宮城谷昌光『晏子』が最高に面白い。読んだあらすじと感想。
宮城谷昌光作品の中でも傑作と言われる小説『晏子(あんし)』が非常に面白く、終章まで一気に読み切ってしまったのでご紹介したい。もともとはというと、はてなの読者さんからコメントで『晏子春秋』をオススメされたので早速読んでみようかと思っていたのだが、日本語の文献が少なく、かつ買おうと思うとあまりに高価で、その上近所の図書館にも無い。しかしながら漢文もろくに読めない私がいきなり『晏子春秋』に手をつけるのは若干気が引けた気もしており、さてどうしようかと思っていたところ、なんと小説家の宮城谷昌光さんが「晏子」を書いていることを知った。晏子(一) (新潮文庫)作者: 宮城谷昌光出版社/メーカー: 新潮社発売…
2019/09/01 14:50