歌川貞秀 ー空飛ぶ浮世絵師のきわどい画業ー

歌川貞秀 ー空飛ぶ浮世絵師のきわどい画業ー

横浜絵の代表的な浮世絵師の一人・歌川貞秀(五雲亭貞秀)。鳥観図を多く手がけたところから「空飛ぶ絵師」などとも称される。これまでの記事では「タンコブが特徴的な自画像」や「版元の要望を無視して彫師泣かせの密画を描く」「師匠・歌川国貞の後妻との折合いの悪さ」などのエピソードについて書いてきた。今回は貞秀の画業を中心にご紹介。