。身体時計が春へと変わったのかな?立春です。それだけで何だか気持ちが少しワクワク動きます。何もないのだけど。単純ですね。立春
2020/02/04 06:45
風花
風花を咥へる鳥はゐるかしら手に受ける風花便り澄みし空風花の妖精のごと漂ひぬ風花や瞬ひてゐる蛍光灯風花や切り絵の楽しアンデルセン青空のピアノ音符なる風花風花の白き音符の漂へり風花や波に揺らめく船灯り風花や蕪村の墓のひっそりと風花やほんやら洞に籠りゆく風花を追ふぽっくりや先斗町風花や手をやりし舞妓の髪に風花やとけて涙の一滴若い頃、北白川のアパートに住んでいました。詩仙堂に行き、それからぶらぶらと坂道を行くと、金福寺がありました。藁葺のこじんまりとした芭蕉庵を覗いて見たりしてたら、蕪村のお墓を見つけました。まだ俳句には何も興味のない頃です。アンデルセンと言う名の喫茶店だったように思うけど。北白川通りのコープの2階だったか、そこでアンデルセンの切り絵のポストカードを買ったことがあります。アンデルセンが切り絵作家でもあっ...風花
2020/02/03 12:11
冬終る
池の面に鳥の集ひて冬終る梢の先のふくらみや冬惜しむ冬果つや芽の持ち上ぐる朽ちゆく葉ゆうゆう窓口間に合はず冬尽く目薬を差してぱちぱち冬送る焦げつきし鍋を洗って冬終る放尿の草に溜まりて冬終る抱き合ふ硬き背なや冬の別れ皺々の湯上りの手や冬惜しむ湯屋帰り星を探して冬惜しむ冬終る
2020/02/02 20:22
春隣
ぬかるみし田の日を返す春隣陽を求め出でし野良ねこ春隣野良猫の顏を覗かす春隣明日のことこれからのこと春隣体調の少し戻りつ春隣冠に見ゆナースキャップや春隣ぽろりと折れし口紅や春隣駄菓子屋の飴のカラフル春隣手の斑に星座を探す春隣治まりし頻尿少し春隣春隣
2020/02/01 05:57
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