心を国家権力が支配する
軍事、治安などとともに、国民の精神を支配できれば、統制、支配は、権力の思いのままになるはずだ。学術会議の件、給特法の件は、その典型だ。どちらも、権力側はしたたかに、そして執拗に、欺瞞なる手法で支配を強化しようとする。感心するほど、諦めない。後者では、働き方の改革が、いつの間にか、自治体に計画、実行の報告を義務付け、さらに新たな「階層職務」を設けるという、支配統制の策を盛り込んだ。働き方改革はどこへやら。過密な労働は差し置いて、たかだか1%の段階的なつり上げのごまかし。持ち帰りの残業、精神を病む教員の増加などには、聞く耳を持たない。闇はまだまだ続く。心を国家権力が支配する
2025/04/26 18:09