第152回・少女時代に娯楽に触れず育った大人が見つけた究極の「漫画」とは一体何か?
ー だが それも よくある事だ。 男は山道を歩いていた。 道中、凶賊と出会う。 凶賊達は女、子供を襲ってた。 その野党共を斬る男。 凶賊を斬るその男は強すぎた。 男が野党を斬り終えた時、そこに残っていたのは子供が一人だった。 「運が悪かったなボウズ、2年前の黒船来航以来幕府の治安系統が乱れこの辺は特に浪人崩れの野党が多くなってんだ」と、生き延びた少年に話すも、多くの死体を目の前にした少年にその言葉が届いているとは思えなかった。 「通り合わせたのも何かの縁 とりあえず敵は討った。」 男はそう言い、刀についた血を拭く。 自分の声が届いているかも分からないが、男は少年に事実を伝える。 「恨んでも悔や…
2022/02/28 06:05