桃香の写真俳句ブログ

薄暑

風わたる消滅可能の町薄暑 桃香 かぜわたるしょうめつかのうのまちはくしょ 薄暑来ぬ町の役場もクールビズ 桃香薄暑とは初夏の頃の暑さをいいます。これを投句したのが5月の初めですから、あの頃そうとう暑かった記憶があります。ニュースでもクールビズの役場の様子を映していました。その頃話題に上っていたのが、「消滅可能都市」のこと。2020年から2050年の間に若...

2024/06/25 13:10

蜂

蜜蜂の羽音静かに襲来す 桃香 みつばちのはおとしずかにしゅうらいす 蜂の巣に向かひ震える夫の足 桃香「蜂」といえば、頭に止まっていたのを知らずに触って刺されてしまったこと。軒に大きな蜂の巣ができて、夫が恐る恐る取り除こうとして結局は諦めてしまったこと。そんなことが思い浮かびますが、「俳句生活」の4月の兼題でした。発表が6月と遅れるので季節感は吹き飛ん...

2024/06/11 20:30