釣りをするのに国家資格が必要!?ドイツで釣り人になるには?

釣りをするのに国家資格が必要!?ドイツで釣り人になるには?

こんにちは、四谷学院の林田です。 コロナ禍にあっても楽しめるレジャーとしてキャンプが人気が高まっていますね。 そして釣りも昔から自然に親しむレジャーの代表格です。 釣りは、ドイツでは誰でもできるものではないって知っていましたか? 実は・・・国家資格が必要なんです! この記事では、なぜドイツで釣りに国家資格をつくったのか?を考えてみます。 環境先進国のドイツ ドイツは、スウェーデン、デンマークなどと並ぶ環境先進国です。 以前、「ドイツ園づくりツアーのお知らせ」もご紹介しましたね? https://yotsuyagakuin-tsushin.com/kids-kankyou-blog/tour2018/ ドイツは、高い技術と高い意識を持って環境保護に取り組んでいます。 日本もたくさん見習うべきことがあるかもしれませんね。 ドイツ「釣り」の国家資格 環境に対して意識の高いドイツでは、釣りをするためには国家資格が必要です。 では、具体的にどんな試験なのかを見てみましょう。 試験の内容 ドイツの釣りのライセンスは、筆記試験と実技試験に合格する必要があります。州によっては実技試験がないところもあるようです。 筆記試験では釣具の使い方、魚に関する知識、自然保護に関わる法律などが問われます。実技試験がある場合は、筆記試験に合格後に受験します。 ちなみに、実技試験と言っても、「実際に魚を釣ってみる」というわけではありません。「この魚を釣るために最適な釣具や仕掛けは?」といった問題です。 魚のカードをひいて、リールやハリ(釣り竿ですね)、タモなどそこにあるものから選ぶような問題だそうです。 資格は一度取得すれば終わりではなく、数年毎に更新する必要があります。 こちらのブログを参考にさせていただきました! http://aufjp.blogspot.com/2019/02/fishing-lincense-in-germany.html 有効期限 ライセンスは一度合格したらずっと使える、というものではなく、有効期限があります。一定の期間が過ぎたら更新の手続きが必要になります。 もしも、有効期限が切れていて、ライセンスなしで釣りをしてしまうと、「密猟者」とみなされて重い刑罰があるのだとか。 「釣りパトロール」が存在するそうです。 環境を守るためのルール作り 釣ってはいない魚と釣ってよい魚の区別ができ、どうしてこのような区別があるのかも理