夢で会えた

夢で会えた

夢で会えたお父さんほんの一瞬顔をみた元気な頃のお父さんだった自宅の2階にあるわたしの部屋でお父さんはなぜかわたしの髪を切っていてでも髪を切りすぎて私はつっぷしてこんな髪じゃどこにも行けないとさめざめと泣いていたお父さんはあやまるふうでも困ったふうでもなくただ黙ってずっとわたしのそばに座っていたお母さんは台所で食事を作っている気配がしていて玄関に来客がみえたところでわたしはぼんやりと目が覚めたあぁ夢だったんだ思わず髪に手をあててほっとするお父さんが亡くなってもうすぐ3年夢にでてきたのは初めてだお母さんのこといつもお父さんにお祈りしているから夢にでてきてくれたのかな泣いてないでもっとお父さんの顔をみればよかったなありがとうねお父さん夢で会えた