米国人宣教師が布教を始めたカメハメハ2世のハワイ①ハワイ語を習い、王族の信頼を得る
カメハメハ大王が死去すると、カアフマヌ王妃はカプと偶像崇拝を禁止する。翌年、米国海外伝道評議会が派遣した宣教師一行24名が到着する。大王が拒否したキリスト教の布教を許すべきかハワイの王族たちは悩むが、ビンガム夫妻はじめ、宣教師一行はハワイ語を習得し、王族の信頼と友情を育んでいく。 食事カプの廃止 カメハメハ大王が1819年に死去すると、長男リホリホが23歳で王位を継承し、カメハメハ2世となる。 大王の側室の1人カアフマヌは、多くの王族の前で「大王の遺言により自分がカメハメハ2世のクヒナ・ヌイ(摂政)となり、一緒に王国を統治し、古来のカプ(禁忌)制度を廃止する」と宣言する。 ☆ ハ
2024/11/30 18:07