農業用の微生物資材
嫌気性菌の活用嫌気状態で発生する有害物質(硫化水素やメルカプタンなど)をエサに、光合成細菌は増殖していきます。また腐敗で生み出された成分でも微生物(嫌気性菌)が無害化して、有用なものに変えたりするため、良質な土づくりや堆肥づくりには、有用微生物(好気性菌と嫌気性菌)の連携が欠かせないものです。例えば、農作物の野菜を育てるのに「窒素肥料」は重要です。その反面、環境(地下水)汚染を深刻化させる、原因にもなっている現状があります。そんな中、「光合成細菌」に着目して、研究成果が今話題になっています。この研究成果により、将来は窒素肥料ではなく「空気」を肥料にすることが、期待されています。「窒素」は、植物や動物のタンパク質の構成要素であり、植物を大きく生長させるはたらきがあります。空気中の窒素を肥料成分として、変化させる能...農業用の微生物資材
2020/05/27 19:42