閨と厨(ねやとくりや)
週に1度は、カフェで一人読書する時間を作っています。 それが、今はそのために生きていると言っても過言ではないくらい 心の拠り所となっています(*^-^*) 今週末のカフェのお供は、閨と厨(ねやとくりや) というタイトルのエッセイでした。 通りかかった本屋さんで目にして、表紙と帯に惹かれ・・。 著者の寿木けいさんを知らなかったのですが 帯によると食に関するブログで人気の方だそうです。 40代、妻で母で仕事もしていてと境遇も近いので、 女友達の近況でも聞くような気軽さで、読み進めました。 聡明な人柄がにじみ出た、硬質で美しい文体。 描かれるのは、母、妻、女としての わりとありふれた日常なのですが、…
2020/03/21 17:41