戊辰・会津戦争39 娘子隊の戦い1
娘子隊の戦い1会津古城研究会長石田明夫会津藩では、白虎隊と共に女子も会津戦争に加わっていたことはよく知られ、山本(新島)八重とともに、会津若松市神指町東城戸の湯川に架かる柳橋の北約600メートルの越後街道で戦った婦女子らを娘子隊(軍)(正式な隊ではありません)がいました。それらは、中野幸子(数え44歳)、子の竹子(22歳)・優子(16歳)、依田まき子(35歳)、水島菊子(18歳)、岡村すま子(咲子とも)(30歳)の6人でした。『会津戊辰戦争』のなかで、「籠城の6日目(8月28日)中野幸子さんが入城されたが、わたし(山本八重)を見て『何故娘子軍に加はりませんでした』と、わたしは『妾(わたし)は鉄砲にて戦(行くさ)する考えで居りました』」と山本八重は答えています。八重も娘子隊(軍)に誘われていたことが分かります。幸...戊辰・会津戦争39娘子隊の戦い1
2019/10/04 06:18