牛革の製造工程について
前回のブログで皮と革の違いを説明致しましたが、今回は皮から革へどのような製造工程を経ているのかをご紹介致します。 革の鞣し(なめし) 動物の皮(原皮)を鞄など製品のパーツとして使用できる革へと変化させることを鞣す(なめす)と言います。 古くは擦ったりもんだりして物質的に柔らかくする方法や、煙で燻したり「姫路白鞣し」と呼ばれる川の清流に長時間漬けたりといった方法もありましたが、現在ではコラーゲン繊維組織になめし剤と称する化学物質を施し、改質させています。 皮は塩漬けされた状態で皮革工場に納品されます。 原皮 皮革製造工程 01、水漬け 塩漬けされた皮に付着している血液や汚物などを取り除き、脱水さ…
2018/12/26 10:17