chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
千祥
フォロー
住所
中央区
出身
中央区
ブログ村参加

2018/07/31

arrow_drop_down
  • 2022年の抱負「生きる、無様でも」

    今年の抱負を聞かれたのだけど、なんにも思いつかなかった。 本当になにも思いつかず、それからずっと考えている。 しいていえば、「生きる」、かなあ。 でもそれは今年の抱負というより、人生の基本的なモットーみたいなもんで。 でもでも、あえていうなら、「生きる、たとえ無様でも」だと思う。 別に無様であることをよしとしているわけではない。 気が付けば、生きていくときに、汚れたり、かっこ悪かったりすることがある。それをどうにか敬遠しようともがいて。 汚れてても、かっこ悪くてもいい。 それよりも、私は生きたいんだ。生きてる、ってもっと実感したい。 この社会のどこかに、ちゃんとやるべきことがあって、多少は誰か…

  • 生きること以上に何も求めない

    明けましておめでとうございます。 ずいぶんブログ、ご無沙汰でした。猛烈に忙しくて、ブログを書く時間も心の余白もなかった。1年ぶりに仕事を全くしないで過ごせたのは、お正月という、全員もれなくお休みするから。12月29日から本日1月3日現在、本当に仕事しなかった! 年末にあったことを書きます。小さなお食事会があり、そこで私と共通の知り合いがいる方とお話しした。もうひと昔もふた昔も前、一緒に働いた仲間だった方のうわさを聞いた。心の病を得ていると。仕事の環境がここ数年で激変したことが原因のようだと。 私が泣きわめくほど欲しかったもの全てを手に入れて輝いていた。私は会社を辞め、遠くからその輝きを見ていた…

  • モデルナ2回目接種後

    居住地区で一向に予約が取れず、自衛隊大規模接種センターでワクチンを受けた。これだって予約を取るのはなかなか難しかったけれど、家にあるPCとスマホを総動員し、2回目にして予約ゲット。接種1回目は微熱と関節痛で2日間ほどゴロゴロ。 モデルナ2回目は噂にたがわずゴン攻め。2回目の副反応はすごいと言われているので、一応モデルナ組から事前に聞いていた「ワクチン接種後すぐタイレノールを服用しておく」という裏技は実施した。接種後いくつか仕事をこなし帰宅。おお助言通り薬飲んだからセーフ!と思いきや、当日深夜にガーーーッと熱が上がってきて38度越え。そこでタイレノール追加。朝方には熱が36度代まで下がってほっと…

  • 私の911

    お久しぶりです。ブログから遠ざかること1年以上!長くご無沙汰でした。 理由としては、人生の流れが激流になり、どんぶらこ、どんぶらこと流されまくっていたんです。こんなに忙しいって、どういうこと???もう、わけわかめ。人生はなぞです。 今日はアメリカ・ニューヨークの同時多発テロから20年、という話題で持ち切りでしたね。たまたまNetflix「ターニングポイント」というドキュメンタリーを見てみたり。 そうか、20年経ったんだなと。感慨深いです。 2001年9月11日。私が最初の乳がんの告知を受けた日。私にとっても忘れがたい日になりました。まだ30代になったばかり、血縁にがんになったものはいなかったし…

  • ポルターガイストと暮らした日々

    夏だから怖い話をするね。私は中学入学後すぐ、母方の祖父母と暮らすことになり、東京23区の端っこに、祖父母が用意していた家に移り住んだ。祖父母は大喜び……ではなかった。あまりいいスタートではなかった。 その後1年もたたないうちに祖父は老衰で亡くなり、いろいろあったけど、やっと平穏な生活ができるかと思いきや、二階の私の部屋に面した窓ガラスが毎晩朝まで、まるで誰か人が開けてくれと懇願するように、叩く音が続くようになった。 しかし、その窓ガラスは隣家とギリギリに接しており、人間がよじ登って窓ガラスを叩くようなスペースはなかった。よしんばそれができたのは、ジェットリーとか、ブルースリーとか、ジャッキー・…

  • 人生には驚かされっぱなしだけど

    すごく久しぶりにこのブログを書く。5月以降、驚くようなことがたくさん起こって、それをなんとか乗り越えようとしてきた。その間、がむしゃらにやるしかないのだけど、腹が立つやら飽きれるやら、感情が波立つこともたくさんあった。人の心ってわからないなあ、とつくづく思うことがあって、ふと手を止めると、考えても仕方のないことが心の中で瞬時に立ち上がってしまう。いやしかしわかんないなぁ。わかんないのだ。 結局、人生には驚かされっぱなし。私の期待やリクエストに素直に応えてくれない。でも時たま、こちらの期待以上のことを、思ってもみない形で見せてくれることもあるから、つじつまが合ってしまう。 そんなこんなでブログ書…

  • 思考を止める練習しよ。いつか敵対的依存心から脱却しよ。

    ろくでもない思い出って、誰でもいっぱいあるじゃん。思い出したところで、なんの得にもならないじゃん。過去のことじゃん。もうそれ再現されないじゃん。過ぎたことじゃん。でも何度も何度も何度も何度も脳内再生して、その度に怒りも、悲しみも再生されて落ち込んで心が疲弊して、その過去を許せない自分も許せなくて、自己嫌悪に陥って、くそぉくそぉ、なんでなんでなんで?私がなにかしましたか?私はなんにもしていないですよね?なのになのになのに ♬ラララ~繰り返し。 このままこの思考の暴走を野放図にしていてもいいことひとつもない。結局過ぎたことなんだから、もう忘れる。忘れられないなら、思考を止める。ろくでもない過去の記…

  • 恋の季節でなくてよかった

    コロナ禍、少々収まってきたような。でも北九州は第二派?っていうくらい、感染者数が盛り返してきたり、東京だって、このまま鎮静化するかはわからない。なのにステップ2へ進むとか、大丈夫なのだろうか。結局、ワクチン、治療薬が見つからない限り、密を避け、ソーシャルディスタンス取りつつ、新しい生活を送って行かなければならないのだ。 zoomでのミーティングや飲み会もあるから、寂しいわけではない。でもやっぱり、こんなに長く人に会わない日が続くと物足りない。この物足りなさは、たまには友人と会って飲みに行きたいな、とかそれくらいのことだけど。 でもいま恋愛していたら。つらいだろうな。毎日LINEやzoomで愛を…

  • 心に治癒が起こるとき

    アニメ映画「若おかみは小学生!」に衝撃を受け、心がずっとざわついている。ネタバレになってしまうので詳しくは書かないが、相当な問題作である。私が小学6年生12歳の主人公・おっこだったら、自殺するか、グレ散らかす。絶対に、あんな風に受け止めることはできない。 でも思った。あれは、訪れる人を受け入れ癒す、温泉地の若おかみという役割を引き受けているから為せることだったんだと。おっこという12歳の少女のままでは、人生の過酷を受け入れて、心の安寧を得ることはできなかったはず。ありのままの、そのままの自分ではなく、そのとき自分に課された(もしくは自分で課した)「役」を演じながら生きる。ありのままの自分のまま…

  • 池江璃花子さんへ/セルフヘルプ

    先日NHKで彼女のインタビューを見た。元気になってみんなを力付けたい、それが私の使命と語っていた。そう思うのは、池江璃花子というスターアスリートだからではない。がんサバイバーなら誰でもそう思う、サバイバーあるあるだ。私ですらそう思った。 死への恐怖、治療の苦しみ、これまでの生活を失うことの悲しみの中にあり、そこから立ち上がるべくもがいていたとき、私も彼女と同じように、勝手に使命感に燃えていた。世界を変えたいと本気で思っていた。 いまは少し違う。使命感はなくなったわけではないが、それだけが私の人生ではない。まずは生活を立て直し、一歩ずつ進み、手応えを得る。そこから今の私にできることをする。それだ…

  • 理解しあえないところが似ている母娘

    カーネーションを美しいと思うけれど、母の日は嫌いな私。カーネーションを贈ったことは生涯に一度しかない私だが、そういう頑固なところが、結局母に似ているのだと思う。 母は現在施設で暮らしている。いまのスタッフの皆さんはとてもよい方たちで、手厚い。私ができないことをしてくださっている、それだけで本当に有難い。妹が亡くなってからのこの数年、年に数回救急車で病院へ搬送されることがある程度には、母はどんどん衰弱していっているが、今のところすぐに回復し、施設での生活を続けている。 施設のスタッフや病院から緊急連絡が入るたび、私は自分に問う。このままでいいのか。本当にいいのか。でもやっぱり私はここで母と和解す…

  • 母の日のことなど

    今日は2020年5月11日月曜日。母の日はもう終わったのだろうか?母の日がいつ行われているものなのか、私は知らないのである。5月にあるっていうのは知っているけれど、それ以上のことは知らない。あ、カーネーションを母に贈って、日頃の感謝の気持ちを伝える日、という基本的情報は知っている。 私がこの母の日の基本的情報を知ったのは、小学校1年生のときだったと思う。へえ、なんかそれいい。私もやってみたいと思ったが、そのときすでに母の日は過ぎていたのだった。来年は母の日、私もやっちゃうもんね。と意気込んだことを覚えている。 そして翌年、4月の最終週に、近所の商店街の花屋さんへ赴き、カーネーションの価格を調べ…

  • 2020東京オリンピックが開催されないことを当てた先生

    2017年に占いに行きまくっていたとき、インド占星術にもハマり、そこで小耳にはさんだ東京オリンピックについての予言。 www.chisa.online で、この先生のブログの2016年の過去記事に、お師匠さんの予言を掲載しているのを見つけた。そのまま転載していいか、先生に聞いているのだがお返事がないので、転載はしない。しかし、お師匠さんの言葉(英語)を要約する。 ●インドを含む多くの国で戦争が起こる ●中国が攻撃的である ●インドは東京オリンピックに参加しない ということを言っていたようだ。これを現状にあてはめると、 ●インドを含む多くの国で戦争が起こる → ウイルスと人間の戦争のこと??? …

  • インドの偉い先生が言ってたのが当たった

    2017年、占いに行きまくっていた私。四柱推命、タロット、数秘学、星占い、いろいろ行った。その内のひとつが、インド占星術だった。 なぜそれを知っているの???というようなことまで当たるのだが、しかし、私がその1か月後に、再度がんになることは当ててくれなかったけど。。。 先生と雑談していたとき、彼のインドのお師匠さんがいかに偉大なのか、という話になった。で、その師匠は日本についての預言もしていて「3年後の東京オリンピックは開催されない」と言ってたんだと。内心、んなわけないじゃんねーと聞き流していたけど、当たった。 そしてその偉い師匠は、もうひとつすごい予言していたらしい。それは本当に当たるかどう…

  • 医師と患者の温度差/負けいくさに興味を持つ人はいない

    先週のことである。地下鉄の乗り換え通路を歩いていたとき、ある人とすれ違った。私は一目でその人に気づいたが、先方は私に気が付くわけもなく、私はその人の背中を見送った。見送ったのだが本当は、のど元まで、その人の名前を発声する寸前で、なぜか留めた。その人は、妹の主治医だった。 主治医は、都内でも有数の病院の腫瘍内科の、そして我々がんサバイバーとの協働も積極的に行われている方で、その温和のお人柄と、熱心な活動で、人気のある方だ。患者にも親身になって寄り添ってくれる方として評判が高い。 実際、本当にそういう方だった。妹が訪れた時も、たっぷりと時間を取って丁寧に説明してくれた。ビビリの妹は、どの病院、どの…

  • 花粉症が暴れていない原因はやっぱり米ぬかなのでは

    コロナウィルスでどこにもマスクが置いていない状況だが、この時期ウィルスのためだけではなく、花粉症対策にもマスクが必要な時期。でも今のところ私はマスクを必要としていない。毎年予防的に1月から飲んでいた花粉症薬も必要としていない。多少目がかゆいな?鼻がムズムズして落ち着かないな?頭がゆるやかに痛いな?という実感はある。でもこれくらいなら花粉症って言えないのでは?例年なんて、薬を飲んでいても、まったく効かない日もあったし、薬を飲むタイミングが少し遅れても、エンドレス鼻水とくしゃみ。春が終わるのを待つしかなかった。 これだけ見事に花粉症の症状を抑えている理由はやっぱり米ぬかパウダー摂取しか考えられない…

  • 米ぬかパウダーで花粉症対策、さらにいいことがいくつか

    これまでヨーグルトがいいとか、甘茶がいいとか、いいと言われるものにはトライしては裏切られてきた花粉症対策。年末から取り入れてきた米ぬかの粉末がいい感じ。もちろん、薬を飲まないとどうにもならない日もあるが、おしなべて例年よりは軽い気がする。 nichie 食べる米ぬか 国産 コシヒカリ米使用 パウダー 100g メディア: その他 米ぬか????って感じですが、これは米ぬかをさらに細かく粉砕して、見た目も味もほぼきな粉。米ぬかのくさみとか、あぶらっぽさとか皆無で食べやすい。私の摂り方としては、ヨーグルトに米ぬかパウダーを15gかけて食べるだけ。たまにダイエットプロテインと混ぜて飲んだりもする。1…

  • 消耗しながら生きてきた月星座おうし座の私

    マドモアゼル愛先生の月星座理論を知って、打ちのめされているわたくし。打ちのめさつつも、ああなるほどなーと合点がいくことも多く、ないものを追い求めて生きていくのを辞めるんだ、誓った。 なにがないって、能力。能力がないのに、それを証明しようと無茶努力する。このあたりの執念深さは自分でもいうのもなんだが、すさまじいものがある。とにかく人からバカにされたり、軽んじた扱いを受けることに対しての怒りと恐れを持っている。なんてことない指摘にも、烈火のごとく怒るか、孫子の代まで覚えているくらいの勢いで根に持つ。そして、そうならないように、とにかく自分のできる限りの努力をして、能力があるように見せてきた。いや、…

  • マドモアゼル 愛の月星座理論がすごい

    テレフォン人生相談でおなじみのマドモアゼル愛先生。近年、ユーチューバーともしても大活躍されている。 マドモアゼル愛 チャンネル https://www.youtube.com/channel/UCYdR4KN71wDKR4-2Xxirz_g 昨年ほどから、マドモアゼル愛先生オリジナルの月星座についての理論展開で話題をよんでいる。9月末に生まれた私の太陽星座はてんびん座だが、それと同様に、生まれたときに、月がなに座に位置していたかで、月星座は決まる。私の場合、月星座はおひつじ座である。 これまで、太陽星座は表向きの自分を、月星座は表層には出てこない心の奥の自分、自分でも気づいていない本心を表すと…

  • 母の訴状 エピソードゼロ

    思い出した。訴状エピソードゼロがあったことを忘れていた。 www.chisa.online 母の2回目のごみ屋敷を整理するにあたり、業者のお兄さんたちが家中のものを路上にじゃんじゃん運び出していたときだった。これ郵便受けに入ってたっすと、どさっと渡された封書の束。それだけではなかった。部屋からも出てくる出てくる封書。デパートの大きなショッピングバッグいっぱいになるくらい大量のそれが、全部さまざまな弁護士事務所などから発送された、警告書だったり、申立書だった。 ……怖いな怖いな怖いな怖いな怖いなおっかないなおっかないなおっかないな、と稲川淳二のマネを妹とふたりでしてみた。とりあえずそういうギャグ…

  • 日本には少女と老女しかいない

    日本には少女と老女しかいない、と発言したのはソニアリキエルだった。少女は大人の女性を経ず、老女と化す。この言葉を知ったのはもうかなり前、私が30代の頃だったか。いやほんと、日本の女性って成熟していないよな。ソニアリキエル女史すごいな慧眼だな。自分のことはそこには勘案されず、いっぱしの大人気分でいたことは間違いない。それから幾年月、私は大人の女性を経て、これから老女となれるのか。いや大人の女性になったのかどうか。考え込む。 好きなだけ起きていて、起きたいときに起きる。コーヒーを炒れて午前中グズグズと過ごし、やっとエンジンがかかったら仕事して、疲れたら昼寝。少量のワインを飲みながら晩御飯を食べ、小…

  • 年末に訴状が着たという話

    2019年年末、年末進行でマキマキで、新年もすぐ通常稼働するとも思えないので、先の先まで入稿しようとしてあちこちで渋滞が勃発し、そもそも何をどう動かしているのか、ふと気を緩めると追い付かない。きっと日本中そうなんだろうなあと思いつつ、ああもうすぐだーーー!と出口が見えそうになってきた12月最終週に、それはやってきた。携帯に見慣れない着信。 xxx区役所ですが、と女性の声。私の名前を確認し、こう切り出した。「ソジョウが出ています」。は?は?ソジョウ????私にですか???「いえ、えーとお母さまに」。 よく聞くとそれは申立て書というものだそうで、なんでも私のお母さま、転居後数年経っているのに、住民…

  • 売名行為

    朝日新聞アピタルの記事「「売名だね」ネットに悪口 白血病公表した彼女のいま」を読んだ。 https://www.asahi.com/articles/ASMDF5X2RMDFUFEV002.html?ref=hiru_mail_topix1 白血病であったことを公表したら「売名だね」「同情をひくつもりなの」とネットで書かれたという経緯があるけれども、講演活動などを続けているそうである。タレントさんだから有名税と思うしかないのかもしれないけれど、こういう悪意をネットの匿名性をいいことにぶつけてくる輩はどうかと思う。 ここまでどぎつく言われたことはないが、ちまちまブログ書いてる私くらいのもんにも、…

  • 「グランメゾン東京」の凛子さんの今後に興味がある、その理由

    「グランメゾン東京」を欠かさず見ている。家人が料理を題材にしたドラマが大好きなので、私もとりあえず一緒に見ているという感じ。主演の木村ちょ待てよ拓哉はじめ、主役を張れるようなキャストを揃えていて、展開もいい感じ。 ナッツ混入事件の真相もうっすらとわかってきたし、冨永愛扮するリンダさんも料理専門のジャーナリストだった中村アンも尾花(ちょ待てよ)のことを憎んでいるし、なぜかこの2人ともナッツ事件の恨み持っているみたい。玉森裕太とその周辺の恋模様はトライアングルだし、縦に横に伏線が張り巡らされている。 鈴木京香演じる凛子さんのお母さんは愛人で、大きな家もその相手からあてがわれたものというのも伏線の一…

  • NHK総合「がんで繋がる」4日深夜です。

    GANNOMI(がん飲み)に参加した様子が、NHK BSのドキュメンタリー「がんで繋がる」に取り上げられていた。私の話も冒頭で少し写っていた。その後、様々な状況のがんサバイバーの活動や思いが紹介されていた。 今晩4日深夜1:45分(5日の午前)にNHK総合でも放送されるとのこと。11月30日のキャンサー・サバイバー・ネクスト・ドアでスピーチしてくれた方も2名登場するので、お見逃しなく。 病態は困難にあっても、QOLを高く維持して過ごせることを体現してくれたこと。その思いを直接目のあたりにしたときの、あの衝撃を、この放送でも。 https://www.nhk.or.jp/docudocu/pro…

  • 2人で偲ぶ会

    11月27日、4年目の命日に、妹の親友Aちゃんと飲みに行った。彼女たちが毎週のように集まっていた中目黒の焼き鳥屋さんに集合し、話すことはどうしても亡くなるまでの時間の中で、Aちゃんがそして私ができたはずの、しかしできずにスルーしてしまったことのあれこれ。妹本人の死への道程に、不幸な偶然が重なったことは、私たちに今でも後悔を運び続ける。 ある希少がんで亡くなった経済評論家と生前親しかった方が言っていたのだが、お別れの会には1万人が参加。しかし翌年には50人、その翌年はさらに減り、10人に満たなかったそうだ。この世は生きている人の世界。生きている人の都合で進んで行き、亡くなった人自身、そして思いや…

  • 死ぬ前にわかった、妹の本当の望み。

    自分が本当に望んでいることがなにかを、たぶんまだ知らないんだと思う。ふだんは、口を開けば、仕事がほしいだの、経済的に安定したいだの、自己実現したいだの、言っているけれど、本当にそうだか、わかったもんじゃない。 まあ、適当に聞き流してほしい。想い出したことがあったので書いておきたい。妹のことである。 がんの苦しみよりも彼女を苦しめたことがある。経済的な問題である。仕事を辞めて治療に専念したのはいいが、毎月彼女のインカムがまるっとなくなったわけで、完全に家計はショートした。 とにかく子供を置いては死ねないので、治療は続けたい。そして現在の生活も維持したい。そこで夫の家族からの支援を仰いだが不発。母…

  • 人生会議のポスターで荒れる理由

    人生会議が大荒れである。このポスターのせいである。 エグイ絵ヅラである。心電図の線形が描かれ、それがあたかも止まる様子だ。小藪の表情が怖い。芸人の彼が真剣な顔をすればするほど、笑いに転化することをねらっていたのであろうが、ブルーのフィルターのかかった写真からは、不穏な雰囲気が漂っている。笑えないどころか、その意図がなんなのかつかめない。「想いは正しく伝わらない」って、ギャグですか。 厚生労働省から出されたお題を、一生懸命吉本や代理店が考えてこうなったのだろう。人生会議という言葉、コンセプトやを広めたくて制作されたものなのだけど、そもそも人生会議がおぎゃーと生まれた経緯が不穏だから、こういうもの…

  • お姉ちゃん私を殺してと言われた夜。

    頭痛と高血圧の正体は、がん性髄膜炎だった 妹は2015年3月に乳がんステージⅣの告知を受け、5月から抗がん剤+分子標的薬・アバスチンの治療開始、治療は順調のように見えたが、夏には頭痛と高血圧に悩まされるようになった。 9月に入ると、それまで以上に精神的に追い詰められることが続いた。特に経済的な問題は大きかった。妹の生きることへの希望や、あきらめないで治療に臨むという気力を大きく削いでいった。 医師への不信も大きかった。何度頭痛を訴えてもアバスチンの副作用だと言われる。もう治療はしない。家でロキソニンを飲んで死ぬと言って、自暴自棄になっていた。10月20日に体調を崩して入院、検査を続けてやっと頭…

  • 近藤誠とがんリテラシー/死の恐怖を見つめる勇気がないままだと、がん患者はいつまでもカモネギ。

    定期的に著作の発表をするもんだから、最近まだ近藤誠界隈が騒がしい。2001~2004年くらいまで(くらい、というのは途中で経過観察をバックれてしまったため)私の主治医は近藤誠であった。その頃もいまも、彼へのバッシングは激しかった。しかしそれをものともせずに、乳房温存療法を求めて慶應の水曜日の近藤外来に勇ましく向かって行った私である。 www.chisa.online www.chisa.online 10年後絶対生きていないから!と暴言を投げつけられてまでも、近藤外来でセカンドオピニオンを受けに行き、A医師の温存手術に満足し、かつ抗がん剤、放射線の標準治療フルコースを受けて、10年を大きく超え…

  • がんサバイバーだけど仕事がしたい!と懇願しまくったらドン引きされた日々。

    去年の3月後半だったか、まるっとウィッグを外してみたところを、フォトグラファーの田渕睦深さんが撮影してくれた。まだ風は冷たかったけれど、陽は温かく、ウイッグを外してみたら、心地よかったのを覚えている。場所は有栖川公園で、子供を遊ばせる若いお母さんたち、新聞をもくもくと読む高齢者、ベンチでおしゃべりに興じる高校生などなどで、結構な人出。でも誰も私のウイッグを外した様子など気にも留めない。東京のど真ん中では坊主頭の女性でもスルーしてくれる。そういう無関心さがいい。毎度この話を書くので、読み飽きていると思うが、このころ、私は色々な人に会いに行って、なにか仕事がないかお願いして回っていたが、一向にその…

  • 「お前いつまで病人気取りやねん」問題というのがあってだな。

    現在午前8時23分。朝の通勤ラッシュ真っ只中の地下鉄車内でこれを書いている。残念ながら座れていない。人はぎっしりだが体が触れ合わない程度だから、混み合い方はまだマシな方である。 この時間に通勤するのは珍しい。ふだんは10時頃家を出るパターンが多い。会社や打ち合わせ先に11時頃着くのがいい感じなのだ。いい感じ、というのは何に対してかというと、私に対して、私の体調に対してである。 朝方、強く感じる足のしびれや、倦怠感をやり過ごせば問題ないのだが、今日のようにそうとばかりは言っていられないことも多々あるのが仕事である。 そして周囲の温度変化も感じる。もちろん低きに変化する。その変化にしゃーないわよね…

  • 抗がん剤中こそジェルネイルを勧めたい

    昨日、足の爪がはがれた。爪がはがれるというのは、割とポピュラーな抗がん剤の副作用だ。私もEC療法が終わり、週1パクリタキセルを始めた直後あたりにはがれたのが最初。そのあともなぜか左足に集中してはがれ、特に左足薬指は何回もはがれている。手の爪がはがれなかったのは、ジェルネイルしていたからではないかと推測している。 左足薬指の爪は、いまだにはがれる。だいたい、すでに爪がしっかり固定して生えていないようで、触るとなんとなくグラつく。そして今回も、1週間ほど前から違和感があって、またはがれるのかな?と思っていたら案の定。ポロッとはがれた。 げっ!と驚くのだが、血がダラダラ出たりすることはなく、はがれた…

  • 誕生日はもう1つの誕生日、らしい。

    最初の手術から18年経つ。誕生日に入院して翌日手術したのだから、やっぱり新たな誕生日を得たような気がしている。 毎年あほみたいに、あーxx年経ったわ。。。と感慨にふける。あんなに落ち込むことも早々ないので、やはり特別な経験だったと思う。しかしさらに追い打ちかけるようなことが起こるんだから、人生は謎すぎる。 https://www.chisa.online/entry/2018/09/30/225226 それでもどっこい、生きている私の図太さ!ときに爽やかにときに図々しく、生きていこうと思った。統御ままならない人生を、放牧状態で生きたい。と、最近は思う。

  • 納得できないこの世界に納得したい私はバカですか?

    私はたいていのことは長いものに巻かれる。そのほうが楽だから。忖度をじゃんじゃん発動させて生きている。ところが通常じゃんじゃん湧き出る忖度が、これっぽちも出ないときがある。自分の中でこれだけはと思うもの、私が愛着し執着することについてはそうはいかない。私は普段は何でもいいですよ~テキトーにね~と、たいていのことはいいわいいわで過ごす。ところがこと仕事のことは別だ。その仕事に対する責任の所在が少なくとも私にあると自負するとき、そこに口を挟まれることを極端に嫌う。そういう態度は美しくないことをわかっていてもだ。 愛情についての執着もすごい。私がこの人はと思った人に対しての執着はすさまじかった。はたか…

  • わりと過酷な人生レッスン

    がんになってよかった、ってまっすぐには言えない。最初のときはもう不幸のずんどこに叩き落されて大騒ぎしたし、2回目だってわめきはしなかったけど、内心ずんどこだった。でも、もうすでに私の人生の一部であることは間違いない。2度もがんになって、妹もがんで亡くなって、さすがにもう、これが私の人生と思って受け入れた。 それでも悔しいこといっぱいあったから、それを思い出すといまでも血が凍る。あの悔しさ。悔しくて悔しくて今でもはらわた煮えくりかえる。いまでも離れていった人のことを思い出す。私のなにがいけなかったのか。がんになったこと以外にも理由があったのか。結局、がんの苦しみの半分は人間関係の苦しみだったり、…

  • 2001年9月11日、乳がんですと言われた日。

    早いもので、もう18年前のことになる。この日のことを書いた過去記事を貼りたいのだが、PCとwifi の調子が悪いので、いまはできない。後ほど貼ります。 何年経っても、あの日の、気持ちの底がぶち抜かれたような、なんとも説明し難い心持ちを思い出すことができる。あの頃は若かったなぁ。なんだかんだ言って、負けるもんかって気概や体力が、いまよりあったな。若さのボーナスは本当にすごい。あの頃の自分くらいには、元気になりたい。 がんサバイバーのみなさんは、やはり告知された日は特別な日として、記憶に残っているんだろうな。その日を境に、変化していくんだから。

  • 私、がんサバイバーなんです、ってカミングアウトするか否か。

    体力がないからケチくさく生きている 自分のケチくささを感じるのは、「これとこれ、行ってみたいけど両方行くと疲れちゃって、明日午前中のアポのとき、ツライかも」とか、行動を制限して予定を考えてしまうところ。実際、イケイケドンドンで予定を詰めていくと、ぽっきりと体力が折れるポイントがあって怖い。それこそ仕事に穴をあけてしまうのではないか?と考え始めると怖くてたまらない。だから「これ行ってみたいなー。どんなだろう?」と興味を持っていても、事前に諦めてしまう。もっと思い切っていろんなことをしたり、行ったり、人に会ったりして世界を広げねば!出会いがすべて!と思っていても、体を持って行けない。自分で世界を狭…

  • がんサバイバーのワークライフバランスとしての日々

    眠いのである。いくらでも寝れるのである。外出後帰宅してまず顔を洗って寝る。起きて晩御飯を食べる。メールをチェックする。その後昼間に積み残した仕事をし始めるのが22時くらいからなのだが、最近この22時がやばい。PCの前でグラングランに船をこぎ始め、いやだめだここで寝ちゃダメだ死ぬぞ!と厳冬の八甲田山を行軍してるくらい自分を鼓舞し、なんとか23時過ぎまでは踏ん張るのだが、そこで命尽きる。天は我を見放したーーーって阿鼻叫喚しないけど、もう起きていられません寝ます、と誰に断ってんだか知りませんが、そう言って布団に入る。起きてまずメールチェックして、積み残しの仕事をブンブン回して、現在14時。私まだ顔も…

  • 好奇心を運ばせるのは体。

    ちょっと涼しくなったと思ったら、とにかくダルい。寝ても寝ても寝ても寝ても寝られる。自宅作業だからいいものの、今週はずっと寝ている。さすがにどうかと。 すごくアクティブな、好奇心のかたまりみたいな人がいて、素敵だなそうありたいなと思うけど、私には真似できない。好奇心を運ばせるのは体、この体。体力がなければ好奇心を乗せた体を運ぶことはできない。仕事も遊びも極めるには、最終的には体力次第だと思う。能力があっても体力の援護のあるなしで、物事を極め方が違ってくるはず。 とかぼやきながら寝てますが、そろそろ仕事に戻らないとやばい。

  • 猛暑のフルウイッグ2018

    2018年の夏、それはフルウイッグの夏。 フルウイッグで過ごした2018年の猛暑。そりゃあとんでもなく暑かった。蒸れるとかそういうレベルでなくて、立ち上がった瞬間、ウイッグと頭の隙間からジャージャーと汗が流れてきたときは目をひんむいて驚いた。ウケる。 いまでこそエアコンの冷風が直撃する席は敬遠するけれど、このころは進んでそういう席に座った。少しでも涼がほしかった。家に戻ってウイッグを外すときの爽快感といったらなかった。キッツキツのボディスーツ脱ぎ捨ててたような、そんな感じ。 汗をかきまくるので、ウイッグも頻繁に洗っていた。日々のケアもしていたけれど、水洗いするとそりゃあもうすっきり。毎日自分の…

  • 中国のがん治療について少しだけ知ったこと/中国映画『我不是薬神』

    中国ではどんながんでも標準治療は手術+放射線??? 先日、中国から博士課程に研究員として来日している30代の女性に、中国のがん治療について聞いてみた。中国にもいろいろな抗がん剤があるのでしょうね?と聞くと、たいていの場合、手術と放射線治療をする、抗がん剤をするというのはあまり聞かないというので驚いた。いやいやがんて言ったって胃がん、乳がん、肺がん、大腸がん、その他いろいろあるでしょう?みんな手術して放射線ってわけないじゃない?と思って根掘り葉掘り聞いてみたけど、抗がん剤を用いるというのは中国ではポピュラーじゃない、あまり聞かないと。と思ってたら『我不是薬神』、邦題『ニセ薬じゃない!』という中国…

  • 亡き人の誕生日

    8月6日、妹の誕生日を祝う花やメッセージを贈ってくれる方々がいた。亡くなった人の誕生日を祝うってどうかなと思っていたけれど、妹の友人いわくそれが現代的なんだと!そうかも。ひとつ歳を取り、妹はアラフィフになった。 あの8月、妹はアクティブに過ごした。ママ友たちと海水浴に行ったり、家族で伊豆に旅もした。我が家で東京湾花火大会を見た。はた目には小学生の子供を持つ、普通の母親の8月だったと思う。しかし、すでにひどい頭痛に悩まされていた。あのとき気づいていたら、と何度も思う。何度も思う。何度も。 あの8月は楽しい思い出がいっぱいある。だからこそみんな、亡き人の誕生日を祝う気になるのかもしれない。楽しかっ…

  • 入院時の保証人問題

    入院するとき、必ず求められるのが保証人だ。保証人には、同居していない人を求められる。同居していない家族、親兄弟、親戚などを想定している。私の場合、同居の家族、つまり配偶者しか保証人として立つ人がいない、と何度も押し問答してやっと、じゃあ仕方ないですねぇということになった。 先月母が入院したときもそう。私は母の代理人ではあるが、保証人にはなれないという。同居していない方でどなたかいませんか?ご兄弟とか? いません。ここでも何回か押し問答して、じゃあ仕方ないですねぇということになった。 少子高齢化している日本で、同居人以外に保証してくれる人なんてそうそういるのだろうか。私はかろうじて家族がいるが、…

  • 母と私の距離。

    今日、母が退院した。 今朝施設のスタッフの方が病院にお迎えに行ってくださったのだ。私は後日精算に行けばよいという流れになった。施設の方々には頭が上がらない。本当にありがたい。 1週間にも満たない短期入院でよかったけれど、やはり私ひとりでは対処できないことが鮮明になった。 施設から入院したと連絡があり、翌日病院に向かった。病室に担当の看護師さんがいるので訪ねてほしいと言われ、案内された。一晩中、せん妄状態だったという母は爆睡中。ところが看護師さんが「娘さん来てくれましたよーーー!」と、耳の遠い母のために大きな声で声がけしてくれちゃうのだ。私はそっと様子を見て、手続きだけして帰るつもりだったのだが…

  • せん妄状態の母

    母が入院している病院の入院フロアに行き、ナースステーションに声をかけ、部屋まで案内してもらう。案の定、ナースステーションを出て目の前の部屋。母同様、認知症のおばあちゃんが集められている。 以前は入院するとせん妄状態になり、洗面所で食事の支度をすると言い張ったり、ベランダに干してあった洗濯物が盗まれたと怒ったりして、歩き回ろうとしていた。そもそもベランダがないし、洗濯物もないのだが。アグレッシブなせん妄だったので、目が離せなかった。その時もナースステーションの目の前の部屋で、看護師さんたちが目を光らせていた。 今回もせん妄状態とはいえ、すでに歩き回るほどの元気はない母。とはいえ点滴を嫌がって抜こ…

  • 母の入院

    母が入院した。自力でトイレに行こうとして車椅子に乗ったはいいが、勢いあまって後ろに倒れ、頭を強打したらしい。数日前から食も細く、何度か嘔吐もあったので、早速病院に連れて行ったところ、入院しますか、ということになったらしい。 母が入っている施設から連絡があったのがすでに夜。入院手続きは翌日でいいけど家族じゃなきゃダメとのことで、翌日病院へ向かう。 手続きといっても、あらかた施設のスタッフが済ませてくれており、私が必要だったのは母を拘束してよいかどうかの確認と、同意書へのサインだ。以前入院したときもそうだったのだが、入院するとせん妄が起こり、歩き回ったり暴言や迷言を叫んだりする。前回は夜中に洗面所…

  • その時お腹が動いた!

    ちょーへーそく状態で1カ月が経過した。とにかく腹部レントゲンにガス以外写っていない状態から脱せねばならない。食べたものはどこへ行くのか。ブラックホールに吸い込まれて行っているようだ。 まず投薬。かつ、絶食してみたり。食べ始めてからも消化の良いものを選ぶ。アルコールもほとんど飲まないようにしたり。 ここまでしてようやく、お腹が動いた。 プロジェクトX風に言えばこんな感じ。昨晩からなんとなくお腹がぐるぐる動いているのがわかる状態に。長かった。。。これで腹部の再検査に臨める。

  • 一難去ってまた一難

    フォローアップ検診に行ってきた。 毎度、片道1時間半の遠足気分のフォローアップ検診に行ってきた。マンモグラフィー、胸部レントゲン、胸部エコー、血液検査のフルコースである。やっぱりマンモグラフィーがいや。これ、ぼちぼち検査方法見直す方向にしてほしい。乳房を押しつぶさないでできるマンモも開発されているというし、現在の方法のサディスティックさ、患者の負担でしかないといつも思う。ぶつぶつ。 腹部レントゲン追加のわけ。 今回は上記フルコースに、腹部レントゲンが追加された。実は3月ごろから便秘気味だったのが、ここにきて症状に追い打ちというか、重篤化して、まったくお腹が動かない。痛みもあって、これまでのお腹…

  • 同病相憐れんだり、励ましあったり、勇気が湧いてきたり。「GANNOMI(がんのみ)」に参加してきた。

    「語り合おうぜ!GANNOMI(がんのみ)」第1回目に参加してきた。 がんサバイバーもそうじゃない人も集まって飲む会が開かれると、Facebookで知り、「語り合おうぜ!GANNOMI(がんのみ)」に参加してきた。集まったのは、がんサバイバーとその支援者40人以上。貸し切りのパーティルームがいっぱいになる盛況だった。 まず席に着き、ピッチャーのビールをお互いにつぎ合って、自己紹介。私の席の隣に座ったのは男性のNさん。40代とは思えない若々しい方だった。私は千祥ですー2回乳がんやってまーすと自己紹介。Nさんは精巣腫瘍、36歳のとき精巣がんになり、抗がん剤治療のために3か月間入院したそうだ。3か月…

  • 病める時も健やかなる時も、何を生きがいとしていくのか考えている。

    いま。まあ、不足ない。 ずっと仕事のことで悩んでいた。フリーランスで、がん患者で、仕事がほとんどなかったのだった。治療中でも仕事がしたい。社会の一員でありたい。そういう思いが人より強かったと思う。見苦しいほど、わーわー言っていたのは自覚がある。本当に見苦しい。 治療中にも仕事がしたいとわーわー大騒ぎしていた私に、どうしてそんなに仕事したいのかわからない、と友人に言われたことを思い出す。言われたときは、なんてひどいことを言うのだ。がん患者の孤独がわからないのか。と、憤っていた。でもあの時の私の、仕事がしたい!なにかさせろ!(意訳)という騒ぎっぷりがすさまじかったので、友人も思わずそう言ってしまっ…

  • がんサバイバーの私だって両手に包丁持ってしまったかもしれない。

    死にたいなら、一人で勝手に死ねばいい、とは思うものの。 登戸で小学生と、見送りに来ていた父兄が亡くなった事件で、今日のワイドショーも持ちきりである。現場となったコンビニの横にはうず高く献花や飲みもの、お菓子などが置かれ、お祈りに訪れる人をカメラが取り囲む。 犯人はすぐ自死。彼の自宅に捜査が入ったようだが、携帯もPCも所持していないようだと聞き、驚く。働いていたとい話も聞こえてこないし、ここまで社会と隔絶して生きてきた人も珍しい。 どうやらこの小学校にいわれのない恨みをもっていたらしいことは伝えられてきた。逆恨みというか、巻き添えとなったお二人が気の毒でならない。そして、簡単に自死するくらいなら…

  • 「白い巨塔」には緩和ケアがなかった

    岡田版「白い巨塔」をチラ見。 そもそも「白い巨塔」といえば田宮二郎だ。絶対だ。 田宮二郎の「白い巨塔」は映画版とTV版があり、田宮は財前五郎を2度演じている。映画版もダークでよい。ちなみに映画ではケイ子は小川真由美が演じているのだが、これがTV版の太地喜和子に負けず劣らずよい。 岡田くんが田宮二郎を凌駕するとは思えず、五夜連続と言われても困るなあ、ということで見る気はさらさらなかったのだが、財前五郎の転落の様子が描かれるだろう、最終夜の放送だけ、ちょっと見てみた。 財前五郎、すい臓がんステージ4ですって。あら。難しいがんだよなあ。手術したけれど手の施しようがなく、閉じちゃう。 浪速大学病院には…

  • がんサバイバーの老後設計

    みんな老後の設計を考えて生きてきたらしい。 先日、相撲見物に誘われた。マス席が取れたからおいでよ、とのこと。誘ってくれた方は、大学院で知り合ったKさん。 相撲見物は本当に楽しい。十両の取組みが始まる前は、相撲を風景のひとつにして、飲んだり食べたり、話しをしたりしながら、だらだら過ごす。これが誠に心地よい。十両、幕内と取組みが進むと、会場の空気が変わる。そうなると土俵はもう風景ではない。取組みをみな一心に見つめる。あちこちから歓声があがり、ボルテージがぐんぐん上がってくるあの感覚。とても好きだ。 相撲見物のあと、お誘いしてくださったKさん、チケットのお世話をしてくれたYさんたち数名と、お疲れ様会…

  • 生ローヤルゼリーで薄毛対策?!

    前髪の伸びが遅い 後頭部の髪の伸びは早いのに、つむじから前頭葉方向の髪の伸びが著しく遅い。なので部分ウイッグ前髪部分にちょこん、と乗せているわけである。 www.chisa.online www.chisa.online 部分ウイッグは優秀で、バレッタを髪につける要領でパチンと留めるだけで、いい感じの前髪が出来上がる。朝、メイクして着替えて、ウイッグをパチンと乗せる。それだけですぐ出かけられるのだ。地毛を巻いたり、ドライヤーかけたりなどの手間をかけなくてよい。 なので、前髪の伸びが遅いことに多少ジリジリしてはいたものの、ウイッグをパチンとするだけの抜群の利便性を享受している。 生ローヤルゼリー…

  • 殺してと言われた翌日からのこと。

    お姉ちゃんお願いします殺してくださいと妹に言われた翌日。予断を許さない状態が続く夜間と違い、日中は穏やかな時間を過ごせていた。夜間に比べれば、妹の様子は落ち着いている。とはいえ全身ではあはあはあと苦し気な努力呼吸は続いていた。 www.chisa.online そんな日中、ふと目を開けて、私に話しかけてくることがよくあったが、そのタイミングはいつも唐突だった。お姉ちゃん、緩和ケアの病院探して。そこで体調を整えてからまたここに戻ってくる。そしてまた治療するの。 どうしてそういうことを言うのかよくわからなかった。緩和ケアのある病院へ転院して体調を整えようなど、誰も言っていない。いつからか、妹の中で…

  • お姉ちゃん私を殺してと言われた夜。

    頭痛と高血圧の正体は、がん性髄膜炎だった このブログは、乳がんで急逝した妹のことを書くことが目的のひとつだ。特に亡くなるまでの妹の様子、そして私が家族として経験したことを書いている。 家族だからというだけでなく、私自身乳がんを経験していたから、妹の乳がんの闘病は人ごとではなかった。しかし、私と妹の闘病の経緯はまるで違うものだった。 妹は2015年3月に乳がんステージⅣの告知を受け、5月から抗がん剤+分子標的薬・アバスチンの治療開始、治療は順調のように見えたが、夏には頭痛と高血圧に悩まされるようになる。 9月に入ると、それまで以上に精神的に追い詰められることが続いた。特に経済的な問題は大きかった…

  • とうとう幻聴を聴いた金縛りdays

    最近毎晩(正確には朝方)、金縛りに合う。 ウトウトしていると、突然体を動かすことができなくなり、助けを呼ぼうにも声も出せない。ここ1か月ほど毎日なので、金縛りdaysである。霊がどうとか、そういうことではない(と思う)。そういう気配はなかった。昨日までは。 今朝がたの金縛りは少々違う。金縛りになり、そこから抜け出そうともがくが、もちろん無理。なんとか声を出そうとしても、うーうー唸るばかりである。あー今日もか。。。とあきらめ気分のところに、どこからか声が聞こえる。声の方向にいるのは、私のぬいぐるみのクマである。 クマ?ぬいぐるみのクマが? とうとう幻聴を聴いてしまったのか、夢だったのかわからない…

  • がん患者食べ物あるある。

    ワイドショーで宮本亜門さんの会見を見た。 「手術前に転移しないように牛肉などを避けて、食事を変えている」と言っていた。 手術前に、肉食べようがケーキ食べようが羊羹丸かじりしようがどんとこい!と思うのだが…。 今更牛肉避けたって…ねぇ。 がんになるとこれまでの生活習慣全否定!みたいになるのはどうなのか。どこかに原因がある!だからそれを正す!って、がん発生のメカニズムってそんな簡単なものじゃないでしょう? ……って毎度思う。 デタラメな生活を送っていたら、それは正そうと思うけど、普通に過ごせば良くないか?

  • がん患者食べ物あるある。

    ワイドショーで宮本亜門さんの会見を見た。 「手術前に転移しないように牛肉などを避けて、食事を変えている」と言っていた。 手術前に、肉食べようがケーキ食べようが羊羹丸かじりしようがどんとこい!と思うのだが…。 今更牛肉避けたって…ねぇ。 がんになるとこれまでの生活習慣全否定!みたいになるのはどうなのか。どこかに原因がある!だからそれを正す!って、がん発生のメカニズムってそんな簡単なものじゃないでしょう? ……って毎度思う。 デタラメな生活を送っていたら、それは正そうと思うけど、普通に過ごせば良くないか?

  • 博士後期課程在籍者の(わりと)暗い未来の話。

    朝日新聞の記事を読んだ。博士号を持ちながら、大学で職を得られず自死した女性の話である。 「家族と安定がほしい」心を病み、女性研究者は力尽きた https://www.asahi.com/articles/ASM461C8QM3YULBJ016.html?ref=hiru_mail_topix1 あなたには既に職があってそれで生計が建てられているし、大学で教員になろうと思っていないだろうから許可したと、私が博士課程に進学する際に教官から言われた。もしあなたが20代だったら、将来の保障は出来ないし、そう易々と博士課程には進ませられなかったと。 この記事の女性は、研究成果を挙げていながらも、大学教員…

  • 歯を食いしばり過ぎて奥歯が欠けたのでボトックスを打ってみた話。

    歯を食いしばり過ぎて、奥歯が欠けたのだ。 www.chisa.online 左の奥歯の高さは半分。自分では奥歯をかみしめていたことに、なかなか気が付かなかったが、意識してみると確かに食いしばっていた。何気ない日常のシーン、たとえば電車に乗っているとき、テレビを見ているとき、そして朝、目覚めたときなど、なぜいまここで歯を食いしばる???というシーンで、奥歯をぎゅーーーっと食いしばっている。 食いしばるくせをやめられれば一番いいけれど、ほぼ無意識にやっているので難しい。なにか解決策はないか?と思案、色々調べていたらなんとエラボトックスに食いしばりを緩和する効果があるというではないか。 食いしばれば…

  • おい、グーグル!(おい、小池!のように読んでください。3月20日からPVだだ下がりの件)

    2019年3月20日を境に、このブログのPVはダダ下がっている。どうやらグーグルのアルゴリズムとやらが変わったようである。どうすりゃいいのかわからんが、私にできることはいまのところない。みなさんどうされているのですか? 私はアフィリエイトなどをしていないのでこのままでもいいけれど。PVダダ下がりって結構凹むね。

  • 人生を愛せとか感謝しろとか言うけど、そもそも人生を信頼してないと無理だという話。

    スピリチュアル界隈の人の話でよく出てくるのが、人生を愛しましょうとか、周囲の人に感謝していますか?などという言葉である。 私はがんになってから「感謝が足りない」とよく言われた。感謝が足りないからがんになり、人は去り、仕事はないのだと。人間関係や仕事のことはそう言われても致し方ないが、感謝が足りないから病気になるのだと言われたときは凹んだし、怒りが湧いた。 人生を愛しましょうとか、人に感謝しましょうとか、って言われ、私は大いに戸惑った。そもそも愛したいし、感謝したいし、そのために頑張って生きてきたのだ。それでもなんで私はこういう目に遭い続けるのか。まったく謎であった。 さらに、スピ系の、人生を好…

  • 天気痛との付き合い方。

    天候が大きく変化するときの不調。 昨日の夜から頭痛である。なかなか収まらないのでお風呂にも入らず就寝したが、朝になっても頭痛が続いている。いつもシャープな効き目を発揮してくれるバファリン プレミアムを飲んだが、今日はなぜか効かない。仕方ないので終日ゴロゴロして過ごす春分の日であった。 頭痛の原因はおそらく天気痛。雨が降る前日、台風の来る前、気温の上下が激しく変化するときに起こるのだ。気象の変化、なかでも気圧の変化が関係しているらしい。日本にひとつだけ、天気痛を研究し、天気痛外来を開いているのが、愛知医科大学学際的痛みセンター客員教授・佐藤純医師だ。 日本にただ一人の”天気痛外来医師”に聞く「ど…

  • 元気ですかー?元気があれば何でも出来る。ダーっ。ていうのは割と本当。

    今日は食事以外ずっと布団の中で過ごした。今週は毎日仕事、外出があり、自宅で終日作業という日がなかったためか、体が疲れたーと言っている。そんな時は体の求めに応じてあげるに限る。寝たいだけ寝る。 大学卒業時、就職課の担当者の言葉を思い出す。いいですか?生きるというのはね、毎日会社に行く体力が必要なんですよ!と、彼は言った。 毎日会社に行く体力って言うと、今でこそ社畜みたいに聞こえるけれど、とにかく毎日仕事をする体力が必要だよ、ってことだ。 30代で初めての乳がんを経験したときは、9月手術して、抗がん剤、放射線治療を終えた2週間後にはフルタイムで働いていた。キツイときもあったけれど、乗り切れた。30…

  • がんになっても、社会の一員だと思えるように。

    がんになったときの仕事問題。 がんになったとき、仕事を持っているか否かで異なることは、その処遇だろう。サラリーマンであれば、手術入院のための傷病休暇を申請したり、場合によっては部署や役職の異動もあるかもしれないが、治療を続けながら働く社員に対して、円滑に業務を進めながら復職できるような体制を整える会社もある。この例はあくまでも社員が協力的なケース。そういう文化が育っていない会社、また中小企業であればがん患者である社員に対してケアする余裕のない会社だってたくさんある。仕事を続けたくてもやめざるおえないケースもまだ多いだろう。会社の規模、文化によってその開きは大きい。 フリーランスの場合はまた事情…

  • インタビューのお仕事は楽しい。

    1月はどういうわけか、インタビューのお仕事しかしなかった。なぜかしらん。大丸松坂屋さんのお仕事で、女優・萬田久子さんのインタビューもそのひとつ。 還暦を迎えたとは思えない美しさ、そして明るく楽しく、人として可愛らしい。素敵な方だった。ここまで話してくれるとは!とこちらが驚くほどまっすぐにお話ししてくれた。隠したり、つくろったりする必要がない。そういう印象を受けた。とても強いし、爽やかな人だ。 インタビューのお仕事は大好きだ。世間ではよく知られたエピソードであっても、実際に本人の口から聞くと、知られていない事実や、本人の生の感情を発見したりするのが面白い。どこまですくい出すか、どこまで切り取るか…

  • 奥歯が割れるほど噛みしめて/がんサバイバーと家族のこと。

    虫歯になった。 左の下顎の奥歯と上顎の奥歯が、虫歯になったようだ。沁みるし、舌先で触れると歯がすでに溶けている??? 実は昨年、抗がん剤投与中に、左奥歯の異変には気づいていた。しかし、抗がん剤投与期間中は歯科治療はご法度なため、治療が終わったら歯医者さんへ、と思いつつ、さらに先延ばしにしていたのだ。 虫歯と思いきや。 予約の電話を入れてから2週間後。久しぶりになじみのデンタルクリニックへ。3年前、歯科矯正のメンテナンスをしている最中にがんが発覚したため、せっかく着けていた装置を泣く泣く外したという経緯もあり、先生も久しぶりに現れた私を見て、ちょっと驚いている。もう治療終わったの?よかったねえ。…

  • 抗がん剤投与日には足指保護のために着圧ソックスを。

    amazonから着圧ソックスが届いた。 着圧ソックスを愛用しているわたくし。抗がん剤の副作用により、今でも足のしびれがある。ふくらはぎをギュッと締め付けていると足が疲れにくいし、なによりむくみが防げるのがいい。スカート以外の日は基本的に着圧ソックスを履いている。 抗がん剤投与中にも着圧ソックスを履くことが推奨されているって知ってました? 抗がん剤投与日、化学療法室のベッドに横になると、抗がん剤投与している最中に爪トラブルを防ぐために、手足を保冷剤で冷やしてくださいねーと看護師さんがこれを持ってきてくれた。 子ども用のボディスポンジの手を入れる部分に保冷剤をセットして、手や足の爪を冷やすのだ。そ…

  • 脱毛からを時系列に⑫丸坊主から1年でこんなに伸びた。

    2018年2月28日は、坊主の日。 1年前の今日。放射線治療に通うのを期に、思い切って坊主になった日である。女性の理容師さんのいるバーバーで、すっきりと坊主にしてもらったのだ。私はすっかり御機嫌になったが、今どき高校球児だってここまで丸めない……と理容師さんは不安になっていた。 クリックリ。 少しでも残った髪がもったいなくて後生大事に髪を残していたのけど、それがなんとも貧乏ったらしかった。坊主にしたらさっぱりすっきり。早く坊主にすればよかったのだ。 そして丸一年経った。 伸びが遅い前髪とトップは、部分ウイッグを使用しているが、ほぼ普通のヘアスタイルル。こうして並べて見ると自分でも驚く。 抗がん…

  • 抗がん剤中のジェルネイルは、爪に出る副作用を防いでくれた。

    抗がん剤中もジェルネイルを続けていた私。 このブログに検索して訪問してくれる人の多くは、抗がん剤の副作用について検索されている人が多い。なかでもジェルネイルについては、多くの方が検索されている。治療前の私もそうだった。 手術入院の時だけはどうしても外してくれと看護師さんに注意を受けたので従ったが、それ以外はずっとジェルネイルを着けていた。元来爪が反ってしまっており、伸びた部分から亀裂が入ってしまう、弱い爪。ジェルネイルはお洒落の一環であり爪の保護のために必要なものなのだ。 抗がん剤中のジェルネイルは、爪に出る副作用を防いでくれた。 抗がん剤中のジェルネイルは、副作用対策に大いに役立ってくれた。…

  • 神は乗り越えられない試練を与える。がんサバイバーの私のために。

    試練を乗り越えるのが、元の生活に戻ることを意味するならNOだ。 「神は乗り越えられない試練を与えない」と、なにか困難なことに直面した際、人はそう言って自身を鼓舞する。この言葉で励まされたりすることもあるかもしれない。私が2度のがん体験を乗り越えられたかどうかといえば、乗り越えている最中だ。まだ自分の生活を完全に立て直したとは言い切れない。でも大丈夫だなきっと、といまは思える状況にいるから心配しないでほしい。 私は「乗り越えられない試練」を乗り越えられるのだろうか。それが、がんになる前の生活に戻れることを意味するならNOだ。50歳を超えてまたがんになり、治療に費やさなければいけないこの約2年の時…

  • 骨転移なのか五十肩なのかそれが問題だ。

    左の上腕が痛いのである。 ひじより上、肩より下の部分である。シャツを着るために左袖に腕を通そうとしたところ、ビーーンと痛みが走った。それが2週間前である。生きていればそんなこともあると思い、特に何もしなかった。その日の夜、また着替えをするために左腕を後ろに伸ばすと、また痛む。あれー?なんだろうこの痛みは。 着替えの際、動かすと痛みがあるということはわかり、注意をしていたが、そのうち、四六時中痛むようになる。我慢できない痛みではなく、緩やかな鈍痛というか。2週間経ち、我慢できない痛みではないし、おそらくこれが噂の五十肩というものなんだろうけど、一応、病院へ行った。 骨転移だったら…? 五十肩だろ…

  • 大迫恵美子は人を裁かない。探求をするのだ。~テレフォン人生相談

    久しぶりのテレフォン人生相談ネタである。 熱血の大原敬子もいいし、荒ぶる三石由起子ももちろんいい。しかし相談者の本音をえぐって切って、白日のもとにさらし、突き付ける、テレフォン人生相談の眠狂四郎、大迫恵美子の冷たい刃の切れ味に、毎度ドッキドキなわけである。 しかし、大迫恵美子はただ刺客なのではないのだな、と認識する放送回があった。 【TEL人生相談・神回】あなたの手は汚れている 大迫恵美子 ドリアン助川 2015-7-22 - YouTube パーソナリティはドリアン助川、回答者は大迫恵美子という組み合わせ。 エグイ相談内容。 相談者は65歳の既婚男性。45歳の元同僚女性に飲みに誘われ、その後…

  • がん患者へ「頑張って!」と言葉をかける前に。

    頑張って!という励ましは有難い。 でも言わせて。 頑張って!の中に「あなたの弱っている、悲しんでいる姿を見るのが辛いし、受け止めきれない」という気持ちが混じっていませんか? 反射的に「頑張って!」と言ってしまっていませんか? 頑張って!の中にあなたの、私への要望が入っているならそれは励ましではなく、命令なんです。 その要望、命令に応えてあげられないときもあるのです。笑顔で頑張る!と言えないときもあるのです。 頑張って!は便利な言葉です。私もつい使ってしまいます。でも、がん患者にその言葉をかけるとき、自分の心に問うてみてほしいのです。「あなたの弱っている、悲しんでいる姿を見るのが辛いし、受け止め…

  • インタビューのお仕事。

    インタビューのお仕事をした。私がインタビュアー。 婦人公論2月12日売り号で、漫画家の倉田真由美さんをインタビュー。 600人斬りバツ3の夫と結婚して10年目のくらたまさん。ドライなようで、しかし愛情豊かな不思議な結婚生活の様子をお聞きした。子煩悩ないいパパなんだけど、金は稼がない旦那さん(笑) しかし決定的にくらたまさんの心を掴んでいる部分があって。そのあたりがくらたまさんのユニークさであり、男前なところ。インタビュー中は抱腹絶倒だった。 1月はなぜかインタビューのお仕事が続いた。キッツいスケジュールだったにもかかわらず、結構楽しくできたのは、インタビューのお仕事はかなり好きだから。 私にも…

  • AYA世代のがん/池江璃花子さんの白血病公表のこと。

    白血病に罹患したことを発表した池江璃花子さん。今日の午後からこの話題で持ち切りである。夕方には水泳連盟の記者会見もあり、彼女がすでに治療を開始していること、東京オリンピック出場を諦めていないことが伝えられた。 池江さんは日本記録を多く塗り替え、来年に迫った東京オリンピック出場、メダル獲得も期待されている日本水泳界のホープだ。いまは治療に専念し、東京オリンピック出場を目指すという彼女の言葉に、どのバラエティ番組、ニュース番組も、それが可能なのかどうか、医師のコメントと共に紹介していた。 彼女はAYA世代のがん患者である。 《AYAはadolescents and young adults(思春期…

  • 喪失感を呼び起こすのは記憶の中の喪失なのだと気づくまで。

    小津安二郎の映画を無性に観たくなることがある、という記事を書いた。 www.chisa.online 小津の作品には、毎日の生活が続いていくけれど、そこにはいつも家族の欠けなど喪失感が後景にある、そして私の中の喪失感を慰めたいとき、小津作品の喪失感を共有したいとき、観たくなるんだよね、っていう話である。 では、私の喪失感っていったいなんだろう?と、ずっと考えている。それは妹の死であったり、私の病気であったりするわけだけど、なぜ私はいつまでも喪失感から立ち直れないのだろう? 確かにこの数年の間に私が経験した出来事‐‐‐妹の死も、私を襲った2度の乳がんも、大きな喪失体験には違いないのだ。少なくとも…

  • 抗がん剤治療中の花粉症対策

    インフルエンザが猛威を振るっているが、私は季節を先取り。すでに花粉症の兆しが表れている。目がかゆいような…目ヤニがいつもより出るような…ノドがイガイガするような…ああ、もうすぐやってくるな、という予感が、あと数週間で確信に変わる。 毎年、1月半ばから、予防的に花粉症の治療薬を飲み始める。今年ももう飲み始めているので、花粉症本番がやってきても、そうヒドイことにはなるまい。 去年の今頃、まだ抗がん剤治療中であった。例年なら、1月から飲み始める花粉症薬。しかし抗がん剤に気を取られて、花粉症のことをすっかり忘れていたのである。2月の後半から3月、花粉飛散が始まったときの絶望。ああーーーーっ!薬を飲むの…

  • こりゃ喜劇。

    Facebookに、過去記事をお知らせしてくる機能がある。今朝は2017年2月9日の投稿をお知らせしてきた。 毎日新聞で「私の健康」というお題で取材を受けたのである。健康の為に続けていることを教えてください、というリクエストだった。 これを読むと、半身浴、運動、食事を挙げていて、やってることがほとんど変わっていない。偉いな自分と自画自賛したい衝動に駆られる。 しかしこのとき「私の健康」とのたまったのち、わずか4か月後に、2度目の乳がんになるとは、誰も知らない。なんという喜劇だ。我ながら中々エッジが効いてる。感心する。 おやおや?こんなことを言っているぞ。「心身の健康とは、自分と対話し、折り合い…

  • 喪失感を共有してくれる小津映画。

    なぜか無性に小津映画が観たくなる時がある。 もうひとつのブログ「美貌録」で小津映画のことを書きました。無性に小津作品を観たくなることがあるのです。 bibou-roku.chisa.online 一番好きな作品は「秋刀魚の味」。小津の遺作です。。ストーリーは相変わらず、と言うべきか、適齢期の娘を嫁に出すか出さないかで悶々とする父と、やめも暮らしをさせるのが忍びなくて、結婚する機会を自分から掴めない娘の話。母はいつ亡くなったんだろうか、詳細は語られないが母はおらず、娘が母親代わりとなり、父と弟の日常生活の面倒を見ている。結局、周囲の尽力もあって、娘は結婚する運びになり、父がひとり侘しさを託つ。 …

  • エリザベス・キューブラー・ロスの晩年に学ぶこと。

    5段階からなる死の受容を説いたエリザベス・キューブラー・ロス エリザベス・キューブラー・ロスといえば、その著書「死の瞬間」が有名だ。その中で彼女が研究、提唱したのが「死の受容のプロセス」である。 エリザベス・キューブラー=ロス - Wikipedia 「死の受容」とは、否認→怒り→取引→抑うつ→受容、という5段階の経過をたどるというものだ。いまではターミナルケアを学ぶ人には広く知られている。 エリザベス・キューブラー・ロスの波乱の人生 彼女の著書は多数あるが、私が好きなのは、彼女の自叙伝ともいうべき「人生は巡る輪のように」だ。彼女の生い立ち、家族のこと、医師になるまでの道程、そしてロス医師との…

  • もうすぐ死ぬと知っていても

    妹の仕事仲間が見舞いに来てくれたときのこと。 余命宣告の数日後のこと。妹の仕事仲間のひとりがお見舞いに来てくれた。すでに妹のスマホは私が預かっており、友人たちの連絡は私に委ねられていた。彼女がお見舞いに来る前に、妹の病状が悪いため15分ほどにしてほしいこと、驚かないでほしいことを伝えておいた。 彼女はお見舞いに来て、やはり妹が寝たきりになっていることに衝撃を受けていたが、すぐに楽しげに話しをし始めた。私は少し席をはずし、そろそろ時間を、と退出を促した。今度は特に仲の良かった仲間を連れてくるね、と彼女は言い、妹も待ってるからねよろしく、と笑顔だった。 ところが彼女が帰ると、妹は目を瞑り、ただただ…

  • 定期検査に行ったらいきなり今日はマンモグラフィやるって言われてごねた。上半身裸のままで。

    定期検査に行ってきた。 定期検査のため、東海道線を下る。3か月に1度なんてあっという間。受付後、血液検査、胸部エコー検査を済ませて診察に回ろうとすると、今日はレントゲンとマンモグラフィーがありますよ~と、検査室の受付で声をかけられた。マジか。 レントゲンはサクッと終わり、マンモグラフィーへ。部屋には20代の若くて可愛らしい女性技師さんがスタンバイ。もう観念して、検査着を脱いで上半身裸でマンモグラフィーの前に立つ。 はいお胸を触らせていただきますね~と技師のお姉さんが右胸をグイグイ検査台に押し付ける。この後あのプラスティック板に胸を押しつぶされる痛さと比べたら、序の口の痛み。はい力抜いてください…

  • 人はどうして最期に感謝の言葉を口にするのだろう。

    感謝の言葉を向けられて。 人は死期が近づくと、周囲への感謝の言葉をのべるようになるという。妹も亡くなる1か月ほど前から、折につけ、感謝の言葉を言うようになる。 入院してからしばらくは、病状の悪化や医師への不信感から、ささいなことで怒りを周囲にぶつけていた。夜間になると頭痛がひどくなるからか、イライラして、投げやりな言葉を私や息子にも投げつけることもあった。 原因を探るため毎日検査をしていた頃、初めて死を意識するような頭痛が妹を襲った。病室にかけつけ、妹のベッドサイドに近づくと、来るのが遅いと言って泣きながら怒っている。怒りが収まると、急に私に抱きついて、思ってもみないことを言う。 私はお姉ちゃ…

  • 人生会議/どう死ぬかは、その時になってみないとわからないかもしれない

    人生会議という言葉。 2017年11月に、人生会議という新語が厚生労働省から発表された。これはアドバンス・ケア・プランニング(通称ACP)の愛称だという。 www.mhlw.go.jp ACPとは 万が一のときに備えて、あなたの大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるかについて、自分自身で考えたり、あなたの信頼する人たちと話し合ったりすることを「アドバンス・ケア・プランニングーこれからの治療やケアに関する話し合い」といいます。 (パンフレット「これからの治療・ケアにかんする話し合い」より) みんなで事前に、人生の終わりについて話し合うから人生会議なんだろうけれど、この言葉が定…

  • 妹が遺伝性乳がんのカウンセリングを受けたときのこと。

    告知を受けて。 2015年3月、妹はT病院のB先生から乳がん、ステージⅣと診断を受けた。PETの結果を見ながら、左腕の痛みはがんが肩に広範囲に広がっているためであること、肝臓関門部などに微細ながら光が集積していて、転移を疑われることを告げられた。お姉さんも一緒に来てくれてよかったよ。あなた1人だったら僕、どうしようと思っていたんだ、とB先生は涙ぐんでいる。僕は近藤誠先生を批判する立場だ。でも、あなたのケースは治療しないでもいいかもしれないと僕個人としては思うんだ。積極的に治療すると、辛いことばかりになってしまうと思うんだよ。と言う。そんなこと言われても、子供はまだ小学2年生です。治療しないって…

  • 人毛ウイッグの洗い方。

    昨年末購入した、人毛製の部分ウイッグを洗ってみた。 ウイッグ購入と地毛のカットなどの手入れもワンストップでできる美容室、フラッティスで部分ウイッグを購入して約1か月。そろそろ洗いごろ?これまで人工毛のウイッグを使用してきたので、ウイッグを洗うことには慣れているけれど、人毛のウイッグを洗うのははじめて。 www.chisa.online www.chisa.online 私が購入したのはこれ。頭頂部から前髪部分をカバーするタイプだ。 人毛100%前髪ウィッグ【長めタイプ】ジャンル: バッグ・小物・ブランド雑貨 > 服飾小物(帽子・ネクタイ・ベルト等) > ウィッグ・つけ毛 > ポイントウィッグシ…

  • 差別されたと感じる私も差別している。

    がん患者も、治療を終えた元患者も含めて、がんサバイバーとよぶ。がんサバイバーという言葉に差別的な意味を感じないの?とある人から聞かれたことがある。私はその点は気にしていなくて、ある種のスティグマのような印象が、逆に強い印象となって、話を聞いてもらいやすいのではないか思っている。スティグマでもなんでもいい。話を聞いてもらうために、それを逆手にとって利用しようという魂胆だ。 これまで、妹が、そして私が感じた齟齬を、少しでも解消したいと思って、このブログを書き、活動してきた。もちろんこれからもそうしていく。2人に1人ががんになる時代に、がんサバイバーも社会の一員であって、働いたり、楽しんだりしながら…

  • 夕食を作ってくれる人がいればいい。

    私は夕食を作らない。作らなくなってかれこれ数年経つ。夕食は毎晩、夫が作る。クリスマスも例外なく夫が作った。写真はアボカドのサラダ2種の前菜。 今朝はお雑煮を作ってくれた。 きっかけは数年前。夫が料理教室に通うようになったことからである。せっかく習ってきたんだから家で復習がてら作ってよと言ったら、そのまま夕食は夫が作ることになった。自宅で仕事をしているから可能なことなのだが。 献立を考え、買い物をし、作るという一連の食事を作るという家事が、どれほど重労働かわかったようだ。私がたまに家で夕食を食べると言っておきながらすっぽかし、外食をして帰宅すると、夫がプンプンに怒っている。いやあ私も悪かったけど…

  • 妹が緩和ケアを理解しようとしなかった理由/誤解と不信。

    治療と同時に開始した緩和ケア 妹が治療を開始してから亡くなるまでの8か月間は、痛みとの闘いだったといえる。妹は抗がん剤治療を開始すると同時に、緩和ケアも始めた。左腕に強い痛みがあり、それは左肩に広がったがんのせいだとのことだった。痛みを取っていきましょうね。緩和ケアは治療と共に進めるものなんですよ。と医師は説明してくれた。緩和ケア=終末期ではない。まず痛みを取ることで、QOLを高め、治療もスムーズに行っていくためにするものだ。処方されたのはオキシコンチン、痛みが強いときに飲むオキノーム、そしてロキソニンだった。 妹はロキソニンを中心に使い、オキシコンチンもオキノームもほとんど使用しなかった。そ…

  • 抗がん剤生活に合ってよかったもの。

    11月、イータック抗菌スプレーのトークイベントに登壇したときのレポートが、イータックのサイトにアップされたので、ご報告。当日は、美容ジャーナリストの山崎多賀子さん、ASMAMAの甲田惠子さんとご一緒に、どのように毎日の生活にイータックを使いこなしているかをトークするというもの。 etak.eisai.jp 去年の冬、抗がん剤治療中真っただ中だった私。マスクと手洗い、うがいを徹底してくださいね!と言われていたけれど、マスクってそもそも清潔なもんでもないんじゃない?と常々懐疑的に思っていたので、積極的にマスクを使用しなかった。 そんなとき、イータックをプレゼントされ、マスクや持ち物、またケア帽子な…

  • 「頑張って!のその先へ。がん患者と共感するために」

    なぜこのテーマを選んだか。 2018年夏、ジャパンキャンサーフォーラムに登壇した様子がyoutubeにアップされた。私の題目は「頑張って!のその先へ。がん患者と共感するために」。妹が治療中に言っていた言葉がきっかけとなって考えていたテーマだ。 頑張って!や、奇跡は起きるよ!、または、私のおばさんもがんだったけど今は元気だからあなたも大丈夫!といった励まし。その言葉や思いを有難いと思いつつ、いつも違和感がある、と言っていた妹。 乳がんの知り合いが今は元気だから大丈夫って言われても私はステージⅣだし。がんのことなんにも知らないし、知ろうとしないのにみな、大丈夫だっていうの。そんなわけないじゃん。適…

  • 不吉な予感/こうもりの死

    ベランダに瀕死のこうもりがいた。 朝、リビングのロールカーテンをあげると、ベランダになにか、黒いかたまりがあるのをみつけた。窓を開け、ベランダに出る。近寄って見るとその黒いかたまりは、あり得ないことに、小さなこうもりであった。夏の日の夕暮れ、運河と公園に囲まれたこのマンション街にも、ひらひらと飛ぶこうもりを見かけることができた。しかしこのときはすでに10月の終わり。そしてここは高層マンションの中層階だ。20階はゆうにある高さに位置する部屋のベランダなのだ。こうもりが飛んでくること自体あり得ない季節、そして高さ。こうもりは微動だにしない。死んでいるのかと思い、注意深く見ていた。少し目を離した間に…

  • たぶんあれは、虫の知らせ

    虫の知らせ。 何年も帰省してこなかった息子が突然帰ってきて、家族団らんのひとときを過ごし、一か月後に急逝してしまうなど、人には死を予知する能力ーーー虫の知らせがあるのだ、という記事を読んだ。それとは少し違うのかもしれないが、妹にも少々思い当たることがあったので、書いてみようと思う。 gendai.ismedia.jp サーティンワン事件の顛末。 どの家にも、いつまでも語り草になるような子供時代のエピソードがあるはずだ。我が家にもあって、それはサーティンワン事件とか、オレンジシャーベットぼとっ、とか言われていた。私が小学2年生の頃だったと思う。珍しく母が在宅していたある日の午後。私は徒歩15分ほ…

  • 抗がん剤で太ってから1年経った。もう一度トレーシーメソッドでぼちぼち本気出す。

    抗がん剤中に太りだしてから、かれこれ1年以上経つわけである。もちろん何もしてこなかったわけではない。「バレエビューティフル」を導入したり、ステッパー運動も適宜実施してきた。しかし、この夏は太ったまま過ごした。もちろん現在も続行して太ったままである。 exgirlfriend.hatenablog.com もちろん何もしないよりはマシだったと思うし、引き締まりを実感する部位もあったが、全体的に身体がもっさりしている感は否めない。着れなくなった服はないけれど、無理くり着ると、なんだかシルエットがぱつんぱつん。ジムに通うとか、トレーナーに付くといいのかもしれない。しかし元来が出不精で、自宅で地味ぃに…

  • 言霊の人・ふくちやゆみさんのこと。

    最近私のブログを読んで、インド占星術の先生や四柱推命の先生の連絡先を教えてくださいというお問合せのコメントやメールが突如として増えた。インド占星術の先生のことはお教えできるので、知りたい方はご連絡ください。 ほとんどのコメントは、私のブログの感想もしくは占いの先生教えれのお尋ね。しかし、そこには属さないコメントもある。ふくちやゆみさんがくださるコメントがそれである。ふくちやさんは算命学という占術の先生だそう。 秋から冬にかけて、仕事のこと、体調のこと、生活のことで落ち込んでいたので、思い返せばウツなことばっかり書いていた。そんなブログのひとつひとつに、ふくちやさんがコメントを書いてくれていたの…

  • 月星座/牡羊座に惑わされて生きてきた私

    ひょんなことから、手紙屋ヒカルさんという方と知り合った。 ヒカルさんはオンラインで西洋占星術鑑定や、メモリーオイルを販売していらっしゃるらしい。オンラインで鑑定を始めたのは、ほんの数か月前からだという。 ZOOMを使って、私のホロスコープを見せてもらいながら、鑑定は進む。私は占い好きではあるけれど、自分でなにか占いを学んだことはない。ホロスコープ上での星の配置や動きはなんとなくは知っているけれど、改めてひとつひとつていねいに説明されるというのは、新鮮だったし発見があった。 ヒカルさんいわく、私の星の配置はとてもバランスが良いのだそうだ。なんでもできる人、オールマイティーな人だそうである。できな…

  • 部分ウイッグ(ヘアピース)がいい感じ/脱ウイッグのすすめ。

    前回紹介した部分ウイッグからのー、脱ウイッグ。 exgirlfriend.hatenablog.com 順調に伸びている襟足、後頭部はカットし、伸びが遅い頭頂部、前髪を補うために、部分ウイッグ(ヘアピース)を購入したのである。 部分ウイッグ、これねー、ほんとにいいの。ラク。軽い。少し練習が必要かもしれないけれど、パチンとピンで留めるだけで、頭頂部から前髪をカバーしてくれる優れものだ。 スタンドに置くとこんな感じ。 頭頂部や前髪の伸びが遅い、もしくは薄い、というお悩みのがんサバイバーさんは多い。私も前髪の伸びが遅く、まだ脱ウイッグはできないと思い込んでいた。でもある程度、襟足や後頭部の髪が伸びて…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、千祥さんをフォローしませんか?

ハンドル名
千祥さん
ブログタイトル
ジコカイジ
フォロー
ジコカイジ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用