川崎の無差別殺傷事件に思う

川崎の無差別殺傷事件に思う

本稿には、特段の結論もなければ、社会に対して最適解を示すものでもない。ただ私の感じた事をいたずらに綴っていくだけだ。 (被害者の方々には心よりご冥福をお祈りします) 先日、私事ではあるが結婚式へ行った。とても良い結婚式であった。新郎や新婦も家柄がよく、双方共に、親に感謝の意を何度も述べていた。回りも涙を流していた。私も深く心を揺さぶられた。結婚式にはもう何度も参加しているが、私は結婚式を挙げてない。配偶者こそいるものの、親とは絶縁状態であり、まだ若い頃だった私は親と共に結婚式を挙げるのがこっぱずかしく、また親も、親で私との記憶らしい記憶もないのであろうから、結婚式をやらないと告げた時、少し安堵…