こはるびより .25
類がキスをした左手を離さないまま、自分の腕にそれを絡ませる。そして寄り添うように歩き出した2人を会場に居た人々は思わず溜め息を吐いた。椿 「…っと!聞いてる?つくし?」僅かに感じた違和感を振り払うようにシャンパンを煽ったつくしは半分以上聞き取れなかった椿へと意識を戻した。つ 「ん。それで?」椿 「…聞いてなかったわね。」じゃあ行くよ!と手を引かれ祥一郎と3人で歩き出す。聞いていなかった事を認める暇も与...
2019/03/31 18:00
2019年3月 (1件〜100件)
「ブログリーダー」を活用して、Ariaさんをフォローしませんか?