本屋大賞は裏切らない
最近読み終えた本のお話です。タイトルは「52ヘルツのクジラたち」。今年の本屋大賞受賞の作品です。本を読んで泣くって殆どないのですが、今回は見事に涙腺をやられてしまいました・・・。以前、凪良ゆうさんの作品に嵌ったと書いたけど、こちらの著者である町田そのこさんも素晴らしいです。主人公と「52」の過去はただただ切なくなる、胸が痛くなるもので読んでいてずっしりきました。けれどそんな過去を乗り越え、未来に希望を見出していく描写、展開にぐいぐい引っ張られました。読むのが遅い私ですら、2日で読破できました。終えた後の感動は、凪良ゆうさんを超えましたね。でも凪さんと町田さん、主人公の描写がどこか似ています。切なく儚げ、そして胸が痛くなる・・・。「暗い」と一言で片付けてしまうには、あまりに奥が深い。共感できる部分も多いです。やっ...本屋大賞は裏切らない
2021/12/31 04:48