■2019年9月30日11:30~13:30カモが来てるだろうということと、ノビタキと運が良ければクロハラアジサシでも入っていないかと遅い時間からスタートしました。ヒドリガモの群れに混じってヨシガモが・・・しかしこの時期のsexとageの判別は難しく勉強になります。雌の幼羽ではないかと判断しますが自信がありません。案の定ノビタキを見かけたものの、チョウゲンボウやらノスリが姿を見せてすぐに見失いました。シギ類はイソシギとイカルチドリという留鳥だけでパッとせずで、鳥見人も誰一人も見かけず、代わりに川に入ってる釣り人を2,3人見かけました。このエリアは週末から今日あたりは平塚のツバメチドリあたりが賑わっているのではないでしょうか?久し振りに河口部から飯泉堰までを往復していい汗をかいてきました。01.ヒドリガモ15+0...酒匂川河口部(番外)
昨日に引き続き河口へ。それと言うのも実は20日の晩から舳倉島へ向かう予定でいたのですが、台風接近にともない21日の1泊は厳しいとなり目的地を今度は飛島に変更しました。しかし直前でこちらも無理をして島流しにあっては・・・と結局は断念して連休はおとなしく地元でということになりました。そんなわけでの2日連続の相模川河口。今日は午前中に行ったのですが物凄い南風で目を開けてられないほど砂も飛んでくる有様・・・そんなわけですぐに退散して夕方も16時から1時間に満たない観察でした。それでも風はいぜんと強く、なんとかチュウシャクシギ2羽を発見。時折ハシブトガラスに襲われては飛び立っていました。以前酒匂川河口部でハシブトガラスがミツユビカモメを執拗に追いかけて襲うのを見ましたが・・・果たしてこの行為は猛禽に行うようなモビングに近...相模川河口(9月23日)
10時から11時半過ぎまで河口部を覗いてきました。シギ・チドリの渡りもすでに終盤戦・・・今日はキアシシギ1、チュウシャクシギ2、メダイチドリ4.砂洲まで渡らずに波消堤防の干潟中心でした。メダイチドリは1羽だけ成鳥冬羽がいましたがその他は皆幼鳥でした。無事に越冬地へと旅立ってほしいものです。メダイチドリ4羽メダイチドリ成鳥冬羽メダイチドリ幼羽キアシシギ幼羽チュウシャクシギ幼羽相模川河口(9月22日)
この夏はシギチの渡りで滅多にお目にかかれないシギチが飛来しました。ほんの1,2日で抜けてしまったヒメハマシギは残念でしたが、多くの人の目に触れたのがコシジロウズラシギと昨日現在も滞在中のコモンシギです。「日本鳥類目録改定第7版」によれば貼付の通りコモンシギの正式記録は過去20例はありますが、いっぽうのコシジロウズラシギとなるとわずかに2例・・・レア度はコシジロウズラシギのほうが圧倒的です。(ヒメハマシギもコモンシギと同様に過去20例はあります)しかし、これも図鑑をよく眺めてみるとなるほど・・・とおおよその推測は成り立ちます。それは繁殖地や越冬地などを書き記してくれている所謂「分布図」です。海外図鑑の分布図を貼付しますが、ご覧の通りにコシジロウズラシギは北米大陸で繁殖、コモンシギは一部がシベリアで繁殖しているよう...Memo(コモンシギとコシジロウズラシギ)
午後2時過ぎてから少しだけ河口をのぞきに行きました。土曜ともなるとやはり河口部周辺はバーベキューや磯遊びで人が多く鳥も落ちついてはいられないのでしょうか?茅ヶ崎漁港から河口部へ向かう途中の砂浜でチュウシャクシギ2羽を確認。さらに潮が満ち始めた河口部の砂洲へ裸足になって膝まで海水につかりながら渡ってみると、さらにチュウシャクシギが4+、キョウジョシギ幼鳥2、9月9日に見逃していたオオソリハシシギ幼鳥2羽を確認しました。どうやらコオバシギ幼鳥はすでに旅立ったようです。その他はウミネコにまじってオオセグロカモメ幼鳥を見たのとツバメ、コシアカツバメが飛び交っていました。南へと向かう旅の途中でしょうか?オオソリハシシギ幼鳥Aオオソリハシシギ幼鳥A・・・砂州の中から蛹のようなものを見つけて食べましたオオソリハシシギ幼鳥B相模川河口(9月14日)
■相模川河口台風の影響で再開見込が遅れた東海道線・・・ならば仕事は午後から出社と切り替えて相模川河口を覗きに行く。まずは茅ケ崎漁港にミユビシギの群が。漁港のコシアカツバメは気配なし。すぐに河口部へ移動すると普段は見かけないシギチの小群が。サアーっと双眼鏡でスキャンしてゆくとここでは過去にも見かける機会の非常に少なかったコオバシギ幼鳥を見つける。台風の置土産をねらって銚子・波崎へ向った友人からは拍子抜けするほどの凪で鳥は特になしという報告が。本来であれば時期的にもコシジロウミツバメやトウゾクカモメ類、さらにはシロハラナギ3種までと期待するのだが、台風のコースのチョットした違いで結果は大きく違ってくるようだ。今日の相模川河口はコオバシギが台風の置土産ということか?コオバシギ幼鳥コオバシギ幼鳥メダイチドリ幼鳥トウネン...相模川河口(9月9日)
栃木県小山市にコモンシギが出てるとの情報を知り合いから頂戴し、仕事休みの昨日9月7日に見てきました。コモンシギは1986年9月に埼玉県の大久保農耕地で見て以来ですので33年ぶりということになります。羽縁のバフ色から年齢は今年生まれの幼鳥で良いかと思います。同じ休耕田で見られたムナグロよりは明らかに小さく、またトウネンよりは大きいサイズでした。眉斑がないので黒い眼が目立ち小鳥で言えばキクイタダキの顔つきのようでもあります。体色はややピンクがかったような薄いベージュ、バフ色で(英名はBuff-breastedSandpiper)、春の渡りの際に南西諸島で見かけるムネアカタヒバリの色味にも似ています。羽縁の褐色が目立ち、エリマキシギの羽衣も想起させます。脚はやや長めに見える黄色で足り出すとソリハシシギのように速足です...コモンシギ(番外編)
■9月2日茅ヶ崎漁港、相模川河口部11:00-13:00気になっていたコシアカツバメの巣を見に行きました。行きがけに巣から飛び出す親の姿を見かけましたが、雛がいるのか否か確認は出来ませんでした。斜路に餌を取りに来ているキアシシギの幼鳥や、漁港の西側にオオミズナギドリが大きな群れを作っているのを見たりしてから一旦河口へ移動。河口部ではコサギ、カワセミ、コチドリぐらいでシギの姿は見かけませんでしたがクロマツ林の上を4羽のコシアカツバメが飛ぶのを見かけました。再度コシアカツバメの情況を確認しようと漁港へ戻ると成鳥2羽を揃って確認することが出来、同時に巣の中から2羽の雛と思われる姿を一瞬見ることができました。巣立ちの日も近いものと思われます・・・今年はカラスに巣が壊され雛が襲われないことを祈るばかりです。コシアカツバメ...茅ケ崎漁港
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