小池真理子さん「望みは何かと訊かれたら」読了50代の私、沙織は音楽プロデューサーの夫をサポートしながら穏やかな日々を。だけれど、心の中には決して消えない消せない過去の記憶が自分を赤ん坊や人形のように世話し、庇護し、身体を重ねた男34年の時を経て彼と再会してか
碧野圭さん「駒子さんは出世なんてしたくなかった」読了出版社の管理課課長として様々な部署からの相談や頼み事に応えながら順調に仕事をこなしてきた駒子家庭では、カメラマンの夫が小さな息子が不登校になったのをきっかけに専業主夫として家事の一切を息子は高校生になっ
三浦しをんさん「ののはな通信」読了始まりは昭和59年からミッション系女子高で親友同士の野々原茜(のの)と牧田はな2人の往復書簡の形でやがて、ののは自分のはなに対する想いが恋だと気付き2人は激しい恋に落ちる純粋過ぎる想いと強い気持ちその恋は思いがけない形で終わる
アガサ・クリスティ「春にして君を離れ」読了殺人事件などが起きるミステリではないのだけれど主人公の主婦ジョーン・スカダモアは恋愛結婚をした夫ロドニーと申し分のない人生を子供たちはそれぞれ独立し末娘バーバラが夫婦で暮らすバグダッドで体調を崩し自分が行かねばと
小池真理子さん「Kiss 接吻」読了タイトル通り様々なキスの形が様々な恋愛と共に描かれる短編集もしかしたら身体を重ねることそのものよりも濃厚で甘やかな時間かもしれないとその先に続くものを思わせたり最後であることをこれ以上ない程まで刻み付けたり踏み越えてはいけな
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