お参り(3)

お参り(3)

年末恒例のお参りに主人と出かけた。いくつもの札所を回りながら主人は何を祈ってるんだろうと横顔をみながら思った。最初は娘の病気封じのお参りだったが、昨年から入院が続いた主人の健康を先に祈らないとと思ったりもした。それくらい娘の体調は落ち着いてる。どんなに体調が落ち着いても、来年もきっとお参りにくるんだろうなと思った。最初に母からお参りのことを聞いたのは、結婚して最初の子を流産した後だった。無事に子供が生まれてきてくれるようお参りに行ったと、しばらくして話をしてくれた。代は変われど祈ることは変わらないと思う。もうすぐ冬休み、無事に一年過ごせたことに感謝しなければ。お参り(3)