桜を見ても何の感情もない・・・

人間として、もう終わってるのかもしれませんね・・・。もし湧いてくる感情があるなら、限りなく負のものです・・・。なぜならここ2～3年、桜咲く春の季節は全く良いことがなかったから。父が亡くなったり、健康診断で思いも寄らぬ「再検査」を受けたり、離婚の話が持ち上がったのもこの頃。色を失った春の景色は、ただただ苦しくて切ないばかりでした。桜を見る度に当時を思い出し、ふと泣きたくなる時もありました。通勤途中に何か所か、桜が満開の場所を通ります。時々写真を撮っている人たちもいて、短い花の命を愛おしんでいます。しかしながら私は・・・。日々の暮らしを営むだけで精一杯。離婚してから、心も体も本当に余裕のない生活をしてきました。そして疲れ果てた先の感情は、「無」でした。きっと元夫は、家族や仲間と季節の彩を楽しんでいることだろう。彼の...桜を見ても何の感情もない・・・

電車の中で

昨日の通勤の電車内のことです。現在のメインの職場の始業時間は14時。なので前の職場のように、朝からの満員電車とは無関係になりました。帰りは残念ながらプチ密状態になるけれど、行きのガラガラ電車にはほっとするものがあります。しかしながら今は春休み。親子連れや子供たちだけでどこかに出かけるのか、昨日はそこそこ混んでいました。我が県は目下桜が満開です。お花見にでも行くのでしょう。とにかくいつもより密でした。それでも皆さん、座席は一つもしくは二つくらい空けて座っています。私ももちろん、そうしていました。ところが私が電車に乗って、三つ目の駅で乗車したおばちゃんが痛かった・・・。「ごめんよ～」と、私と若い女性の間にどっかり腰を下ろしたのです。途端にそこだけ密になりました。その女性、頭は白髪交じりのぼさぼさ頭で、着潰したような...電車の中で

ブログと言うより三行日記？

最近忙しくて、更新が滞っています。その間いろいろと出来事はあったんだけど、パソコンに向かい記事にする気力が湧きませんでした。まあ、一つだけ直近の事柄として書いておきますね。4月の末位になりますが、ワクチンの3回目を打つことになりました。運良く？ファイザーで接種できます。しかも予約はネットでもコールセンターでもなく、直に病院に電話。速攻で取れました。昔から地元にある個人病院で、穏やかな物腰の院長がとても人気があります。私も若い時にお世話になった病院なので、安心して臨めますわ。本当は打つか打たないか迷ったけれど、仕事上やらないとまずいと思いました。先輩たちも続々と接種しているし、昨日は店長も打ったそう。（でも夕方から調子が悪くなり、早退しました）何やら4回目の接種も話に挙がっているようですが、さすがに4回目は打たな...ブログと言うより三行日記？

雨にも負けず風にも負けず

昨日の仕事帰り、予想通りずぶ濡れになりました。行きはそれ程雨風の影響は受けずに済みましたが、やっぱり天気予報は当たりましたね・・・。夕方位から激しい雨が降り注ぎ、風もだいぶ強くなった模様。午後遅くからの出勤者の皆さんは、コートを濡らしてため息まじりに席に着きました。「外、すごいよ。傘も自分も危うく飛ばされそうになった。昨日までとは打って変わって寒いしね・・・。参ったよ」ああ、帰りはずぶ濡れ間違いなし。原付で走る距離は短いとは言え、パンツまで濡れるかも。まあ、いいか・・・。そんな悶々とした思いが吹き飛ぶ程、夕方からの架電数は半端なく疲労感がマックス状態。疲れた心と体を引きずるようにして退社すれば、外は予想通り春の嵐が立ちはだかっていました。私の勤め先は高層のビルやマンションが立ち並ぶ、いわゆる超街中エリアです。こ...雨にも負けず風にも負けず

働くことの年齢制限

メインで働く職場でのことです。私の隣の方は72歳の女性。今年の2月に病気から復帰し、現在週3で働いています。以前記事にもしたけれど、この方のトークがなんともその・・・。うん・・・。申し訳ないけど、もし自分がお客なら速攻で切ると思う。今だ弱弱しい声で、スクリプトを棒読み状態。パソコンの操作も時々わからなくなるみたいで、隣の私か店長を呼び助けられています。そんな方ですが、昨日アポを取ったんです。でもそれは見事にNG物件。マダムもうっすらわかってはいたらしいのですが、相手がとてもいい人だったのと、どうしてもアポが欲しくて、そのまま押し切ってしまったようです。電話を終えてから、周囲の方からアドバイスを受けていました。「それはちょっとまずいんじゃないの・・・？」と。しかしながらこの70代のマダム、実は10年近く職場にいる...働くことの年齢制限

週休一日の生活

3月からそのようにしました。サブの仕事である塾のバイトのシフトを増やしたんです。これまで火曜と土曜が休みだったんだけど、火曜のみの休日に。でも思っていたより疲れない。座り仕事だからかな。電話なので、神経は使いますけどね・・・。離婚してから、家にじっとしている方が精神衛生上良くないことを痛感。お家時間が長いと、嫌なこと、辛かったことしか思い浮かばないんですよ。無理くりにでも動いていなければ、メンタルが崩壊することがよく分かりました。なので休日は買い物や散歩、掃除、猫と戯れる、或いは読書で現実逃避など、ぼーっとした時間をなるべく作らないようにしています。最近では昔嵌った、スイーツデコ制作が復活の兆しです。粘土を捏ねる感触に、とても癒されるんですよね。しかも時間を忘れて夢中になれる。へたくそでも何でもいいんです。別に...週休一日の生活

飼い猫になったサビ

以前ここで記事にしたことのある、野良猫のサビ。突然、それまでずっと一緒だった子供を失い、その当時しばらく子を呼ぶように鳴き続けていました。彼女があんなに鳴く姿は見たことがありませんでした。長い間この親子を見守ってきた私は、賢明に子供の姿を探すサビに胸が痛くなった・・・。一体、あの子はどこに行ったんだろう・・・。慎重で警戒心が強い親猫と違い、とても人懐こく可愛い子でした・・・。誰かに飼われたのか。それとも事故？虐待されたりしてないか？早くお母さんの元に戻ってきて・・・。私も毎日祈るような気持ちで、鳴き続ける彼女を見守っていました・・・。あれから一年が経ちました・・・。結局、子供は帰ってきませんでした・・・。サビも諦めたのか、もうあんなに鳴くことはありません。私は朝と晩にご飯を与えていました。元々家の周りをテリトリ...飼い猫になったサビ

家庭菜園の人々

家のすぐ近くに、かなり大規模な家庭菜園があります。私も離婚する前の4年くらいでしょうか、借りていました。元夫と二人で、素人ながら野菜を育てていました。共通の趣味だったんですよね。二人して、植物を育てるのが好きでした。今の時期、冬野菜がそろそろ終わりなのかな。菜園には好天続きのせいもあり、朝早くから畑の様子を見に来ている人が結構います。私も昔はそのお仲間だったのになあ・・・。離婚してすぐ、畑は手放しました。幸いのことに程なく借り手が付き、新しい主が早速耕やしていました。70代くらいの男性の方です。時々奥さんも来ます。菜園で野菜作りを楽しむ人たちって、どこか余裕を感じます。プロのように上手く作れるわけではないけれど、趣味ならそこまでこだわらなくていいんです。それに「産直」は見た目が悪くても、やっぱり美味しい。鮮度が...家庭菜園の人々

男心ってわからない・・・

以前記事にもしましたが・・・。前の職場でお世話になった上司とのその後のお話です。その方から、昨年交際を申し込まれました。「君のことをもっと知りたい」「声が聴きたくて、電話した」「一緒に観覧車に乗ろう」「手を繋いで歩きたい」「LINEやろう」などなど・・・。まあ、いろんなことを言われましたよ。60代の男性ってこんなにも積極的なの？とただただ驚くばかりでした。会社にいる時は、もの静かな落ち着いた雰囲気のナイスガイでした。上司としてのこの方の印象は、自分も先輩たちも高得点だった。漫画みたいな軽い言葉をポンポン言い放つような感じは、1ミクロンもなかったです。それがね～、人は見かけによらないですよね。それともですよ、甘い言葉を言えば尻尾を振って付いてくるとでも思ったのかしら？相手の気持ちを確かめることもなく、ただただ気持...男心ってわからない・・・