俳句で点を取る(実践編)
今回は、実践編です。 入試では、俳句の中に空欄をつくって後の語欄から当てはまるものを選びなさい。 といった問題がよく出題されます。 例えばこんな問題 ①( )を 集めてはやし 最上川 ② 街道や ( )いづかた よりとなく ③( )や 砂に突き立つ 松青葉 ④( )や ほかほか出来し 御仏飯 ⑤( )や 傾け合ひし 傘二つ ア.秋雨 イ.夕立 ウ.時雨 エ.五月雨 オ.春時雨 カ.春雨 解答は順にエ、ウ、イ、ア、カです。 まずア~カのすべてが雨に関する言葉です。全く関係ない言葉ばかりなら考えやすいけれど 種類を統一して出題してくることが多のです。 それでは解法テクニックを教えます。 まず、このようなタイプの問題は ほとんどの俳句の問題が5・7・5に整った俳句にしか出ない(とても有名な句は字余り/字足らずが用いられることも稀にあります)。 このように考えて例題の音数も数えてみよう。 ( )内の音数は、①4 ②3 ③4 ④4 ⑤4 になるのがわかります。 ここで②にはア~カで唯一の3音 時雨が当てはまりますね。 ②=ウ それから5音のものはないからオの春時
2019/09/30 18:03