「お前はくず」結婚は地獄の一丁目 夫の暴言を書きためるADHD妻
「お前はほんとダメ、くずだね」夫にいつもそう言われる。スーパーの和菓子売り場で「くず餅」を見ると、やるせない思いがこみ上げてくる「私、くずじゃないよぉ……」ノロマ。くず。変な人。2人の娘を育てる40代の女性は、小さい頃から、いつもそう言われてきた。学校にはいつも、遅刻寸前に滑り込んだ。手順を覚えるのが苦手で、いつも誰かの指示を待っていた。3人きょうだいの長女だが、いつの間にか誰も「お姉ちゃん」と呼んでくれなくなった。できる科目とできない科目の差が激しく、語学は得意だけど数学が苦手。大学はあきらめて、地元の短大に進んだ。短大を卒業後は、地元のスーパーに就職し、婦人服売り場の担当になった。接客は好きだったが、毎月提出しなければいけない「販売計画書」が苦痛だった。ブラウスやTシャツといった品目ごと、価格帯ごとに、毎月...「お前はくず」結婚は地獄の一丁目夫の暴言を書きためるADHD妻
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