仙台三十三観音巡り:大願寺(第七番)
Prev:荘厳寺(第六番) 目次 第七番札所:大願寺 七番札所について 小見出し1-2 大見出し2 小見出し2-1 小見出し2-2 第七番札所:大願寺だいがんじ らいふ ここが七番札所の「大願寺」ね♪ じんせい この山門から東に延びる道を大願寺通というんだよ。 それにしてもステキな門ね~。 七番札所について 七番札所の大願寺は浄土宗のお寺で、慶長8年(1603年)に現在の立町に「太子院」という名で開山しました。 仙台藩主・伊達政宗が寛永13年(1636年)に亡くなり、埋葬された後、当時は原野であったこの場所で伊達家特有の葬礼によって空棺と葬礼道具が燃やされ、灰塚が造られました。そこを拝領して建てられたのが大願寺です。 難儀なことにこのお寺は三度にわたる火災で、本堂をはじめ、ほとんどの仏具を失っています。 しかしそれでも観音像だけはいつも無事でした。 その観音像ですが、木造高さ120cmの聖観音像で、元禄3年(1690年)に檀家が両親の供養のために寄進したものとされています。 このお寺で有名なのは向唐門むかいからもんという様式の山門です。仙台市登録文化財にしていされています。 bunkazai/shiteidb/c00641.html この山門は仙台藩主四代綱村の正室・仙姫(万寿院)の墓所の門として建てられたものです。もとはお墓のあった万寿寺にありましたが、明治に変わって寺院経営が苦しくなり、売りに出された経緯があります。 御詠歌:"たておきし弥陀の誓ひの大なる願のうちに誰かもるべき"
2019/01/29 18:20