chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
逍遥亭主人
フォロー
住所
大網白里市
出身
佐川町
ブログ村参加

2017/02/13

arrow_drop_down
  • 『荀子』 アメとムチ

    アメとムチという言葉は、嫌う人もいる。 しかし、人を動かす上で有効な手段である。 この、アメとムチをどうふるうか、その基本の考え方が『荀子』にある。 賞は過分であってはいけない。 また、刑は過重であってはいけない。 賞が過分だと、本来功績が無い者まで賞してしまう。 刑が過重だと、罪の無い者まで罰してしまう。 もし、不幸にも間違うとしたなら、賞が過分であってもいいから、刑が過重になってはいけない。 罪の無い者を罰するよりも、功績が無い者に賞を与える方が、まだましだからである。 部下を評価する時、今でも充分に通用する考え方である。 出典 (明治書院)新釈漢文大系5 『荀子 上』藤井専英著 399頁…

  • 『淮南子』 理想の上司とは

    立派な上司というものは、部下に全てを求めない。 人格、能力、技術、知識、自分自身がそれら全てを備えていたとしても、部下に同じことを求めようとはしない。 ところが、実際は、部下の無能、無気力、節度の無さを嘆く上司は多い。 しかし、考えてみれば、部下に全てが備わっているならば、そもそも上司は必要ない。 また、立派な上司は、自分自身は理想の人格を追求するが、部下にまで、そのことを求めない。 部下に求めるのは、まず普通に努力すれば出来る内容である。 確かに、理想の人格を有する部下がいたならば、その人は、部下ではなく、自分の上司になるだろう。 部下の無能さを嘆く上司は、たまたま部下が無能だったおかげで上…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、逍遥亭主人さんをフォローしませんか?

ハンドル名
逍遥亭主人さん
ブログタイトル
天下の小論
フォロー
天下の小論

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用