折々の写真&雑感 529
アメリカ空軍に勤務していた時に一番下の軍曹であるスタッフ・サージャンの友人がいた。どのようにして友人になったか記憶が定かではないが、とにかく仲が良かった。彼はアイダホの州立大学を出ている。専攻は特殊な統計学だったとかで、説明を受けても難解で良く理解出来なかった。大学を出て軍隊に入ると形式的とも云える簡単な試験で将校になれる。最初は准尉だが、一定の期間が過ぎると自動的に少尉に昇進する。だが、彼は職業軍人を目指しているわけではなかったので、その試験を受けなかった。州政府での統計学の専門の職を求めていたのであるが、なかなか空きが出来ず、やっと空きが出来たと思ったら試験に受からなかった。そして次を待ち、次を待った。遂にスタッフ・サージャンになるまでだらだらと空軍にいた。こんな軍人に日本を守れるのかと不安になったが...折々の写真&雑感529
2025/03/30 09:00