全磯連関東支部潮風会のブログ。
これまで潮風会公式サイトがありましたが、投稿が簡単なブログと平行して行くことになりました。 潮風会公式サイト http://siokaze.cool.coocan.jp/
三宅島例会。三本に渡る予定だったが。渡船が減ったこともあって満杯ということで地磯のつもりだった。ところが、ポイント磯の例会が荒天で一週延期。ウチと同じ日になった。ポイントの高尾会長と話したら、坪田港の光明丸に便乗できることになった。だが海が荒れて地磯渡船となった。イシモノ組の長...
戦後の磯釣りを集約して、磯釣り入門者を啓蒙した先達は何人もいらっしゃるが、著作に限ればこの人の右に出る人はいない。永田一脩さん。名前は、かずなが、と読む。わたくしには、ながたいっしゅうさんの方がすんなり。1903年生まれ、毎日新聞を1958年定年退職。日本磯釣連合が分裂する...
釣り人、釣師の遊漁としての磯釣だけに限定すると、その歴史は一般的には戦前のそれほど古い時代には遡らない。まず、昭和初頭あたりではないかと思われる。だが、クロダイ、カイズ、あるいはスズキ、セイゴの内湾、堤防などの遊漁は明治、大正にはすでに盛んであり、明治の幸田露伴を見るまでも...
松崎明治は早稲田大学から朝日新聞入社の新聞記者。文化部で美術から釣まで担当した。商学部と文学部哲学科を卒業。ワタクシの大先輩であるが、哲学科となると恐れ入りましたと最敬礼しかない。そのくらい哲学科は偉い。報知新聞で釣を担当した佐藤垢石に比べると、垢石の読み物風に対して、明治は...
「磯釣大物釣」現代日本の釣叢書。出版は水産社。著者はというと、辻本浩太郎、小林忠雄、船橋貞雄、益田甫という4名の共著。あんまり聞いたことがねえなあ、どんな人なんだい。というのが普通だろう。磯釣に関しては古今東西、たいていの書物は目を通している。というのはオーバーだが。とい...
惣之助は、「釣」、の巻頭の序言でこう書いている。 <<然し、釣りを諄諄説くもの、あながち釣りの名手ではない。名人はいつも沈黙しているものである。われわれはただいつもその人の間近に窺い寄って、かくもあらんかと、秘密の一切を報告するにとどまる。釣って釣って、初めて釣りというもの...
さかなちゃんブログに書いたシリーズのエッセイをごく少し加筆して潮風会ブログに転載する。その1からその8くらいまで続く。追加でもっと増やすかも知れない。主に当時の書物から磯釣りの歴史を論評していく。 昭和17年9月発行の、「釣」という本。創元叢書、著者佐藤惣之助、定価1円...
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