フルート奏者岩村隆二のブログ。もっと良い音楽へ、その考え方と実践。
フルート奏者。14歳よりフルートを始める。東京学藝大学附属高等学校卒業。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。西ドイツ国立ベルリン芸術大学卒業。1996年4月、音楽事務所カピート設立。「もっと熱く!」をテーマにフルート奏者としての独自の世界を切り拓くべく活動を開始する。
持ち方ですべてが決まる(1) 以前にも書いたことだが、もう一度整理して書いてみようと思う。よく3点支持とか4点支持とか言っているけど、 何言ってんだか、解っているのかねぇ。まずは、言い分を整理しておこう。 3点支持とい […]
無駄を省く つまるところ、奏法においても、あるいは日常のフルートにかける時間においても、無駄を省くことが上達の秘訣だ。呼吸の量は限られているのだから、「最も優れた効率でそれを音に変えた時、最高のパフォーマンスを得られる […]
難しい指使いの練習方法(2) 前回は、不具合部分の合理的解決について述べた。不具合の部分を特定し、どの部品がどのように動かないのかを分析するように勧めた。そして、特定の音を抜き出して「鎖」のように練習する方法を紹介した […]
難しい指使いの練習方法(1) 前回までに、間違えないで吹けるテンポからゆっくりさらうこと、音符をかたまりで読むことを述べた。とはいっても、難易度はテンポや楽譜の複雑さだけで決まるわけではなく、やっぱり「うまく動かねぇな […]
中級者向き、エチュードの吹き方(4) エチュードをたくさんやると、何がいいのかって言うと、前にも書いたと思うけど、「譜読みが早くなる、譜面がよく読めるようになる」という効果が一番大きい。譜読みが苦手な人の特徴は、音符の […]
中級者向き、エチュードの吹き方(3) 練習は退屈との勝負だ。練習好きなら多分退屈はしないんだろうけど。退屈でも我慢ができるなんて言ってるヤツは上手くはならんよ。俺は多分、世界的な練習嫌いだ。そうだよ、演奏は◯流だけど練 […]
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中級者向き、エチュードの吹き方(2) スタートのテンポ(しつこく言うが無理しない)を決めたら、まず一回チトテト吹いてみるか。引越しして、駅までの道を地図を見ながら歩いているわけだ。注意すべきは、周りの景色を覚えたり、曲 […]
ちょっと長い前置き おいらの好みではない、えらくキャッチーなタイトルなんだが、検索語句を調べるとこういうのが上位に来る。みんな困ってんだろうな。なぜ、おいらの好みではないかというと「美味しい所だけ食べる奴が嫌い」だから […]
もっと熱く! たとえば車の運転で、フロントガラスが液晶で出来ていて、外の外の様子が綺麗に映し出されているとする。そんなクルマ運転できるか?たとえその液晶が外界を遮るもの無く映し出し、肉眼で見るよりも視野は広く、さらにA […]
音程をどうとるか…生きる 前回、生きるということは繊細でいていい加減なものと書いた。そして、生きるということは感じるということにほかならないと言った。何年も前に「虎落笛」や、「ネアンデルタールの笛」で書いたように人類が音 […]
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