どうすれば「自由」な社会を作れるか?~苫野一徳著『「自由」はいかに可能か-社会構想のための哲学』から学ぶ②~
前回の記事をアップしてから、できるだけ早く続きの記事を綴りたいと思いつつも、相変わらず勤務日の昼間は特別支援教育指導員の業務に追われて疲れ切ってしまうため、帰宅後にはまとまった執筆時間をなかなか確保できない。でも、何とか休日の隙間時間を活用して記事の続きを書こうと決意して、今、パソコンのキーボードを叩いている。今回は、本書で著者が主張している「自由」を実現するための「社会的条件」について簡潔に要約してみようと思うが、できる限り支離滅裂な文章だけにはしたくないので、時間的な空白を挟んでも文脈を意識しながら綴っていきたい。 まずは、前回の記事内容を簡単に振り返っておこう。著者は、「自由」の本質(共…
2024/11/10 16:08