恋は習慣化される
今でも昔の恋人の夢を見る。 時には夜中に目が覚めてしまい、不愉快な気分になる。 忘れようとか、思い出さないようにしようとか、随分努力してきたけれど、もうその努力は諦めた。 頭に浮かんできてしまうのは仕方ない。 ああ、思い出してるな、とか、考えてるな、、とだけ思うようにしている。 一緒に聞いた曲が流れてくると、それは切ない。楽しかった出来事が蘇る。 または、恋人の心無い言葉を思い出して、グズグズと非難を浴びせ続ける。 そんな自分が情けなくなるが、もう、それも仕方ない。 「彼じゃなきゃダメなの」とか 「ひと目でもいいから、もう一度会いたい」 なんていう、乙女な気持ちは毛頭ないけれど、頭に浮かんでく…
2018/06/29 09:32