文豪猫
文豪猫シリーズ 80年代に「音楽批評」というコラムを雑誌に書いていたことがある。まだ、インターネットがマイナーでパソコン通信の時代だ。 インターネットに接続するのにプロバイダー代金が一月10万円もした時代である。安くなって、である。 インターネットにつなげてWEBページを探しても、NASAとか気象庁とかのサイトしかない。読むものがないのだ。10万円もするのに。 そんな中、僕は「音楽批評」というWEBサイトをつくった。 イラストを1枚入れて、J POPのエッセイを書く。 その時のイラストが文豪猫だった。 太宰猫や、宮沢猫が音楽エッセイを書いているという趣向である。 3年くらい書いていたと思う。みんな読むものに飢えていたから、読者は多かった。 僕も面白くて続けていたが、いつの間にか飽きてしまい「音楽批評」は終わった。 読者の中には、音楽業界の関係者も多くて、音楽雑誌にも「音楽批評」を連載したりもした。 その文豪猫をTシャツやトートバックで復活させようと思う。 なんだかワクワクして来た。
2025/07/07 14:30