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短歌のこと https://tankanokoto.com

詩や短歌、言葉に関すること。アララギ派と斎藤茂吉から現代短歌まで広く読んでいきます

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2018/01/28

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  • 囀りをこぼさじと抱く大樹かな【擬人法の表現技法の解説】

    囀りをこぼさじと抱く大樹かな 作者星野立子の俳句作品の現代語訳と擬人法の表現技法の解説、鑑賞を記します。 「囀りをこぼさじと抱く大樹かな」の解説 読み:さえずりを こぼさじと だくたいじゅかな 作者と

  • 秋つばめ包のひとつに赤ん坊【表現技法の解説】

    秋つばめ包のひとつに赤ん坊 作者黒田杏子の俳句作品の現代語訳と表現技法の解説、鑑賞を記します。 「秋つばめ包のひとつに赤ん坊」の解説 読み:あきつばめ ぱおのひとつに あかんぼう 作者と出典 作者名:

  • 流れ行く大根の葉の早さかな【表現技法と背景の解説】

    流れ行く大根の葉の早さかな 作者高浜虚子の「写生句の代表作」とわれる作品の現代語訳と表現技法の解説、鑑賞を記します。 「流れ行く大根の葉の早さかな」の解説 読み:ながれゆく だいこんのはの はやさかな

  • 渡り鳥みるみるわれの小さくなり 上田五千石【表現技法解説】

    渡り鳥みるみるわれの小さくなり 国語の教科書に掲載されている上田五千石の代表作俳句の現代語訳と意味の解説、鑑賞を記します。 「渡り鳥みるみるわれの小さくなり」の解説 読み:わたりどり みるみるわれの

  • 火焔土器よりつぎつぎと揚羽かな【解説】

    火焔土器よりつぎつぎと揚羽かな 国語の教科書に掲載されている堀本裕樹の代表作俳句の現代語訳と意味の解説、鑑賞を記します。 「火焔土器よりつぎつぎと揚羽かな」の解説 読み:かえんどき よりつぎつぎと あ

  • 「それだけでいい」【解説】杉みき子の詩の主題と表現技法

      「それだけでいい」は、作者は詩人杉みき子の詩作品で、国語の教科書に掲載されています。 「それだけでいい」の詩の表現技法、詩の種類と作者が伝えたいことをまとめます。 「それだけでいい」の作

  • 契りおきしさせもが露を命にてあはれ今年の秋もいぬめり【百人一首75】

    契りおきしさせもが露を命にてあはれ今年の秋もいぬめり 作者藤原基俊の百人一首75番の和歌作品の現代語訳と、解説・鑑賞を記します。 契りおきしさせもが露を命にてあはれ今年の秋もいぬめりの解説 読み:ぎり

  • 水戸の江戸氏の和歌を見てきました「知られざる水戸の戦国時代」

    水戸市立博物館で行われている特別展「江戸氏-知られざる水戸の戦国時代」を見てきました。 その中に鳥子江戸氏の和歌があったのでご紹介します。 「江戸氏-知られざる水戸の戦国時代」 水戸市立博物館で行われ

  • 恋わびて泣く音にまがふ浦波は思ふ方より風や吹くらむ『源氏物語』

    恋わびて泣く音にまがふ浦波は思ふ方より風や吹くらむ 作者は光源氏の『源氏物語』から有名なよく知られた和歌を現代語訳付きで解説を記します。 『源氏物語』の作者はNHK大河ドラマの『光る君へ』のヒロイン紫

  • ちはやぶる神の斎垣も超えぬべし大宮人の見まくほしさに【意味と解説】

    ちはやぶる神の斎垣も越えぬべし大宮人の見まくほしさに の和歌の現代語訳と解説を記します。 この歌は「ちはやぶる神の斎垣も越えぬべし恋しき人の見まくほしさに」として、NHKの大河ドラマ『光る君へ』に言葉

  • 百人一首を作った人は誰か 藤原定家ではない新説

    『百人一首』を作った人はこれまで藤原定家とされてきましたが、現在では別な人が作ったという説が出てきています。 『百人一首』を作った人は誰なのか「百人一首 編纂がひらく小宇宙」田渕句美子著からまとめます

  • 沫雪のほどろほどろに降り敷けば奈良の都し思ほゆるかも 大伴旅人

    沫雪のほどろほどろに降り敷けば奈良の都し思ほゆるかも 作者大伴旅人の短歌代表作の現代語訳と解説を記します。 沫雪のほどろほどろに降り敷けば奈良の都し思ほゆるかもの解説 読み:あわゆきの ほどろほどろに

  • 藤原清河の遣唐使の和歌

    藤原清河(ふじわらのきよかわ)は、奈良時代に遣唐使として唐に渡った人物です。 藤原清河の万葉集の和歌を現代語訳、解説と共にお伝えします。 藤原清河は奈良時代の遣唐使 藤原清河は奈良時代の公卿で、叔母は

  • 初雁は恋しき人のつらなれや 旅の空飛ぶ声の悲しき『源氏物語』

    初雁は恋しき人のつらなれや 旅の空飛ぶ声の悲しき 作者は光源氏の『源氏物語』から有名なよく知られた和歌を現代語訳付きで解説を記します。 『源氏物語』の作者はNHK大河ドラマの『光る君へ』のヒロイン紫式

  • 初雁は恋しき人のつらなれや 旅の空飛ぶ声の悲しき『源氏物語』

    初雁は恋しき人のつらなれや 旅の空飛ぶ声の悲しき 作者は光源氏の『源氏物語』から有名なよく知られた和歌を現代語訳付きで解説を記します。 『源氏物語』の作者はNHK大河ドラマの『光る君へ』のヒロイン紫式

  • 「世界はうつくしいと」長田弘【解説】

    「世界はうつくしいと」は詩人長田弘の詩で、国語の教科書に掲載されています。 「世界はうつくしいと」の詩の表現技法、詩の種類と作者が伝えたいことをまとめます。 「世界はうつくしいと」の概要 この詩は、現

  • 「きつね色」~子供の詩

      今朝の新聞の子供の詩より。青森県八戸市の、磯島笑美さんの作品。 新聞の子供の詩より 料理クラブ 五人グループでお好み焼きを作った。先生が「こんがりきつね色になったらひっくり返す」と言った

  • 贈答歌の解説と代表的な和歌作品

    贈答歌というのは日本の歌文学の中で特に平安時代から江戸時代初期までの時期に多く見られた歌の種類です。 贈答歌の意味と、有名な贈答歌の例を示します。 贈答歌とは 贈答歌は、平安時代から江戸時代初期までの

  • 北へ行く雁のつばさにことづてよ雲のうはがきかきたえずして 紫式部和歌解説

      北へ行く雁のつばさにことづてよ雲のうはがきかきたえずして 源氏物語の作者である、女流歌人紫式部の代表作の和歌の現代語訳と解説を記します。 北へ行く雁のつばさにことづてよ雲のうはがきかきた

  • 鳴き弱る籬の虫もとめがたき秋の別れや悲しかるらむ 紫式部

    鳴き弱る籬の虫もとめがたき秋の別れや悲しかるらむ 源氏物語の作者である、女流歌人紫式部の友人との別れの悲しみを詠った和歌の現代語訳と解説を記します。 鳴き弱る籬の虫もとめがたき秋の別れや悲しかるらむの

  • 歌会始の儀2024年 天皇陛下・皇后雅子様 皇族の短歌作品一覧

    歌会始の儀は新年恒例の行事で、年も1月19日に皇居松の間で開かれました。 今年2024年のお題は「和」。 天皇陛下の御製と、皇后雅子様の御歌、他の皇族の方々の和歌作品をお知らせします。 歌会始の儀20

  • 心あてにそれかとぞ見る白露の光添へたる夕顔の花『源氏物語』

    心あてにそれかとぞ見る白露の光添へたる夕顔の花 『源氏物語』から有名なよく知られた和歌を現代語訳付きで解説を記します。 この歌は、NHK大河ドラマ『光る君へ』第2回に登場しています。 心あてにそれかと

  • 心あてにそれかとぞ見る白露の光添へたる夕顔の花『源氏物語』

    心あてにそれかとぞ見る白露の光添へたる夕顔の花 『源氏物語』から有名なよく知られた和歌を現代語訳付きで解説を記します。 この歌は、NHK大河ドラマ『光る君へ』第2回に登場しています。 心あてにそれかと

  • 源氏物語の有名な代表作和歌10首 現代語訳と解説

    『源氏物語』には全部で795首の和歌が含まれています。 その中からこれだけは読んでおきたい代表的な和歌と、特に古文の教材に取り上げられる上位10首を、現代語訳と和歌の背景を交えて記します。 関連記事:

  • 源氏物語の和歌について

    源氏物語は作者紫式部によって11世紀初頭に書かれた日本文学史上最古の小説です。 源氏物語の和歌がどのようなものか、和歌が物語の中にある意味について記します。 『源氏物語』とは 源氏物語は、日本の古典文

  • 能登の輪島の朝市を詠んだ山下すてさんの短歌

    新年早々に大きな災害が起こり心を痛めるニュースが続いています。 現地の方も遠く離れた方もご無事を祈る心は一つです。 3日の朝日新聞は朝日歌壇の過去の投稿作品より、能登の輪島市の朝市を詠んだ短歌が取り上

  • 音に聞く高師の浜のあだ波はかけじや袖のぬれもこそすれ 百人一首72番

    音に聞く高師の浜のあだ波はかけじや袖のぬれもこそすれ 作者祐子内親王家紀伊の百人一首72番の和歌作品の現代語訳と、解説・鑑賞を記します。 音に聞く高師の浜のあだ波はかけじや袖のぬれもこそすれの解説 読

  • 人知れぬ思ひありその浦風に波のよるこそ言はまほしけれ 藤原俊忠

    人知れぬ思ひありその浦風に波のよるこそ言はまほしけれ 藤原俊忠 この和歌は百人一首の祐子内親王家紀伊の返歌「音に聞く高師の浜のあだ波はかけじや袖のぬれもこそすれ」の元となる歌として知られています。 こ

  • 振り向けばなくなりさうな追憶のゆふやみに咲くいちめんの菜の花 河野裕子

    振り向けばなくなりさうな追憶のゆふやみに咲くいちめんの菜の花 河野裕子の有名な現代短歌の代表作の意味と句切れ、文法や表現技法について解説、鑑賞します。 振り向けばなくなりさうな追憶のゆふやみに咲くいち

  • 富士の山みねの雪こそ時しらね落つる木の葉の秋は見えけり 徳川家康

    富士の山みねの雪こそ時しらね落つる木の葉の秋は見えけり 徳川家康が詠んだ和歌の解説を記します。 この和歌は12月10日の朝日新聞の「星の林に」でピーター・マクミランが解説しました。 富士の山みねの雪こ

  • 秋草の直立つ中にひとり立ち悲しすぎれば笑いたくなる【解説】

    秋草の直立つ中にひとり立ち悲しすぎれば笑いたくなる 作者は歌人道浦母都子の教科書掲載の短歌の解説、鑑賞を記します。 秋草の直立つ中にひとり立ち悲しすぎれば笑いたくなる の解説 読み:あきくさの すぐた

  • 冬の駅ひとりになれば耳の奥に硝子の駒を置く場所がある【解説】

    冬の駅ひとりになれば耳の奥に硝子の駒を置く場所がある 作者大森静香の教科書掲載の短歌の解説、鑑賞を記します。 冬の駅ひとりになれば耳の奥に硝子の駒を置く場所がある の解説 読み:ふゆのえき ひとりにな

  • ひまはりのアンダルシアはとほけれどとほけれどアンダルシアのひまはり【解説】

    ひまはりのアンダルシアはとほけれどとほけれどアンダルシアのひまはり 作者永井陽子の教科書掲載の短歌の解説、鑑賞を記します。 ひまはりのアンダルシアはとほけれどとほけれどアンダルシアのひまはりの解説 読

  • ゴッホでもミレーでもない僕がいて蒔きたい種を探す夕暮れ【解説】岡野大嗣

    ゴッホでもミレーでもない僕がいて蒔きたい種を探す夕暮れ 作者岡野大嗣の教科書掲載の短歌の解説、鑑賞を記します。 ゴッホでもミレーでもない僕がいて蒔きたい種を探す夕暮れの解説 読み:ごっほでも みれーで

  • 俵万智新歌集『アボカドの種』言葉から言葉つむがずテーブルにアボカドの種芽吹くのを待つ

    俵万智さんの新しい歌集が刊行されます。タイトルは『アボカドの種』。 どのような由来があるのでしょうか。俵万智の歌集『アボカドの種』についてご紹介します。 俵万智新歌集『アボカドの種』 https://

  • 「現代短歌と和歌の違いと魅力」京都で永田和宏氏講演 賀茂曲水宴30周年

    「現代短歌と和歌(やまとうた)-その違いと魅力」と題する講演会が、京都上賀茂神社の曲水宴30周年記念講演として開催されます。 講演の講師は歌人の永田和宏先生と冷泉貴実子先生のお二人です。 曲水宴30周

  • 栗の短歌 万葉集と近代短歌から

    栗は秋の実りを実感させる植物の一つ。 きょうの日めくり短歌は、栗を詠んだ和歌と短歌をまとめてご紹介します。 栗の短歌 スポンサーリンク 目次 Toggle 栗の短歌万葉集の栗の和歌山上憶良の「栗食めば

  • 栗の短歌

    栗は秋の実りを実感させる植物の一つ。 きょうの日めくり短歌は、栗を詠んだ和歌と短歌をまとめてご紹介します。 栗の短歌 スポンサーリンク 目次 Toggle 栗の短歌万葉集の栗の和歌山上憶良の「栗食めば

  • 秋の野に人松虫のこゑすなり我かとゆきていざとぶらはむ 古今和歌集

    秋の野に人松虫のこゑすなり我かとゆきていざとぶらはむ 教科書や教材に取り上げられる古今和歌集の読み人知らずの和歌の現代語訳と解説を記します。 秋の野に人松虫のこゑすなり我かとゆきていざとぶらはむ の解

  • さ夜中と夜は更けぬらし雁が音の聞こゆる空に月渡る見ゆ 柿本人麿歌集

    さ夜中と夜は更けぬらし雁が音の聞こゆる空に月渡る見ゆ  万葉集の柿本人麿歌集の有名な和歌の現代語訳、解説と鑑賞を記します。 スポンサーリンク さ夜中と夜は更けぬらし雁が音の聞こゆる空に月渡る見ゆ 読み

  • 大きなる都会のなかにたどりつきわれ平凡に盗難にあふ 盗難の短歌

    大きなる都会(とくわい)のなかにたどりつきわれ平凡(へいぼん)に盗難(たうなん)にあふ 作者斎藤茂吉。 きょう10月7日の日めくり短歌「盗難防止の日」は、盗難と「盗」がテーマの短歌をご紹介します。 盗

  • 人はよし思ひ止むとも玉鬘影に見えつつ忘らえぬかも 天智天皇の挽歌

    人はよし思ひ止むとも玉鬘影に見えつつ忘らえぬかも 万葉集の最初挽歌ととも言われる倭大后(やまとのおおきさき)の和歌の現代語訳、解説と鑑賞を記します。 人はよし思ひ止むとも玉鬘影に見えつつ忘らえぬかも

  • 空を詠んだ有名な短歌・和歌10首選!

    空は古い時代から短歌や和歌に多く詠まれてきました。 見上げればいつもそこにあるもっとも身近な自然の一つでもあります。 きょう9月20日は空の日にちなみ、空を詠んだ短歌の有名な作品をご紹介していきます。

  • 初雁のはつかに声を聞きしよりなかぞらにのみ物を思ふかな 凡河内躬恒

    初雁のはつかに声を聞きしよりなかぞらにのみ物を思ふかな 作者凡河内躬恒(おほしかふちのみつね) の古今和歌集所収の有名な和歌、現代語訳と係り結びを含む修辞法の解説、鑑賞を記します。 スポンサーリンク

  • 信濃なる千曲の川の細石も君し踏みてば玉と拾はむ 万葉集

    信濃なる千曲の川の細石も君し踏みてば玉と拾はむ  万葉集の作者不詳のこの歌は、恋愛の気持ちを詠っています。 万葉集でよく知られる相聞の和歌の現代語訳、解説と鑑賞を記します。 信濃なる千曲の川の細石も君

  • 菊の和歌 重陽の節句に読みたい

    菊は秋を代表する植物であり、その花は野生の菊も含め、栽培された菊と合わせて古くから人々に愛でられてきました。 きょう9月9日の日めくり短歌は、重陽の節句・菊の節句にちなみ、菊を詠んだ和歌をお知らせしま

  • いざ子ども早く日本へ大伴の御津の浜松待ち恋ひぬらむ 山上憶良

    いざ子ども早く日本へ大伴の御津の浜松待ち恋ひぬらむ 山上憶良の万葉集の和歌の代表作品の現代語訳と解説を記します。 スポンサーリンク いざ子ども早く日本へ大伴の御津の浜松待ち恋ひぬらむ 読み: いざこど

  • 津の国のこやとも人を言ふべきにひまこそなけれ葦の八重葺き 和泉式部

    津の国のこやとも人を言ふべきにひまこそなけれ葦の八重葺き 和泉式部 作者和泉式部の有名な和歌、現代語訳と句切れや修辞法の解説と鑑賞を記します。 スポンサーリンク 津の国のこやとも人を言ふべきにひまこそ

  • 暗きより暗き道にぞ入りぬべき遥かに照らせ山の端の月 和泉式部

    暗きより暗き道にぞ入りぬべき遥かに照らせ山の端の月 和泉式部の有名な和歌、現代語訳と句切れや修辞法の解説と鑑賞を記します。 スポンサーリンク 暗きより暗き道にぞ入りぬべき遥かに照らせ山の端の月 読み:

  • 俊頼髄脳『歌のよしあし』現代語訳と解説

    『俊頼髄脳』作者源俊頼の記した歌学書より『歌のよしあし』の部分の現代語訳と解説を記します。 俊頼髄脳とは スポンサーリンク 『俊頼髄脳』読みは「としよりずいのう」。 平安時代後期の歌人である源俊頼によ

  • 与謝野晶子の関東大震災の短歌「月もまた危うき中を逃れたる一人と見えぬ都焼くる夜」

    与謝野晶子の関東大震災の短歌が、9月1日の朝日新聞で紹介されました。 東京都内の自宅で被災した与謝野晶子の震災の短歌をご紹介します。 スポンサーリンク 関東大震災の被災 目次関東大震災の被災与謝野晶子

  • 春の夜の夢ばかりなる手枕にかひなく立たむ名こそ惜しけれ 百人一首67番 周防内侍

    春の夜の夢ばかりなる手枕にかひなく立たむ名こそ惜しけれ 作者周防内侍(すおうのないし)の有名なでである百人一首67番の和歌作品の現代語訳と、解説・鑑賞を記します。 スポンサーリンク 春の夜の夢ばかりな

  • 全国短歌大会の入選作短歌 第52回

    全国短歌大会の入選作の短歌作品が新聞で一部が発表されました。 第52回全国短歌大会の入選作をお知らせします。 スポンサーリンク 全国短歌大会とは 全国短歌大会は、現代歌人協会主催、朝日新聞社後援で行わ

  • かからむとかねて知りせば越の海の荒磯の波も見せましものを 大伴家持作の万葉集の歌枕

    かからむとかねて知りせば越の海の荒磯の波も見せましものを 大伴家持の有名な和歌、の現代語訳と句切れと語句について解説します。 スポンサーリンク かからむとかねて知りせば越の海の荒磯の波も見せましものを

  • 【解説】早稲の香や分け入る右は有磯海 芭蕉の歌枕の俳句

    早稲の香や分け入る右は有磯海 作者松尾芭蕉の「おくのほそ道」の代表作俳句の現代語訳と意味の解説、鑑賞を記します。 有磯海の場所は富山県西部にある富山湾の海で、和歌の歌枕として有名なところです。 早稲の

  • 俊頼髄脳の現代語訳一覧まとめ

    俊頼髄脳の現代語訳と品詞分解の掲載されているページの一覧をまとめます。 スポンサーリンク 俊頼髄脳とは 『俊頼髄脳』読みは「しゅんらいずいのう」。 平安時代後期の歌人である源俊頼によって記された歌学書

  • 俊頼髄脳『沓冠折句の歌』現代語訳と解説

    『俊頼髄脳』作者源俊頼の記した歌学書より『沓冠折句の歌』の部分の現代語訳と解説を記します。 俊頼髄脳とは スポンサーリンク 『俊頼髄脳』読みは「しゅんらいずいのう」。 平安時代後期の歌人である源俊頼に

  • 千載和歌集の代表作一覧と現代語訳

    千載和歌集は八代集の一つ、後白河法皇の命により藤原俊成が撰集した7番目にあたる勅撰和歌集です。 千載和歌集から有名な和歌とや教科書に掲載された作品を現代語訳付き、作者別に一覧にまとめます。 千載和歌集

  • 憂かりける人を初瀬の山おろしよはげしかれとは祈らぬものを 百人一首71源俊頼

    憂かりける人を初瀬の山おろしよはげしかれとは祈らぬものを 作者源俊頼(みなもとのとしより)の百人一首71番の和歌作品の現代語訳と、解説・鑑賞を記します。 源俊頼は歌論書『俊頼髄脳』を記した 院政期を代

  • 山桜咲きそめしより久方の雲居に見ゆる滝の白糸 源俊頼

    山桜咲きそめしより久方の雲居に見ゆる滝の白糸 作者源俊頼(みなもとのとしより)の勅撰和歌集『金葉和歌集』の代表作和歌作品の現代語訳と、解説・鑑賞を記します。 源俊頼は歌論書『俊頼髄脳』を記した 院政期

  • 鳴けや鳴けよもぎが杣のきりぎりす過ぎゆく秋はげにぞかなしき 曾禰好忠

    鳴けや鳴けよもぎが杣のきりぎりす過ぎゆく秋はげにぞかなしき 作者曾禰好忠(そねよしただ)の後拾遺和歌集の代表作品の現代語訳と解説を記します。 スポンサーリンク 鳴けや鳴けよもぎが杣のきりぎりす過ぎゆく

  • 砂あらし地を削りてすさぶ野に爆死せし子を抱きて立つ母 岡野弘彦

    砂あらし地を削りてすさぶ野に爆死せし子を抱きて立つ母 作者岡野弘彦の歌集『バグダッド燃ゆ』より、教材に取り上げられる短歌の解説と鑑賞を記します。 スポンサーリンク 砂あらし地を削りてすさぶ野に爆死せし

  • はなび花火そこに光を見る人と闇を見る人いて並びおり 俵万智

    はなび花火そこに光を見る人と闇を見る人いて並びおり 俵万智の歌集『かぜのてのひら』より有名な短歌代表作品の意味と情景、表現技法の解説、鑑賞を記します。 はなび花火そこに光を見る人と闇を見る人いて並びお

  • 梅干しの短歌

    梅干しの日は、土用丑の日とほぼ同じ日で、今日7月30日がその梅干しの日です。 土用といえば鰻ですが、鰻とは食べ合わせの悪いといわれている、梅干しの短歌を主に斎藤茂吉の歌よりご紹介します。 スポンサーリ

  • 大暑と猛暑の短歌

    大暑は今日7月23日。 夏の盛りを詠んだ、大暑の短歌をご紹介します。 大暑とは 大暑(たいしょ)とは「二十四節気」の一つで第12番目にあたる季節の一つ。 大暑の日付は、近年では7月22日または7月23

  • 恋すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひ初めしか 百人一首41番

    「恋すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひ初めしか」百人一首の41番、壬生忠見の百人一首の和歌の現代語訳と解説・鑑賞を記します。 スポンサーリンク 恋すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ

  • 花さそふ嵐の庭の雪ならでふりゆくものはわが身なりけり 百人一首96

    花さそふ嵐の庭の雪ならでふりゆくものはわが身なりけり 百人一首の96番、入道前太政大臣の百人一首の和歌の現代語訳と解説・鑑賞を記します。 この歌は新古今集にも収録されています。 花さそふ嵐の庭の雪なら

  • この夕降りくる雨は彦星の早漕ぐ舟の櫂の散りかも 万葉集の七夕歌より

    この夕降りくる雨は彦星の早漕ぐ舟の櫂の散りかも 万葉集の柿本人麻呂歌集に収録されている、万葉集の七夕歌の現代語訳と意味を解説します。 この歌は、7月7日の朝日新聞の天声人語で紹介されました。 万葉集の

  • 釈迢空の短歌代表作

    釈迢空の短歌の代表作品を現代語訳と共にご紹介します。 釈迢空は歌人としての名前で、本名は折口信夫 (おりぐちしのぶ)。 民俗学者、国文学者であり、その作品には日本の伝統的な和歌と、釈迢空自身の新しい試

  • 人も馬も道ゆきつかれ死ににけり。旅寝かさなるほどのかそけさ 釈迢空

    人も馬も道ゆきつかれ死ににけり。旅寝かさなるほどのかそけさ 釈迢空の代表的な短歌作品の現代語訳と句切れ、表現技法について記し ます。 教科書や教材に取り上げられる作品です。 スポンサーリンク 人も 馬

  • 水無月の夏越しの祓する人はちとせの命のぶというなり 和歌の意味

    「水無月の夏越しの祓する人はちとせの命のぶというなり」は夏越の祓いの茅の輪くぐりりの時に唱えるとされる和歌です。 神社の茅の輪のところに記載さ入れていて、お参りをした時に目にした方も多いでしょう。 こ

  • 『一握の砂』の感想のヒント

    『一握の砂』は石川啄木の短歌集です。 この記事は学習者のために石川啄木の短歌の感想を書くときにヒントになるところを示します。 『一握の砂』代表作 スポンサーリンク 目次『一握の砂』代表作東海の小島の磯

  • ペパーミントの日に読む斎藤茂吉の薄荷の短歌

    ペパーミントは 香りの爽やかな植物の一種、 日本語では 薄荷と呼ばれています。 今日の日めくり 短歌は ペパーミントの日にちなみ、 薄荷詠んだ斎藤茂吉の短歌をご紹介します。 スポンサーリンク ペパーミ

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    ペパーミントは 香りの爽やかな植物の一種、 日本語では 薄荷と呼ばれています。 今日の日めくり 短歌は ペパーミントの日にちなみ、 薄荷詠んだ斎藤茂吉の短歌をご紹介します。 スポンサーリンク ペパーミ

  • いく夜われ浪にしほれて貴船河袖に玉ちる物おもふらん 九条良経

    いく夜われ浪にしほれて貴船河袖に玉ちる物おもふらん 九条良経の新古今集の和歌の現代語訳と解説・鑑賞を記します。 スポンサーリンク いく夜われ浪にしほれて貴船河袖に玉ちる物おもふらん の解説 読み: い

  • 紫陽花の短歌 色の変化を詠む有名歌人の作品

    紫陽花が風景に彩を添える梅雨の季節となりました。 今日の日めくり短歌は、紫陽花の短歌を近代短歌より鑑賞していきます。 紫陽花の短歌 スポンサーリンク 目次紫陽花の短歌正岡子規の紫陽花の短歌石川啄木の紫

  • 窪田空穂の短歌代表作品

    窪田空穂は大正、昭和を代表する歌人の一人で、その作品は国語の教科書や教材にも収録されています。 窪田空穂の短歌代表作品をご紹介します。 窪田空穂の短歌代表作品 スポンサーリンク 目次窪田空穂の短歌代表

  • 路地と小路の短歌 6月2日は「路地の日」

    路地は市街地にある狭い道のことで、6月2日は「路地の日」に制定されています。 路地の日にちなみ路地の短歌、小路の短歌を集めてみました。 路地の日 スポンサーリンク 路地は正確に言うと「密集市街地に形成

  • かぢをたえ由良のみなとによる舟のたよりも知らぬ沖つ潮風 九条良経

    かぢをたえ由良のみなとによる舟のたよりも知らぬ沖つ潮風 九条良経の新古今集の和歌の現代語訳と解説・鑑賞を記します。 スポンサーリンク かぢをたえ由良のみなとによる舟のたよりも知らぬ沖つ潮風 読み: か

  • 新海誠監督の映画『言の葉の庭』の恋の短歌の意味を解説!

    『言の葉の庭』は新海誠監督の映画で、その中に引用された短歌は日本最古の万葉集の和歌です。 言の葉の庭の短歌を紹介、意味について解説します。 [adesense] 『言の葉の庭』の映画 目次『言の葉の庭

  • 中原中也「サーカス」鑑賞と解説

    『サーカス』は作者中原中也の有名な代表作の詩です。 教材にも掲載される『サーカス』の詩の意味と表現技法の解説を感想とあわせて記します。 スポンサーリンク 『サーカス』とは 目次『サーカス』とは『サーカ

  • 中原中也「サーカス」鑑賞と解説

    『サーカス』は作者中原中也の有名な代表作の詩です。 教材にも掲載される『サーカス』の詩の意味と表現技法の解説を感想とあわせて記します。 スポンサーリンク 『サーカス』とは 目次『サーカス』とは『サーカ

  • 蓮葉のにごりに染まぬ心もてなにかは露を玉とあざむく 遍照

    蓮葉のにごりに染まぬ心もてなにかは露を玉とあざむく 遍照の古今集の有名な和歌の現代語訳、品詞分解と修辞法の解説、鑑賞を記します。 スポンサーリンク 蓮葉のにごりに染まぬ心もてなにかは露を玉とあざむく

  • 金葉和歌集の代表作一覧と現代語訳

    金葉和歌集は八代集の一つ、4番目にあたる勅撰和歌集です。 金葉和歌集から有名な和歌とや教科書に掲載された作品を現代語訳付き、作者別に一覧にまとめます。 金葉和歌集とは スポンサーリンク {toc] 金

  • 花さそふ比良の山風吹きにけり漕ぎ行く舟の跡見ゆるまでの解説 新古今

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    能因法師は平安時代中期の僧侶であり歌人、で中古三十六歌仙の一人です。 百人一首で有名な能因法師の代表作和歌作品をご紹介します。 スポンサーリンク 能因法師とは 目次能因法師とは能因法師の和歌代表作品嵐

  • 伊能忠敬が地図日記に記した和歌「七夕の会瀬の海に寄る波の寄るとはすれど立ちかえりつつ」

    伊能忠敬がその地図を記した日記に、茨城県の海岸にちなむ和歌を記した箇所があります。 今日 4月19日の 日めくり短歌は地図の日にちなみ、 伊能忠敬が記した 会瀬の和歌についてお知らせします。 伊能忠敬

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    海原の沖つ縄海苔うちなびき心もしのに思ほゆるかも 万葉集のこの歌は植物学者の牧野富太郎が「万葉集の縄ノリ」として解説をした和歌です。 和歌の現代語訳と解説、牧野富太郎の解説した部分と合わせてお知らせし

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    牧野富太郎は植物学者でしたが短歌や万葉集の和歌に関心があり、自らも歌を詠んでいることが知られています。 牧野富太郎の短歌をご紹介します。 牧野富太郎と短歌 スポンサーリンク 目次牧野富太郎と短歌牧野富

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    ピアノの短歌にはどのようなものが思い出されるでしょうか。 きょうの日めくり短歌は、ピアノ調律の日にちなみ、ピアノを題材に詠んだ短歌をご紹介します。 スポンサーリンク ピアノの短歌 目次ピアノの短歌革命

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    『道程』は「僕の前に道はない僕の後ろに道は出来る」の詩句で知られる、作者高村光太郎の詩です。 『智恵子抄』より前の高村光太郎の初期作品の代表作です。 教科書や教材にも掲載されるこの詩のポイントを解説し

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    ひともとと思ひし菊を大沢の池の底にもだれか植ゑけむ 作者、紀友則の和歌の現代語訳と句切れ、語句を解説、鑑賞します。 スポンサーリンク ひともとと思ひしきくを大沢の池のそこにもたれかうゑけむの解説

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    桜花今そ盛りと人は云へどわれはさぶしも君としあらねば 作者大伴池主の桜を読んだ和歌の現代語訳と解説を記します。 大伴家持がこれに返した返歌も合わせてご紹介します。 スポンサーリンク 桜花今そ盛りと人は

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