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真アウトプット奮闘記。 https://output-sin.hatenablog.com

昨日で明日でも無く。今日を楽しく精一杯生きる。そんな男の奮闘記を綴りたいと思います。

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2019/01/10

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  • カフェをはじめよう。

    カフェをはじめるなんてどうでしょう。 こんな時代になんでなんて言わないで。 あなたの喜びと共に在りたいので あなたの好きなコーヒーを振る舞いたい。 紅茶だってココアだってあるけどね。 レモンティーなんて自家製レモンで仕立てる事で lemonがそこはかとなく流るるカフェで 心の呼吸とともに在れる感じでどうかしら それはそれとして よく分からないことだから それはそれでよしとして ソイラテなんてどうでしょう。 それはそれで旨しのことでよいのでしょう。 それはそれとして バジルとかよき香りのハーブを自家製で育てよう。 オレガノはよりよき香りの斧琴菊で パスタもなかなか良い感じ 豆乳を自ら創り上げる楽…

  • 笑顔だけでよい。

    いやもう、 そうはゆーてもちょっとゆうても 蚊を全力で倒そうとしただけなんで まずはすんません 我の掌があなたの顔面をバチコン叩いたのは あなたの生き様を否定したかったからでは無く あなたのあなたの為でも無い何かを 滅する為でも無く 滅私もメッシも直向きに幸せであればよく そしてあなたの顔面があらぬ方向に くちびる界隈がちょいちょー。 オモローな方向によじれあげてくれていて それは理想 理想郷は今ここに在るからさあなんてテイ いや、ねーだろ そう思えばねーだろ いや、あったわ! そう思えばあるやろ 環境はあなたを創らない。 いや創れ無いという事で、 誰かがあなたを創ろうとするのならば他我人生 …

  • いい気分でいよう。

    お気に入りの純白シャツに カレーうどんの汁がはねても いい気分でいよう コンビニのレジ待ちで あからさまに割り込みされても いい気分でいよう UFOキャッチャーで五千円使って諦めて 次の人が一回で取れても いい気分でいよう ニ階に住む人が 一階に住んでいるかの振る舞いでも いい気分でいよう 嫌味な上司が今日も私に きっちりと嫌味を全うしたとしても いい気分でいよう 愛する人に 愛されないとしても いい気分でいよう ガリガリ君コーラ味が 今日もまた当たらなくても いい気分でいよう 靴下の親指が破れてる事を 大好きなあの子に目撃されても いい気分でいよう うっせいわを練習してるのを 奥さんに目撃さ…

  • もし中学生に戻れたら

    もしも私が中学生に戻れたらやりたいと思ったことは何でもやってみよううまくできるかどうかなんて関係ないそれは誰かを喜ばす為じゃなく 自分自身が喜ぶことだ誰かの期待に応えることは大切でもあるけれど私の心が喜んでいないのなら 期待する誰かも嬉しくないよだからまずは 自分の心が一番に喜ぶことをやってみよう成功か失敗かなんて周りの誰かでなく 自分自身で決めてしまえばいいもしも私が中学生に戻れたら そんな風に生きよう でもそれはいつでもどこでも誰にでも 今この瞬間から出来る事だったりもする

  • あいさつをしてみよう。

    藪から棒のように 知らない人にあいさつをしてみよう 訝しがられるのかもしれない でも訝しがらない人もいるよね それって実はきっと 半々くらいだと思うよ たとえば明日10人の知らない人に おはようございますっていってみたとして 5人はきっとかえしてくれるんだよね 残り5人はただ驚いただけで 明日また出逢えてあいさつできたとしたら きっと返してくれるよ でもまだそれでも かえしてくれない人がいたとして なのでまああとは残り3人として さらに次の日あいさつしてみたら かえしてくるかもしれないからね 返ることをそもそも期待しなくていいよね みんなとつながってるから大丈夫だね 表は色々ダメな時でも 裏側…

  • 私は波動であるとして。

    私は波動である として、 全てを赦す陽光のような 柔らかき木漏れ日のような 密やかな月光のような さんざめく叢雲のような 貫く雷光に寄り添うように 優しく強き波動であろう それは あなたと同じ波動であること 愛すべきもの全てと どこまでもただ在ること 大袈裟である事も思いのほか良い さあ 舞い上がる あなたの波動と共に 遥か彼方より 間も無く訪れる あなたの耀きと 今この瞬間であれ 煌めきの向こう側へ ただここにいよう あなたと私は いつでもおなじ 波動でありたい そうでなくてもよい もはやそれも なにものでもない 在りとあらゆるものがひとつにつながっているから

  • 無敵モノになろう。

    無敵モノになろう 生きとし生けるもの ありとあらゆるもの全てに 完全無欠に勝利し 常勝無敗である事こそ 我が人生 なんなら 敵をつくりその敵を倒そう 勝てる奴だけ限定で 細胞レベルで全宇宙を駆逐し 支配し 唯一無二の勝者となろう 。 。。 。。。 実のところ なんていうことでは全然無い 無敵モノにそもそも敵はいない むしろ敵がいないからこその 無敵モノ 生きとし生けるもの ありとあらゆるもの全てが 愛すべきモノである そう正に無敵モノ 敵がいないだけに 偉ぶる事すら必要無い というか無意味である 無敵モノ みんなが仲間だもんね それはあなたであり わたしであり どこか遠くの誰かであり 近い近い…

  • 伝えたい事を伝えたいだけ。

    言いたいことが うまく言えないからと言って 怯む必要などもはや無い 言いたい事を言えばよい それは決して誰かを傷つけたいからじゃ無い そんな事はみんな知ってるよ だから難しく考えなくってよい 心の感じるままにあればよい 言い訳が上手くなったって 求める幸せに近づけやしないってさ 詳しいあいつは今日も眉間の皺の存在に 気づかないまま進む 行先も知らなきまま かっこいいフレーズなんてさ かっこいいやつには生み出せやしない でも正直いうとカッコつけたい時もあるから そんな時にはちょっと許してね はははって笑顔で許してくれたら 乾杯したいね なんだろうこの世の全ての幸せに 辿り着けるならわかりやすいけ…

  • 幸せは今ここにこそある。

    ありがとう ありがとう そもそもありがとう それは然程大袈裟では無い 故にありがとうといおう 言わない選択肢もあるのだろう 言いたく無い時もあるのだろう 言いたい時だとしても 言えない時もあるのだろう それはそれとして 言えばいいのさ心の中であれば いや声を大にして叫ぼう 諸々様々あるのだとしても もういいさ心の中を全部言ってしまおう 言わなかったことの後悔を もしくはその事を抱える人生を 言ってしまった人生でこそ塗り替えよう そんな塗り替えた色は美しいよ だってそれは 美しいあなたの心の中の事だから そしてそれは存在自体だよ あるがままの姿でよい ありがとう ありがとう いつもいてくれて み…

  • 今日も日が昇る。

    ありがとう 今日も日が昇った だから私はその事に感謝し ありがとうと宇宙に伝える 今日は今日しないから今日を生きよう 今この瞬間をいい気分で過ごそう いろいろなことがあっても 楽しいことだけが自分のことだ それ以外のことはそれ以外のことだから 気にならないことにしてしまおう 取り留めのないこんな言葉をいつも読んでくれる 画面の向こうのあなたを愛そう 愛すべき人だから愛そう そしてありがとうと言おう そしてありがとうと言われる人になろう 感謝しかない あなたがいてくれてありがとう いつもいてくれてありがとう いてくれるだけで幸せだ その存在だけで愛おしい ありがとう 全ての愛すべき人を私の全ての…

  • 何者でも在る。

    あなたは在る 何者であってもなくっても いてくれるだけでよい そしてそれは誰かの為でなくてもよい ただいてくれたらよいのだ なんだったらいなくてもよい わたしの心の中にいつも在るから いつもひとつだから だけれどそんなわたしの思いだって ちっとも気にかけなくてよい まずはあなたの幸せが最初だよ そしてそこから溢れ出た愛で 愛すべき人を愛すんだね いつでもいい気分でいてほしい 泣きたくなる時は泣いてしまおう そのあとは笑顔だよ いい気分になるよ あなたの人生はあなただけのものだからね 誰かのためのものじゃないよ あなたのものだよ 今この瞬間から あなたが幸せになって仕舞えばよいよ むずかしいかど…

  • 闇雲。

    闇に溶け込む雲があり 雲を突き抜けた向こうに月がある 月の裏側に太陽があり 太陽に照らされるあなたがいる あなたのそばにはいつも私が在り 私の瞳に映るのはあなたの雫 その雫に照らし出される白き月 その裏側には雲があり そして雲は闇に包まれ闇雲となり 全てをひとつに纏めてしまう その闇雲を劈いて奔れ稲妻 稲妻より速くたどり着け私の願い 嗚呼それは最早忘れてしまった どうやらそれは闇雲に溶け合った あなたの雫のように だけどもう悲しみは捨ててしまおう はじめから全てが一つであり それは綺麗に繋がっている事を 私たちははじめから知っているから ただ闇雲へと

  • あなたを愛す。

    所謂、出会い系の掲示板で知り合ったあなたは、豆とプリンが好きですとだけ書いてあり僕は何気なしにメールを書いた所謂、メル友の全盛時代だったのだろうメグライアンとトムハンクスの映画が 火をつけたらしい あの頃の僕は、今後の意識機構に 暗い影を落とし続けるかのような失恋をし寂しさと虚無感を紛らす為に特に興味もなかった メールなんていうものをしてみたんだろうそのように今は冷静に内省できる ハンドルネームお豆さんは自然だった同時に何人かのメル友ともメール交換をしていたがお豆さんへの返事だけは一番に書いていた何がどうしてなのか理由なんかなかった格別楽しいわけでも殊更引き付けられる訳でもなかったんだ 当然、…

  • お日様にあたろう。

    お日様にあたろう。 瞳をやんわり細めて お日様をみつめよう。 そしてえくぼが出る感じで 口角をあげよう。 ほら素晴らしい笑顔だよ。 あなたもわたしも かなしくてもつらくても おこっててもないてても えがおにしてたらだいじょうぶ きっといつのまにかほんとにわらえるんだろう あなたといっしょにわらいたいんだ だから一緒にお日様にあたろう。 今日もお日様が私たちを優しく包んでくれる。 それに私たちは優しく笑顔でかえせばいい。 ただ、ただ、それだけでいい。

  • トイレのフタを閉めよう。

    洋式トイレのフタを閉めよう。 自分の家だけじゃなく 外で使わせてもらった時も閉めよう。 自分が使った時じゃなくても閉めよう。 誰かが忘れてしまった分も閉めよう。 いつでもどこでも気づいた時は閉めよう。 そうすると宇宙預金が増えるから閉めよう。 1回1億円貯まる想定で閉めよう。 閉めるたびに1億円ゲット!ってつぶやこう。 大きい声だと周りの人が驚いちゃうからね。 もうかれこれ105億円くらい貯まっているかな それはあながちオカルトなんかじゃあ無い。 本当かどうかなんて問題じゃあ無い。 みんながみんなやってみたら 世界全体を眺めるとまあまあいい感じになるはず。 みんながいい感じになるように トイレ…

  • いつでもありがとう。

    太陽にありがとう。 月にありがとう。 空気にありがとう。 水にありがとう。 音にありがとう。 風にありがとう。 光にありがとう。 雲にありがとう。 雨にありがとう。 空にありがとう。 海にありがとう。 山にありがとう。 川にありがとう。 動物にありがとう。 虫にありがとう。 植物にありがとう。 地球にありがとう。 宇宙にありがとう。 からだにありがとう。 心にありがとう。 あなたにありがとう。 あなたの愛する人にありがとう。 あなたを愛する人にありがとう。 今この瞬間にありがとう。 すみからすみまでありがとう。 どんな時もありがとう。 いつもありがとう。 あなたがいてくれてありがとう。 ありが…

  • 秋風によせて。

    秋風によせて あなたを想う かすかな面影も徐々に遠のき 柔らかな雲の切れ間の向こう側 ただそれぞれに漂うのみ あなたによせて 秋風を想う どうぞあなた 安らかな心待ちでいてほしい いつもいつでもいつまでも そんなに深くも無く そんなにも浅くも無く むずかしくも かんたんでもない 決めるのはあなたであり 極めるのはあなたでいて 決めないのもあなたであり また極めるのもあなたでいて ただただ今が在るのだろう いまが在るからあなたが在る あなたが在るから私が在る 在るから在るので 在るので在るから あなたが在るから私も在る みんな在る いつも在る それでよかった それがよかった そしてよかった みん…

  • あなたの好きを教えて欲しい。

    あなたが今まで読んだ本で 一番好きな作品を教えてください 教えてもらえるなら是非読みたいです そして感想を語り合えたならそれは幸せ あなたが今まで観た映画で 一番素敵な作品を教えてください 教えてもらえるならすぐに観ます そしてあの場面に共感出来たらそれぞ幸せ あなたが今まで生きてきた中で 一番嬉しかった事を教えてください 教えてもらえたならわたしも嬉しい そして今この瞬間が笑顔に溢れて あなたの好きが私の好きで 私の好きはあなたの事で あなたの好きは遥か彼方 この世のものとは思えない 潤んだ夜空の星の向こうのまた向こう そんなあなたを教えて欲しい

  • 何者でも無い者にこそなろう。

    私は私であります あなたはあなたであります でもそれは誰にも決められないし 決める事も無い事なのでしょう でも決めてしまってもいいし 後からやっぱりそれ違うよねー でもよいし またその逆だって真なりでいいよね あなたの優しさを伝えたいと思う 伝えられたらと想う 表現力とかじゃ無くて ゴチョゴチョしてもしなくてもよくて 存在こそが愛であり 愛が在る 愛で在り ありがとう愛で在り あなたと流れゆく雲と 美しい夕焼けと いまこのときを一緒に笑顔で 過ごせるのならば 他に必要なものなど在りはしない もうずいぶんと会ってはいないとしても でもあなたは今この瞬間に在って欲しいな 在ってくれてありがとう 愛…

  • そうだ今を生きよう。

    昨日でもなく 明日でもなく そうだ今を生きよう 今この瞬間を 深く息を吸い込んで 限りなく静かに 吐き出しながら生きよう 今日も空気があるよ 太陽だって水だって あなただって在る そんな奇跡的な今を生きよう 昨日の後悔も 明日の不安も 今日とは何にも関係ないからね だから今を笑って生きよう できそうもなくてもやってみよう 一緒にいるから大丈夫 あなたのそばにいるからね いつもいるからね あなたがいるから私も生きられる いつもいてくれてありがとう そうだ今を生きよう

  • 幸せで在って欲しいのだ。

    先ずは何より私の事を想う。 すっきり己を語ってから本編にハイロー。 本編についてはハッキリ、後日カタロー。 そしてそもそもあなたの事を想う。 一点集中しませう。 うーむきっとそれは、 幸せでいて欲しいから。 押し付けでは無い。 押し付けでも無い。 実は押し付けでも在る。 溢れ出た幸せでこそ、 何者でも無い幸せを、 享受して欲しい。 大袈裟では無いとして。 愛さねば愛は無いとして、 愛さなくとも愛される事は在る。 愛は与えるものでしか無い。 愛は与えるものでは無いのか、 あなたが決めたらいいんじゃ無いかって じっくり考えてもそう思う。 今この時を笑顔で在ってくれるのならば、 それ以上何も望む事は…

  • 愛せよあなた。

    愛しましょう まずは私を 愛しきりましょう どこまでも私を 愛していいんだよ 正解も不正解も無いし 気にならないね そうあろうよ それだけだもん そうしていたら私から 溢れでて止まらない愛で あなたを包み込んでしまうんでしょう ごめんなさいね涙なんてどうか それはそうと ありがとう 愛してます 私はあなただし あなたはあなただね 私は私だし あなたは私だね みんなつながっているってさ 宇宙からのぞいたら 地球は丸かったんだって それはたいそう一つだったみたい つながってるって嬉しいね つながってくれてるよ みんな なぜだか 一人で寂しくてやるせないかもね でもそれはあなただけじゃ無いんだよ や…

  • 雨に打たれる。

    雨に打たれるのが好きだった。 子供の頃か、 何か自分の中にへばりついた何かを 綺麗さっぱり洗い流してくれそうで 天を見上げれば瞳の中まで滴が入り込んで 優しく流し去ってくれた哀しみを 涙もきっと同じ成分だから 気にすることなんてないよね 雨に打たれるのが嫌いになった。 いつの頃からか、 ピカピカに磨き上がったこの靴を 跳ねた泥が汚してしまうから でも雨がやみ雲が流れ 澄み切った夜空からみえた あの月はどんなにか美しい 上手に伝えられないけど その美しさたるや あなたの方がきっとよくしってるから それが嬉しいんだ ありがとう。 そして、 その月に照らされる 汚れきった靴だって なんとも美しいもの…

  • 笑顔でいてね。

    なんかどうかわかってないけど 笑顔の姿を見ていたいな 笑顔が笑顔を導くのかどうか それがいいのかどうかは大切じゃあない 誰かのための笑顔のために あなたが涙を零す事は無いんだってね 零れ落ちた心のカケラを拾い集めたら この夜空に燦然と輝く星々と 何の矛盾も無く絡み合って消えた 今は今で未だ明日に帰らず 昨日は昨日で決して今日に及ばず 明日の事は明日の楽しみで それを今は思う事無い 今は今でとても嬉しい ありがとうと貴方に唱える ありがとうと貴方称える 讃え合えばみんな幸せ 笑顔でいてね あなたのことさ だってそれが一番だから わたしだってそうさきっと 笑顔でいてねって ずっといてねって ずっと…

  • 我利我利勲。

    ガリガリ君は美味しいです。 子供の頃頬張ったソーダ味。 あの味が今この瞬間に蘇る。 当たり付きだから当てたい。 でもなかなか当たらないね。 いざ当たったら嬉しすぎて。 アタリ棒を換えないけどね。 あなたとあたりたいのです。 あなたはわたしの当たりだ。 当たってくれてありがとう。 わたしもあなたの当たりに なれるようになれるかしら それはあなたのきめること きめなくたっていいことだ あなたがいるから思うこと あなた今、目の前にいるよ。 あなたのことを心から思う。 目を瞑って想い浮ぶあなた。 そんなに難しい事じゃない。 実はあなたと私は一つかも。

  • いいね。

    いいね。 いいねいいね。 いいねほしいね。 いいねほしいな。 いいねほしいの? いいねほしいよ。 いいねはいいね。 いいのかどうか。 心開き聴く事は無く次の歌を選びながらのいいね。 次のセリフを推敲しながらのいいね。 ピンポンラリーさながらのいいね。 いいね返しのいいね。 酔ってないよって言いながらのいいね。 泳ぎながらのいいね。 イヤホン外さずのいいね。 プライムビデオ検索越しのいいね。 ネトフリ入っちまった越しのいいね。 ジョーズ見ながらのいいね。 スピルバーグ天才だなと感じながらのいいね。 神的なアングルとかわからずにいいね。 相手を認識せずにいいね。 戻りのいいねが来る瞬間にカウンター…

  • 月を麻の生地越しにみたのなら。

    まず遠くに聴こえた列車の音 回転音と水の音 指先の感覚はこの瞬間の事 かかとの感触は今の一瞬 悲しみを生み出すのだ 感情は思考が創造する 思考が感情を生み出す 悲しみは思考の嗜好でもある 思考しないのなら悲しくはない 知らない事を悲しむ事は出来ない 知っていても悲しまなくてもいいのだ 今の一瞬はあなたのものでいい 誰のものでもなくていい 光も闇もあなたに均等に降り注いで欲しい すべておもいどおりにならなくてもいいし すべておもいどおりになってもそれでいい。 ただそれでいい。

  • ありがとうあいしてる。

    願わくば 願わなくとも 百回いいましょう 100階建のビルの階段を 登る合間にいいましょう 一段で一回だから百戒なんだね 自分なりの念仏で良いと思う 千回いいましょう 1000階建のビル 私が生きているうちに建つ事はない それは何とも素敵な話だ 一段で一回だから旋回なんだね どこか違う場所に辿り着けたのなら むしろその場こそ楽しもう 万回いいましょう 10000階建のビルが建つ時には 月に行く方が速かったりするかも そんなのすごくいいじゃない 更にはあなたと一緒にいけたらいいな ありがとうあいしてる。 それはほんとにあなたに伝えたい 伝わらない事が前提で それでこそあなたなんだね ありがとうあ…

  • アイスとは。

    愛さねば愛されず 愛されたいから愛すのでもなく 愛されずとも愛すのであり 愛されるのであらば愛し易く 愛されてこそ愛すもの それは アイスでは無い アイスは好きだから頬張る 嫌いなアイスは頬張らない 嫌いな愛すはアイスでは無い 愛すは好きなアイスである 愛すとは求めないもの アイスとは求めるもの 求めるアイスか 求めない愛すか 本当の事をいえば ただ単に あなたを愛しているということ それは あなたの愛すアイスを共に頬張りたい ただそれだけのことなのでしょう。

  • 百星。

    百星が、 流れ星でないのであらば、 次のステージにはたどり着かない。 次のステージとは? 辿り着くとか辿り着かないとか、 大袈裟にするつもりでは無い。 大袈裟であるのか無いのかは、 貴方が決めるべき事、 決めるべき必要のない事、 お任せせざるを得ない 貴方の幸せを願うものとして。 あなたの幸せを願う。 今この時を共に過ごす貴方の事。 ここについては大袈裟である。 このふみを読む貴方の事。 幸せであって欲しい。 一つだけ叶うのであれば、

  • 我がストーリーは第十三章より始まる。

    我がストーリーは第十三章より始まる。 第一章がどんな事になっていたかは忘れた。 どちらかと言うと悲しいストーリーだったか。 第四章ではかなりの行列が出来たらしい。 幾度と無くスープが無くなり志半ばで閉店した。 その反動で第五章では行列がかなり縮んだ。 第六章で巻き返しを図ったが、 第八章まで成果は出なかった。 第二章では世間をアッと言わせた自負がある。 しかし第三章では星を奪われ世間から消え失せた。 第七章は自分自身と向き合う事でこそ 愛すべき人々の幸せを願ったのだが伝わらず。 伝えようとする我の強さばかりが際立った。 第九、十、十一章については改めて言及しょう。 決して面倒臭くなった訳では無…

  • 幸せであれ。幸せであろう。

    この世に悲しみは無い。 そして悲しみはある。 あなたの悲しい顔など見たくは無い。 あなたの全ての悲しみを打ち消してみせる。 できるかできないかでは無い。 やるのだ。 やれるとしか思わないのだ。 100年後、 この目の前に映る全てが消え去り、 誰もいないのだとしても。 あなたには笑っていて欲しい。 だからこそ今日を生きるのだ。 明日の事は明日思考せよ。 そして今日は、 今日、直ちにあなたを愛すればよい。 昨日まで変わらず愛していた事はもうよい。 今日こそあなたの事を愛すのだ。 そして、 あなたはあなたの愛すべき人を愛して欲しい。 そして、 それは決して私である必要など無い。 あなたはあなたの為に…

  • 独白。

    坐とは 自分と もう1人の自分が 向き合うことなのだとしたら 顕在と潜在が向き合うことなのだろうか そう思えばそうなるのだろう 小難しく思考する必要はない 潜在をハックせよ 潜在をアップデートせよ 潜在を再定義せよ 洗剤を買い忘れたので 今日は洗濯できないな アリエールならぬ ありえーない まあ洗濯は明日でいいか それらはすべてただの言葉だ 今日は今日しかないのだから 僕と僕は今日を笑顔で生きよう あなたも笑顔でいてくれるのなら それはなおのこと素晴らしい。

  • 誰か教えてくれまいか!

    所謂、公衆和式便所の 水の流し方についての話題になった。使用後レバーを足で踏むのか、 手でグイとひねるのか?私を含む5名中4名は 何となく手でひねるのは汚いから足で踏むと回答した。私は子供のころから手でひねっていた。大で使用した場合にはお尻丸出しのまま そのまま手でグイだ。それを母親から教わったのかどうかは記憶にない。だが多勢に無勢みんなが踏んでいるレバーを自分だけ手でひねっているというのはなんだか私だけ汚らしく 下等な感じがしてくやしかったので足で踏んでいると嘘をついた。私は彼らの圧力に流されたのだ。嘘をつく私は結局汚い奴だ。したがってウンチ君の様に流されて当然だ。流されたから流されるのだ。…

  • ネコ語 解読成功!

    ネコ語解読本、満を持してついに発売!! 1.ニャーゴ≒おはよう ※読者の声:ほう 2.ニャーゴ・ニャーゴ≒こんにちは ※読者の声:ほうほう 3.ニャーゴ・ミャーゴ≒こんばんは ※読者の声:なるほどね 4.ニャーゴ・グラツィーエ≒ありがとう ※読者の声:ほんとかおい! 5.ニャーゴ・フニャーゴ≒お疲れ様です。 ※読者の声:ああ、まあね。 6.フーニャゴ・ニャーオ≒お腹ペコペコ ※読者の声:ふむふむ。 7.フーニャゴ・フニャゴ≒お腹いっぱい ※読者の声:ふーむそういうことか。 8.フゥー・フゥー≒熱いから冷まそう ※読者の声:絶対嘘やろ! 9.フーニャ・フーニャン≒ごちそうさまでした ※読者の声:…

  • 月曜の朝。

    朝目覚めた瞬間より疲れている カーテン越しの空が青いほどに煩わしい 早朝からテンションの高いニュースキャスター 辛過ぎてつけた瞬間に消してしまった 起きてから30分でタバコ10本も吸ってるな 腹が痛いがトイレに行くと遅刻するので我慢する 新聞の見出しが荒んでいるので読むのをやめた 洗面台で顔を洗ったが自分の顔は見ないようにした 気づいたらまたタバコに火をつけていた 今日一日の仕事の段取りが 頭の中をグルグルと回り続けている 携帯の電池があと少しなのに気づき慌てて充電する 昨日の夜眺めた弓張り月を想いだす 宇宙の広さとちっぽけな自分を比較する たいしたことねーな俺。と妙に心が落ち着く 荷物をあえ…

  • 蓑虫。

    みのむしになろう みのりきることがたいせつなんだね なにものかであるかなんて なにものにもきめられないし なにものにもわかりはしない ましてやせかいのせいかいなど かみさまだってほんとはしらないかもね すべてをしらなければならないないて すべてをしらないひとがきめたきめごと そんなことより みのぶくろにはいって すこしやわらいだ にしびのかぜにゆられよう にんげんにたとえるなら むずかしいじがたくさんかかれた こてんしょうせつをよみながら はんもっくにゆられる おじさんのきぶんらしいとのこと ふくろのなかはあんがいすずしいって おかあさんのともだちのしんせきの もはやだれだかわからないひとも …

  • 好きといおう。

    好きといおう 好きというのであれば それは明日では無い 今好きであれば今いおう 好きという 好きといおう 好きであるといおう 好きならば好きといおう 好きなのだから好きといおう それは今を生きるということ 好きだから好き 好きなのだから好きなので 好きなことが好きなのではなく 好きだから好きなのだ 好きなのだろう 好きなのだ 好きだ! どん兵衛のきつねうどんが ただそれだけのこと

  • 鯉と金魚と私。

    鯉が私の足に近づいてきて パクパクと口を寄せてきた 腹が減っているのかと思い 私は口から金魚を吐き出し 鯉が食べるのかとみつめた だか金魚が口を大きく広げ 鯉をすっぽりと口に含んだ 金魚の口の中で鯉は眠った 私は鯉の口の中で眠りたい

  • そして笑おう。

    ラーメンをすすろう そして笑おう 鼻の穴から似合わないチョビ髭のように 麺が飛び出すくらいでちょうど良い 寧ろ気づかれた直後スルッとすすり上げれたら最上 牛乳を飲もう そして笑おう 実は小学校6年間 給食の牛乳は一滴も飲んでいないけれど あの頃の敗北感は今となっては誰のものでもない ガリガリ君を食べよう そして笑おう 顔がよじれるほど 歯に染みたっていいさ 心に沁みるのはあなたの笑顔だから 泣きたいだけ泣こう そして笑おう 耐えきれず泣いてしまったら 耐えきれず笑えるといい 一緒に笑っていいのかな 今日を生きよう そして笑おう 明日は今日よりも楽しいよ だからそんな事悩んじゃだめだよ いつまで…

  • 走る。

    明日も走るだろう。ただ光を求めて。 ひたすら走ろう。闇を振り切る為。 真実はここには無い。いつも僕の一歩先にある。

  • 泣きぼくろ。

    僕がまだ小学生だった頃。 父と母は毎日の様に喧嘩をしていた。 母は父の稼ぎの少なさを貶し。 父は病弱で働きに出れない母の不甲斐なさを責めた。 『お父さんとお母さん離婚するかも知れない。』『お前はどっちに来たい?』 こんなにも恐ろしい質問を 浴びせられる事も日常だった。僕は唯一大人に対抗出来うる手段。涙をもってして 二人の離婚を阻止しようと試みる毎日だった。 小学生の僕は毎晩寝る前に祈った。 お父さんとお母さんが喧嘩しませんように。お父さんとお母さんが離婚しませんように。お父さんとお母さんが仲良くなりますように。みんなが幸せになれますように。 毎晩布団の中で百回祈った。百回祈れば明日の朝には み…

  • そうしてみてもよいのだろうか。

    本当の事を言うと 我慢しきれないくらいの どんよりと痛い部分があるよね でもそれはみんなだよ それぞれの事もあるし それぞれの事情があるんだね 許してあげようね 許せない事をこそ 許してあげるんだ 許して欲しいのならば そしたらきっと許してもらえるよ 許しは目的では無いんだけどね ありえないことであればこそ 創造できたらよいのだと思う 見知らぬ貴方なのだとしても 大切に想いたいんだ あなたは 大切ではなくて何者なのでしょう 何かでなくてはならないなんて 可笑しいよね 人々はいつか たどり着くのであろうか このどこまでも絡みつく螺旋を抜けた 素晴らしき日々の向うに

  • けれど、ない。

    逃げたいけれど逃げない。 叫びたいけれど叫ばない。 怒りたいけれど怒らない。 悔しいけれど悔しがらない。 悲しいけれど悲しがらない。 泣きたいけれど泣いたりしない。 涙が零れそうだけれど零したりしない。 また夢敗れたけれど次は敗れたりしない。 何年もかかるけれど絶対に挫折なんてしない。 心の中は不安で一杯だけれど笑顔は失くさない。 いっつも心配かけるけれど諦める訳にはいかない。 馬鹿なのは分ってるけれど そうじゃなくちゃ俺じゃない。 ほんとうは辛過ぎるけど 愛想尽きたら出てってくれて構わない。 無様で矛盾ばかりだけれど あなたを愛す気持ちに何の矛盾もない。

  • 粋。

    仕事の後に飲む酒はほんと天国だなそう言い放ったあなたの黄色いTシャツに デカデカとGo to HELL!と 書いてあるのはなんとも粋なんだ。 最近腹減らないんだよなあそう言い放ったあなたが昼休みの給湯室で水道水をがぶ飲みしてるのはなんとも粋なんだ。 ジーンズは洗ったら駄目なんだよ そう言い放ったあなたの赤い靴下が彼是3日同じままなのはなんとも粋なんだ。 日本社会はほんとに閉鎖的だなそう言い放ったあなたの社会の窓がパックリと開いてるのはなんとも粋なんだ。 焼きうどんは旨いよそう言い放ったあなたが頼んだメニューが実は焼きソバだったなんてなんとも粋なんだ。 スマホ買い換えたよそう言い放ったあなたのス…

  • 雨。

    いつの頃の事だろう 雨に濡れるのが好きだった 自らの穢れを 洗い流してくれると感じられるから いや、そんなに格好の良いものではない 雨に紛れて己の存在を消し去ろうと言うのか 消え去る事に怯えながら 愛し方を忘れてしまったのか 愛した事など無いと言うのに せめて己だけでも愛してしまおう そうでなければ あなたの事を愛せない あなたの事を愛したい あなたの事を愛したいのだ 雨は明日も降ってくれるのか 雨粒の一粒一粒が幸せの結晶となり 全ての人々に降り注いでくれるのだとして

  • かわらなきもの。

    絶対変わらない。 それがあなたの口癖 私への想い あなたは真剣な眼差しでわたしに誓った 時に笑顔で 時に泣き顔で。 私はほんとに幸せものだ。 こんな私をこんなにも想ってくれて こんなにも愛を降り注いでくれて 私を照らす温かい太陽であり 優しい月である存在。 まるでそんな太陽と月が 遠く遥かにたたずむように 518kmの距離が私たちのあいだを いつも遠く隔てていたんだ。 でもそれでも あなたはどんなに日々忙しくても どんなに疲れていても 1日の休みさえあれば 日帰りさえも厭わず たった5分でも 一目でも顔がみれたらと 流れ星みたいにシューって 飛んで会いに来てくれた わたしはその一瞬のきらめきが…

  • よしわかった。

    よしわかった あとのことは頼む おれは寝る 三日三晩寝る 三年でもよい 寝太郎なんてどうだろう そしておきる だいぶ腹が減っているので 飯を食う事だろう しかしながら金がないから めしが食えない それなら仕方ない金を貸してくれ 念のために一万円だけでよい 持っていないなら誰かから借りてきてくれ 1人百円づつなら100人から集めればよい それなら君にでも可能だろう 10人から千円づつならなお早くてよい 君の数多い友達では無い友達から 借りて来てくれれば幸いだ どうやらこの世の中に 金は存分に余っているらしい 真実を知るものはみな知っている しかしながら閉じられた金庫の鍵は 金庫の中にあるらしい …

  • 飛行機雲。

    飛行機になろう そしてあおぞらに絵を描こう 空に果てがないように 果てしのない絵を描こう 上手に絵を描こう でも本当は うまくなくてもよい 飛行機雲であの人の笑顔を描こう 笑顔の向こう側にある涙なんて 手を離した風船のようなものだよ もうしばられることなどない あのひとが あんなふうに そのことを そうはなしていたよ なんてもういいからね あなたはあなただ ただそこにあるだけで 素晴らしいから 飛行機雲が静かにきえてゆく なにものであるかなんて 誰も知らないし 知るすべもないし はじめから知らなくてもよい

  • 真純。

    換気扇の音が気になって眠れないよ。そういう君のいびきは 換気扇の音よりはるかに大きかったけど。僕は換気扇を止めてベランダで煙草を吸ったんだ。 角を取るなんてズルイ。そういう君には一度もオセロで勝てなかったけど。僕は君の色に染まれるならいいやと思い ベランダで煙草を吸ったんだ。 枝豆大好き。そういう君が止め処なく枝豆を食べ続けるから。僕は真剣に枝豆になる方法を考えながら ベランダで煙草を吸ったんだ。 あなたのって結構薄いね。そういう君が味の違いが分かる様な人生を 送ってきたのだとしても。僕らの人生には何にも関係ないやと ベランダで煙草を吸ったんだ。 怖い映画は嫌い。そういう君がドラえもんの歌を歌…

  • 自動販売機と俺。

    自動販売機でコーヒーを押すと おしるこが出てきた。 『まいど!』 自動販売機が馴れ馴れしく礼を告げた。客に対する無礼と 商品を取り違えるいい加減さに腹が立ち。違うぞコノヤロウと自動販売機に苦情をいうと。飲みたくないのなら飲まなくていいと言われた。そういう事じゃなくて押したものを出せと凄むと。お前は飲みたくても飲めない人を どう思うんだと言われた。可哀想だと思うが 俺だって喉が渇くんだと答えると。だったらぐだぐだ言わずに 一気に飲み干せと言われた。俺は猫舌だから 一気だけは勘弁してくれないかと相談すると。致し方ないから 一気だけは勘弁してやろうと言われた。俺はほっとして フーフー冷ましながらおし…

  • ドナドナ。

    久しぶりに口笛を吹いてみたら 口が笛になっていた何度言葉を発しても フィーフィーとしか音が出なかった周りの皆は大層大袈裟に哀しんでくれていたが涙が出ている者は一人も居ないようだった哀しんでも仕方ないのでドナドナの練習を毎日したたどたどしいながらも自分なりに心を込めて吹いたすると周りの皆の瞳からホロホロと涙が零れていた言葉など無くとも 伝えたい気持ちは伝わるようだった言葉で何とかしようとしていた自分の限界を知ったでも言葉で何とかしようとする 自分が嫌いではなかった

  • ナイフ。

    すみません。 すみません。 あなたのお持ちになられている。切っ先鋭いそのナイフ。 どうぞ私に貸して下さいな。 え。どうしてって?いやー。あのね。 どうしても。どうしても。私の弱気をえぐり出したいもので。 え。弱気をえぐり出したら。急に態度変えるんじゃないかって? いやあー。大丈夫ですって。私腰の低いタイプですからね。まあ。腰の位置も低いですけどね。へへ。 大丈夫。問題ないですって。いきなりズブリなんて刺しゃーしませんって。ナイフなんて大仰な物お持ちの割には。あなたも存外と臆病な方ですねえー。 ね。だからあなたのお持ちになっている。切っ先鋭いそのナイフ。どうぞ貸して下さいな。 どうしても。どうし…

  • どうしてくれるというのか。

    あめ あめはすべてを洗い流してくれるのか この世の中より舞い上がった あらゆる悲しみもしくは苦しみを 自ら当たり前のように引き受けて 雑巾 雑巾はすべての汚れを引き受けてくれるのか 自ら薄ら汚れきってしまうのだとしても 何ら見返りなど気にすることは無い むしろそうであればこそと あなた あなたの涙は誰が為に流すのだろう その意味を問う必要などまるで無い しかしながら誰かがあなたの為に 流す涙はきっとある 足掻いてこそ 幸せになるよりも 幸せな人を望んで 幸せを開き続けて 足掻く事に足掻き 愛されるより愛し 愛されるなら愛し 愛されずとも愛す いづれにしろ愛す 愛したいから愛す 愛は愛の為で無く…

  • ドラえもん

    聞こえないくらいの 小さく静かな音に耳をすませば 今日も微かな慟哭が 密やかに鳴り響いている 救われることはないと自問しながら 蒼白い炎が中心で瞬いている 彼らの足の裏で転ばされ枕を濡らしても その炎が消えることは決してない 百年を遡り戻ってきた 愛に満ち溢れている機械 疑うことなき無償を秘めて この先どれだけその渾身の愛を まだ頼りない眼鏡の子に 振りかざすのだろう 青の機械が 蒼白く燃える魂を 目指すべき高みまで昇華させる為に

  • タコ入道は結論に達しない

    タコ入道のような口をして エビフライを頬ばろう 贅沢に3尾くらい頬ばろう 尻尾まで食べた事を指摘されても 恥ずかしがることなんかない 3歳の子供のように 両腕をぐるぐる回して立ち向かおう 回し過ぎて涙が出てしまっても 回転速度がますのならば 気にする必要なんて何もない ガリガリ君のソーダ味と梨味を 両手に持って交互に食べよう どちらかにアタリが出て 嬉しくてどっちの味で当たったのか 忘れるくらい喜ぼう ガチャガチャをひこう 一番欲しいのがうっかり出てしまい 自転車に乗ってきた事を忘れ 走ってお母さんに報告に帰るくらい ひたすら熱狂しよう 幸せでありますようにと 心の底から願おう 自分よりもあな…

  • さびしいときには

    さびしいときにはわらおう こえをだしてわらおう こえはださなくてもよい さびしいときにはなこう こえをだしてなこう こえをだしてしまったほうがよい さびしいときにはそらをみよう あおぞらはいつもうつくしい くもりぞらであってもうつくしい さびしいときにはつきをながめよう まんげつだったらうれしいだろう おなじきもちでながめているひとがいる さびしいときにはほしをかぞえよう かぞえきれないくらかぞえたら かぞえきれないさびしさがながれてゆく さびしいときにはどうぶつえんにいこう きりんのくびはなぜながいのだろうか あのひとのかえりをまっているのだろうか さびしいときにはとんかつやにいこう みっく…

  • オセロ。

    角を取っていこうじゃあないか 過度なくらいの勝者となろう 可動し続け常勝無敗を目指そう グレイシ一の連中の様に誇り高く 実は最近あまり見ていないなんて こっそりあの子に告げることはない 逆にはっきりといなくなったと声をあげよう でもいなくなってなんかは無い いやさ、いなくなっていたとしても 白黒はっきりさせたら すっきりするだろう よもや グレーならばグレイシーなんて 口が裂けてもかたるべからずである 何を隠そう僕はオセロで一度たりとも 負けたことがない 今後負ける事もない それは常勝無敗が常である グリフィスの如し 勿論これは自慢ではない 黄金時代のはなしであるとしても だが ガッツに怒られ…

  • 玉座なう

    玉座に鎮座してみたい 何か すべての人々を 幸せにしてあげれる 力を 持てる者に なれるような 気がするから 気がするだけなのだろうか なれると思えば なれるのだろうか なれると思わなければ なれない事だけは確定 ではないかもしれない 力が欲しいというよりは 幸せな人々で この世の中を真っ黒に いや真っ白か いや色とかでなく 埋め尽くしたい しかしながら 真っ黄色も ちと違う そうはいっても 色々な色があるからこそ 綺麗な気もしてはいる 綺麗事なんかじゃあない ただ己の為と言わせてもらおう それが真実 ただ みんなと一緒じゃなきゃあ 正直言って ちっとも 楽しくなさそうなんだもん そして 彼で…

  • 何者でもないからこそなのか

    何者かになりたいと思う それなりに前から そう思っていた ただし それは誰の為なのかは わからない ふつうに わかりやすい解答は もちろん自分の為なのでしょう むろん自分の為だ そうとしか言いようがない だがしかし 本当にそうなのか 自問自答せよ 答えは風に吹かれている と見せかけて 実は 風に吹かれている なんとも素晴らしい 表現をしてみたい 手垢のついていない表現を 探し続けたい それまでは 手垢にまみれきっているとしても やめるわけには 表現だけは 諦めるわけにはいかないでしょう 今日という日を すべて言葉で表現できたなら 奇跡的に素敵な 1日であったと断じたい それはあなたも同じこと

  • あなたへ

    幸せであって欲しいと 願う気持ちが叶うといいなと 思うもので 願っている事が むしろ伝わらないように しかし叶うのであれば なおいい訳で つまりは 言い訳ばかりの僕ですが 願う気持ちを 偽りたくは無いもので そっと 何か人知れぬものに 寄せれるならば それがどうにか 届くのであれば それは最上 そして 届かないのであれば それはそれで きっと その次に最上

  • マザコン初詣。

    自ら逝く勇気など始めから無いもので。 だったらいっそ。あなたが逝ってくれねーかなぁと思ったりして。でももし逝かれたら すごい勢いで崩れるの分ってるし。忘れた泣き方なんて思い出して おもいきり泣くんだろうし。悲しいの耐えられないけど 苦しい姿みるのも耐え難いし。なんとも我侭な訳で。 だから初詣なんかに来てすがっているんですよ。こんなにも俺が俺がの人間の俺が。何しろあなたの事ばかりを祈りたいんですよ。 でも恐らく。いや確実にそれは。自分自身が悲しみから逃れる為の。自分勝手な切望でもあるんでしょうが。 でも俺は確実にあなたの胎内で創造され。この世に生まれ落ちたのですから。 ただただ必死に自分自身とあ…

  • 向かうべき場所。

    動け。 残像が見えるほど鋭く。 動け。 つべこべと 考えるより先に。 動け。 明日ではなく 今だ。 動け。 ちまちました準備も 戦略もいらない。 動け。 可能な限り 他者と違うベクトルへ。 動け。 例え煙たがられても むしろ煙に巻くかの如く。 動け。 トリッキーこそ 個性である。 動け。 未来は過去へと 流れてゆく。 動け。 ただ 楽しいと感じるままに。 動け。 物理的に難しいなら ますは何かを発信せよ。 動け。 幼き頃の 自由な心を抱き。 動け。 まだ何者でもない。 おれよ。 動け。 何者でもないから 何者にでもなれるはず。 動け。 何者であるかは 自ら決してしまえばいい。 動け。 愛すべき…

  • ここに虚無なんて無い。

    よしんば僕が 四畳半の湿った畳に さめざめと 突っ伏す様に生きているのだとしても。 いや確実に生きているのですが とりあえず鉛のごたる 重たい身をよじりあげてでも 仰向けになれ 両手を胸を天に向け大きく開け。 そしてこの世の中で最も大好きな人の 髪の香を嗅ぐ勢いで深呼吸し その反作用を利用して ブレストファイアーで屋根なんて吹っ飛ばせ。 ブレストファイアーが出せないなんて 嘆くんじゃあない。 出せないのではなく出すのだ。 考えるな感じろ。 ジークンドーだ。 それでもどうしても出ないのなら 出しているテイでもとりあえずいいだろう。 そして 屋根が無くなれば 青空が丸出しだ。 四畳半の大きさに切り…

  • ねえねえ。

    ねえねえ。イヌよりもネコ系が好きだよね? うん。あなたってイヌ系だね。 はは。手強いなあ君は。 ねえねえ。映画好きだよね? うん。一人で観に行くのが一番好き。 はは。手強いなあ君は。 ねえねえ。血液型A型だよね? うん。私占いとか大っ嫌いなんだ。 はは。手強いなあ君は。 ねえねえ。メールとかするの? うん。これ以上メル友増やす気はないけどね。 はは。手強いなあ君は。 ねえねえ。ブランドとか嫌いだよね? うん。超一流は別だけどね。 はは。手強いなあ君は。 ねえねえ。なんとなく冷たいイメージだね? うん。普段は違うけどね。 はは。手強いなあ君は。 ねえねえ。ずいぶん飲んでるけど大丈夫? うん。あな…

  • 焼き餅と誕生日。

    珍しく田舎から餅が届いたので。食欲は無かったが食べないのも申し訳ないから。焼餅にでもしようと箱から三つばかし取り出し。オーブントースターに並べて焼いたみた。すると餅の入ったダンボール箱に 紙切れが入っていた。それは僕の誕生日を祝う短い手紙だった。僕さえ忘れていた今日のこの日を親は忘れずに祝ってくれた。餅を搗いている年老いた二人の姿を想像すると。僕はなんともいえない気持ちになり。焼き上がった熱い餅を グイグイと口の中に押し込んだ。押し込めば押し込むほどに なんだか胸が苦しくなった。僕は喉を詰まらせたのかほとんど嗚咽なのか。よく分らないへんてこな音を鼻から発し。自分を誤魔化すように更に焼餅を口に押…

  • どうも!そんな僕がここにいます。

    どうも!かくれんぼで鬼になったのはいいが。百数えている間にみんなに家に帰られた事のある。そんな日の夕焼けが 目に沁みて仕方なかった僕がここにいます。 どうも!当たりつきのアイスが 三連続で当たったのはいいが。駄菓子屋のババアに疑いの眼差しで 舌打ちされた事のある。そんな子供にさえ対等に 厳しい町で揉まれた僕がここにいます。 どうも!校庭にあった木馬の遊具にたかる白蟻を 撃退していたのはいいが。先生に木馬を壊していると見なされ 破壊主義者と罵られた事のある。そんな勝負に勝って 試合に負けた僕がここにいます。 どうも!授業中強烈に腹が痛くなり呻いたのはいいが。ふざけた顔で授業を受けるんじゃないと …

  • 僕はあるんだ。

    床屋で散髪中マスターに『あ!』って言われる事ってあるよね?僕はあるんだ。 基本的にじゃんけんでパーを出す事を見抜かれパーマンと名づけらる事ってあるよね?僕はあるんだ。 意識的にグーを出すようにしたらドラえもんと名づけられる事ってあるよね?僕はあるんだ。 進級時に張り出されるクラス分け表に名前を載せ忘れられる事ってあるよね?僕はあるんだ。 情報漏洩に気を使い シュレッダーで書類を処分していたら『君にそんな重要な仕事は任せていないよ。』 と言われる事ってあるよね?僕はあるんだ。 妹の子供に『なんで結婚しないの?』なんて純粋な瞳で聞かれる事ってあるよね?僕はあるんだ。 フィリピンパブで『ワタシノシン…

  • ブーツの中のにおいを嗅いだ。

    寝ている隙にブーツの中のにおいを嗅いだ気が遠くなるという言葉の意味を知った君を好きな気持ちに変わりは無い 寝ている隙に鼻毛を抜いてみた殺すぞゴラァと胸ぐらをつかまれた君を好きな気持ちに変わりは無い 寝ている隙に携帯の電話帳をみた僕の番号が仕事関係というグループに属していた君を好きな気持ちに変わりは無い 寝ている隙に布団を掛けなおしてあげた疲れてるからやめてといわれた君を好きな気持ちに変わりは無い 寝ている隙に煙草を買いに行った帰ってきたらドアにチェーンがかかっていた君を好きな気持ちに変わりは無い 寝ている隙に花に水をあげておいたこの花強いから水あげなくても 枯れないんだよと自慢げだった君を好き…

  • 焼きそばパン。

    コンビニの入口脇で。ホームレス風情のおじさんが。焼きそばパンを貪り食う姿を見た。 よく分からないけれど。 こんな光景を見るといつも。僕は胸を締めつけられてしまい悲しくなる。でもおじさんは強力に腹が減っていて。ブルーシートの青い家に帰るまで 我慢出来なかったから。ここで食べているだけかもしれない。だけれどどうしようもなく悲しい。 よく分からないけれど。 僕が一億円持っていたら一千万円あげたい。でも僕は今一万円持っているけど 千円をあげれない。だから僕は一億円持っていても 一千万円あげれないだろう。 そんな人間だ。 優しさなんて分からない。愛しさなんて分からない。正しさなんて分からない。悲しさなん…

  • 雲。

    朝が来たので洗面台で顔を洗っていたら排水溝の中から声がしたのでどうしたのですかと尋ねると流されるままに生きていたらここにたどり着いていましたと返事があった申し訳ないですが僕は時間が無いので助ける事が出来ませんと告げるとはい分かっています私もあなたの場所にいた頃はそういった余裕は一切ありませんでしたのであなたの気持ちを痛くお察ししますと返事があった僕は手を滑らせた振りをして聞こえてくる声を排水溝の奥へ流してしまうととにかく大変そうな顔をして先を急いだ アパートのドアを開き駆け足で通りへ出ると電柱の脇のゴミ置き場から声がしたのでどうしたのですかと尋ねるといらないものを全て捨てていたら最後にいらなく…

  • 心拍数。

    やめたいと言うとやめちゃいなと君は言うそんなに簡単じゃ無いよって言うといつも簡単だよと返されるいつか君は僕をやめるのかいつも簡単みたいだからとても恐ろしい一先ず君の胸に耳をよせて心拍数を把握しておく事にする 一緒だねと言うと一緒じゃないよと君は言うどうしたら一緒なのって聞くとすごく難しいよと返されるいつから僕らは別々なのかすごく難しいみたいだからとても哀しい一先ず君の背中に指をあてて足りないものを探り当ててみる もういくよと言うと気をつけてねと君は言う君はいかないのって尋ねるとどこまでも深いからと返されるいつからか溝の底はみえなくなったどこまでも深いみたいだからとても埋まらない一先ず君の額に口…

  • 笑って生きてそしていけ。

    黒カラス。ゴミを漁りて世を乱す。僕の出すゴミ見向きせず。嬉しいような。悲しいような。 階段で。予想以上に足が出ず。脛を打ち据え悶絶す。疲れているなと慰める。老いた等とは一切認めず。 トイレに入りて用を足す。ふと気づいたら紙は無し。芯をほぐして紙代わり。流す瞬間絶句する。きっちり付いてたウォシュレット。 社内にて仕出し弁当昼食べる。蓋を開けたら具が足りず。みんなはあるが僕は無し。竹輪の天婦羅僕は無し。細かいところで凹む僕。 車内にておじいさんが前に立つ。席を譲るか悩む僕。『すみませんね』とおじいさん。隣の学生即譲る。だらしない僕たぬき寝入り。 珍しく携帯電話に着信あり。勢い勇んでかけ直す。愛想良…

  • 私は負けない。

    本屋で写真集を買って 売り出し中のアイドルと握手した。机の下で何度も掌をジーンズに こすりつけているのを目撃した。私は負けない。 吉牛で奮発して卵をつけた。おもいっきし卵の殻が入っていた。私は負けない。 嫌味な上司に頭を下げた。君は一級お辞儀士だなと言われた。私は負けない。 おみくじを引いてみた。やっぱり凶だった。私は負けない。 喫煙席で煙草を吸った。おばさんが聞こえよがしに咳を連打した。私は負けない。 休日出勤した。3時間かけた報告書類が強制終了した。私は負けない。 ワンセグのテレビ携帯を買った。私のうちは電波が入らなかった。私は負けない。 念願のロレックスを購入した。良く見ると文字盤にロラ…

  • まあいずれにしろ。

    鼻毛出てるよと言われた。まあいずれにしろ出ていたので善しとした。 体調の悪そうな亀みたいと言われた。まあいずれにしろ亀は好きなので善しとした。 あなたっていつも煙草吸ってるねと言われた。まあいずれにしろ止めろとは 一言も言わないので善しとした。 渡辺謙からカッコ良さを取ったみたいと言われた。まあいずれにしろ系統は一緒の様なので 善しとした。 右利きの人が 無理から左で書いた字みたいと言われた。まあいずれにしろ 左利きなのを知っててくれたので善しとした。 あなたのカラオケって サビ以外完璧よねと言われた。まあいずれにしろ サビ以外は完璧みたいなので善しとした。 太陽が似合わないタイプねと言われた…

  • あし。

    最近どうにも足が疲れて疲れて仕方が無いので 病院に行くと一応疲れていますねと診断された一応と言う言葉にむっとしたがいやそれは最初から分かっているのですが原因が分からんから調べて欲しいのですと尋ねるとそれは全くもって意味の無い事だと切り返されたいやいやいやいや それは可笑しいだろうと反論するとそれではお大事にと診察を完了された三時間待って三分の診察だったので尚更気に食わなかったがどうにも気が弱いので諦めて診察室を出た 次の順番の方どうぞと中から声がして体格のいい男性がすれ違いに入っていった私は重たい足を引きずり のっそりと待合室に向かうと中から最近どうにも疲れて疲れて仕方ないのですが と聞こえた…

  • 旅先にて駱駝の口を臭う。

    エジプトに行った。二週間行った。世界遺産ピラミッドの佇む地ギザでは。乗ろうとした駱駝の口が超臭かったから。気持ちが萎えて結局乗らなかった。駱駝は怒ったのかツバを飛ばしてきて靴についた。旅行中しばらく臭いが取れなかった。 インドに行った。一ヶ月行った。インド第三の都市デリーでは。おばさんが野良牛(向こうで牛は神様。)を木の棒でバッチンバッチン叩いていた。売り物の青草みたいのを食べられたかららしい。じっと見てたらおばさんに睨まれて 怖くて家に帰りたくなった。 タイに行った。一週間行った。タイのリゾート地パタヤーでは。ムエタイの達人の様な体躯の オカマちゃんに迫られ逃げた。そしたら全力で追っかけて来…

  • ライダーと戦闘員。

    友人のYは、ショッカーに所属している。無論、悪の秘密組織に在籍している訳であり人様に堂々と胸を張れる仕事では無い。例えそれが女房、子供を必死に養う 彼なりの生き様だとしてもだ。だがマスクを脱いだ彼は、 僕にとって胸を張るのに十分足る奴だ。それは無数の敗北を 背負い続けてゆかねばならぬものであればこそ初めて纏う事が出来る、そんな種類の優しさを 彼が持っているからなのだと思う。つい先日も僕では無く彼が、酔っ払いに絡まれた女性を何躊躇う事無く、 助けに入った。それは、常勝無敗が宿命である 僕よりもずっと速く、そして潔かった。そして彼は、万年ヤラレ役の ショッカー戦闘員である。長年培った所作が体の芯に…

  • 正解と不正解。

    『ヨーイドンッ!』した瞬間に全力でこける。全力出した結果なので正解。でも後ろの人に後頭部を踏まれたので不正解。 『グチョッ!』新品の靴で吐き捨てられたガムを踏む。他の誰かが踏まなくてすんだので正解。でも実は犬のフンだったので不正解。 『ズルッ!』凍えるアスファルトでカッコ悪く滑る。向こうから来た女の子を笑わせたので正解。でも足をめっちゃグネったので不正解。 『ゲボッ!』安酒を呷り過ぎ粗相する。翌日二日酔い無く企業戦士に変身で正解。でもそんな自分に酔っている様では不正解。 『ガリッ!』あめを辛抱溜まらず噛み砕く。妙に気持ちいいので正解。でも虫歯にあめが突き刺さり激痛に白目をむき不正解。 『ビリツ…

  • ふしあな。

    思うところがあり木の節をじいーっと眺めていたら目が節穴になってしまったオロオロと手と足を同時に動かして慌てていると青リンゴの香りのする見知らぬ誰かさんがあっちのほうにその辺の事情に詳しい人がいますよとガム的なものをクチャクチャやりながら教えてくれたのでそっちのほうへ兎に角歩き出す事にしたおそらく三日三晩ひたすら歩き続けたのだろうかふと足に妙な張りがあるなあと擦ってみると完全に足が棒になっていた気づいたとたんにもんどり打って地面に倒れると日差しに強烈に弾かれて喉がカラカラな事に気がついただが目は悲しいかな節穴になってしまったようだし足はどう誤魔化そうにも確実に棒になっていたのでにっちもさっちも動…

  • 白猫とお婆さん。

    ガッシャンコン。ガッシャンコン。 僕が今度引っ越してきたこの町は。こんな無機質で機械的な音が。其処彼処で聞こえる工業地帯です。世に言う京浜工業地帯の一角です。 越して来てまだ1週間。未だ自分の安アパートの周辺状況を 把握出来ていない僕は。煙草が切れた事もあり。散歩がてら煙草屋さんを探しに出かけました。 正直。いや特に隠すつもりはないのですが。二十歳過ぎまでずっと田舎で生まれ育った僕は。この町の匂いやあの機械の無機質な音。人々の歩く早さ。 空の狭さ。 霞んだ空気。 全てに違和感を感じ。 遠き故郷の面影を思い出しては。 溜息を着くような日々を送っていました。 そんなモヤモヤとした心を身に纏いながら…

  • 饒舌に鳴く冬の夜。

    苦節六年程度の事であるが舌で鼻をほじる練習をしている。厳しい道程ではあったのだが左穴はこなせる様になった。しかし右穴が手強いのは顔面が左右対称ではない為か。どうしても核心に迫る程にじり寄る事が出来ない状況だ。しかも練習中に放つ奇天烈によじれあげた滑稽な顔面を他者に度々見られてしまっているという気不味さもある為。此処まで来たら是が非でも成功させねばならないのである。練習中に眠ってしまい煙草の不始末でボヤを起こしもした。目覚めた瞬間眼前に火柱が立上っていた光景は忘れない。焦げた絨毯を拭いている内に夜が開け朝日を見た時には。僕は生きていますと出張先の焦げ臭い借家で心底実感した。 そして成功させれば六…

  • そんな夏でした。

    はしゃいで飛び込んだプールの底に 顔面を泣けるほど打ったけど涙をプールの水に紛らせ笑った夏でした カルピスが痰みたいに絡んだけれど白くて甘い夏でした 台風で傘が根元から折れたけど心は折れない夏でした スイカは割れずに空振りしたけど先生の頭に棒がヒットしてグーで殴られた夏でした くらげに刺されて 突き抜けるほど痛くて腫れあがったけど空は突き抜けるほど晴れあがってる夏でした 好きな子のうちの麦茶は砂糖が入ってて 口に合わなかったけど子供なりに気を使って美味しそうに ゴクゴク飲み干した夏でした 友達と我慢比べをしたのはいいけれど我慢しすぎて目の前で ロケット花火が炸裂した夏でした 得意気に頬張るカキ…

  • 膨らんでゆく。

    嫁の腹が日に日に膨らんでゆく。検診に行くたびに倍の生命力で大きくなってゆく。嫁は四六時中続く気持ち悪さを懸命に我慢している。風邪を引いてもなるべく薬を飲みたくないという。嫌いなニンジンも頑張って食べている。大嫌いな魚の小骨も頑張って噛みしめて食べる。少しでもお金を貯めようと今日も靴売り場で働いている。産まれ来るその時の激痛に僅かに怯えながら。 俺はと言えば。相変わらず自分の事ばっかりで。夢みたいな夢なんて追いかけて。その夢もほとんど忘れちまって。煙草の煙で誤魔化して。焼酎煽って寝るだけで。頑張れよなんて励まして。欲望ばかりが膨らんじまって。俺に任せろなんて膝震わせて。風呂を洗ってやるのがせいぜ…

  • 願え。

    今日も世界の何処かで。手を失う人がいる。足を失う人がいる。光を失う人。音を失う人。親を子を友を愛すべき者を何故なのかと考える刹那さえ無く。恐るべき瞬きの中。全てを失う人がいる。 ああ俺よ。誰かの為に祈る事すら惜しむような俺よ。携帯電話を失う事さえ恐れるような俺よ。 十秒だけでいい。心から願え。 全ての人々の笑顔を心から願え。 理屈なんてどうでもいい。心から願え。 願え。 願いなど届かないのだとしても。

  • おじさんTシャツ。

    首がスッカリ伸びきって。 おじさんのランニングみたいになったTシャツ。 もう十分役目を果たしたんだけれど。 洗濯してたたんでしまうと。 愛着なのか。 せこいのか。 何故だかまた着てしまいます。 同じく靴下。 パンツもそうだ。 靴下はまだ穴さえ開いてくれれば 思い切って捨てれるのだが。 パンツは軽くゴムが伸びたくらいでは また履いてしまう。 お金持ちになっても。 立派な人になっても。 調子に乗っても。 凹んでも。 絶望にうちひしがられても。 投げやりになっても。 何かに疲れても。 悲しくて涙こぼれても。 これが僕だ。 こんな僕だ。 僕は僕だ。 心根はこんなもんだ。 おじさんTシャツをいつまでも愛…

  • 一問一答。

    ハルマゲドンこねーかなー。37歳の先輩はそういう。こないでしょうねえー。僕は答える。 俺を殺してくれよ。 37歳の先輩はそういう。 僕は捕まりたくないから嫌ですよ。 僕は答える。 知らない人とは住めねーよ。37歳の先輩はそういう。じゃあ結婚は出来ないすね。僕は答える。 かあちゃんがホモ扱いするんだよ。 37歳の先輩はそういう。 え。違うんすか。 僕は答える。 いつ北朝鮮が攻めて来てもいいよ。37歳の先輩はそういう。たぶん一番に逃げるのは先輩ですよ。僕は答える。 夢なんかねーよ。 37歳の先輩はそういう。 それじゃあモテないっすね。 僕は答える。 女と全く口聞いてねーよ。37歳の先輩はそういう。…

  • 心から祈る。

    手が届かないというからかわりに蛍光灯を換えてあげた 堅くて開かないというからかわりにフタを開けてあげた 重くて動かないというからかわりにソファーを運んであげた うまく出来ないというからかわりに愛想笑いしてあげた 悲しいのに涙が出ないというからかわりに大声で泣いてあげた 自分から振るなんて出来ないというからかわりに『さよなら。』って振ってあげた そんな二人に終わりが来るまで君はいっぱいありがとうっていってくれたけれど ほんとはね。 喜んでいる君の姿を僕がみていたかっただけなんだ 怒っている君の姿を僕がみたくなかっただけなんだ 哀しんでる君の姿を僕がみたくなかっただけなんだ 楽しそうな君の姿を僕が…

  • あなたを想えば。

    あなたを想えば私が私を溢れます だけれど誰かの為に泣けるほど美しくなんて無いのだからこれはきっと涙ではないのです ほんとはもうはっきりとは覚えていないのだからこれはきっと涙ではないのですそれはきっと知らない海に繋がれているのです だからきっとあなたを想えば私が私を溢れるのです 切なさは切なさにかえりました哀しみは哀しみにかえしました ただあなたを想えばあなたが私の底まで押し寄せてきて 私をさらってしまうのでしょう

  • 辿り着く先は

    その選択によってもたらされる結末を 最終的に引き受けるのは誰か? あの人の期待を満たすために 生きてはいけない。 幸せになる勇気より。

  • まあいずれにしろ。

    鼻毛出てるよと言われた。まあいずれにしろ出ていたので善しとした。 体調の悪そうな亀みたいと言われた。まあいずれにしろ亀は好きなので善しとした。 あなたっていつも煙草吸ってるねと言われた。まあいずれにしろ止めろとは一言も言わないので善しとした。 渡辺謙からカッコ良さを取ったみたいと言われた。まあいずれにしろ系統は一緒の様なので善しとした。 右利きの人が無理から左で書いた字みたいと言われた。まあいずれにしろ左利きなのを知っててくれたので善しとした。 あなたのカラオケってサビ以外完璧よねと言われた。まあいずれにしろサビ以外は完璧みたいなので善しとした。 太陽が似合わないタイプねと言われた。まあいずれ…

  • 笑って生きてそしていけ。

    黒カラス。ゴミを漁りて世を乱す。僕の出すゴミ見向きせず。嬉しいような。悲しいような。 階段で。予想以上に足が出ず。脛を打ち据え悶絶す。疲れているなと慰める。老いた等とは一切認めず。 トイレに入りて用を足す。ふと気づいたら紙は無し。芯をほぐして紙代わり。流す瞬間絶句する。きっちり付いてたウォシュレット。 社内にて仕出し弁当昼食べる。蓋を開けたら具が足りず。みんなはあるが僕は無し。竹輪の天婦羅僕は無し。細かいところで凹む僕。 車内にておじいさんが前に立つ。席を譲るか悩む僕。『すみませんね』とおじいさん。隣の学生即譲る。だらしない僕たぬき寝入り。 珍しく携帯電話に着信あり。勢い勇んでかけ直す。愛想良…

  • 膨らんでゆく。

    嫁の腹が日に日に膨らんでゆく。検診に行くたびに倍の生命力で大きくなってゆく。嫁は四六時中続く気持ち悪さを懸命に我慢している。風邪を引いてもなるべく薬を飲みたくないという。嫌いなニンジンも頑張って食べている。大嫌いな魚の小骨も頑張って噛みしめて食べる。少しでもお金を貯めようと今日も靴売り場で働いている。産まれ来るその時の激痛に僅かに怯えながら。 俺はと言えば。相変わらず自分の事ばっかりで。夢みたいな夢なんて追いかけて。その夢もほとんど忘れちまって。煙草の煙で誤魔化して。焼酎煽って寝るだけで。頑張れよなんて励まして。欲望ばかりが膨らんじまって。俺に任せろなんて膝震わせて。風呂を洗ってやるのがせいぜ…

  • 心拍数。

    やめたいと言うとやめちゃいなと君は言うそんなに簡単じゃ無いよって言うといつも簡単だよと返されるいつか君は僕をやめるのかいつも簡単みたいだからとても恐ろしい一先ず君の胸に耳をよせて心拍数を把握しておく事にする 一緒だねと言うと一緒じゃないよと君は言うどうしたら一緒なのって聞くとすごく難しいよと返されるいつから僕らは別々なのかすごく難しいみたいだからとても哀しい一先ず君の背中に指をあてて足りないものを探り当ててみる もういくよと言うと気をつけてねと君は言う君はいかないのって尋ねるとどこまでも深いからと返されるいつからか溝の底はみえなくなったどこまでも深いみたいだからとても埋まらない一先ず君の額に口…

  • 習慣の定義

    知識 スキル 意欲 それぞれが交わるところが習慣となる。 知識 何を何故するのか スキル どうやってするのか 意欲 それをしたい 7つの習慣より 自然な事であって 簡単では無く 簡単な事であって 自然では無い。

  • 色々な街。

    「好きな街」 まず真っ先に糀谷はいい街だ。何故なら生まれ育った街だから。良いも悪いも含めて好きな街だ。もう行く事は無いのだとしても。 田園調布はいい街だ。通った高校がある街だから。我が人生。学生時代で最も楽しい時と楽しい奴らがいたから。もう、二度と会う事は無いとしても。 大久保はいい街だ。新宿では無い。船橋の向こう、遠い街だったが我が母校がある街。無二の親友に出会った街。無二であっても、もう7年会ってない。でも昨日のように笑顔で会える奴らがいた街。 梁川はいい街だ。大好きなじいちゃんとばあちゃんがいた街。尽きることの無い愛を注いでくれて。 ありがとう。 随分前に死んでしまったから会いたくても。…

  • 原則とは。

    原則は現実の場所である。 正しい原則に価値を置けば、 真理を手にし、 物事のあるがままの姿を知ることができる。 〜7つの習慣より〜 深いですね。 私などは まず原則を正しく知るところからです。 今日をちゃんと生きよう。

  • インサイド・アウト

    内にあるものを外に出す。うーん難しい。気を使う事が障壁なのだろうか。しかしながらその気は自分に対して使っている訳で。難しいと言える筋合いでは無い。パラダイムをしっかりと定めなければならない。7つの習慣をしっかりと読み込む事によりまだまだ得るものが溢れている。自分の進むべき道。オヤジになった今この時も見つけられずにいる。絶対に見つけ出したいと思う。若かりし日の彼女にこの世に絶対は無いと言い渡された身ではあるが。

  • 7つの習慣から始まった。

    過去1年間は自分自身を成長させるべく自己啓発書を読む事に注力してきた。正直、自己啓発と言う言葉に対し昔からとっつきにくいイメージしかなかったのだが、今の自分を乗り越えるにはいよいよ先人の知恵を借りるしか無いと藁にすがる思いで縋りついたのである。そして自分なりの情報収集により。人生初の自己啓発書である7つの習慣にたどり着いたのだ。そして、ずっしり分厚めの本の第1ページ目をめくったその先の話は次回に続くのであった。

  • アウトプットしなければ何も変わらない。

    こうしてブログを始める事にしたのは、自分のアウトプット力がどうにも足りないのでは無いかという事に思い至ったからなのです。いくら心の中で色々なことを考えていても外に出さなければ何もしないのと同じであると。少なくとも周りの人からすると。と言う事で少しづつ自身を出力出来る人間を目指し奮闘する男の生き様を(少々大袈裟)綴っていきたいと思います。

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