詩 隠していて
隠していてこの心の何処かに花びらの舞う心地を暗い森を彷徨いながら鮮やかなる夢へその声に誘われやがて朽ちるこの想いはもう叶わないの握っていてどうかこの広い世界の中で取り残されないようにもう2度と還れないのならあなたの瞳に写る寂しさこの手に見せて咲いた花々は世界を照らす涙と引き換えに心に熱を灯すから騒々しい花々の躍る永遠の眠りに懐かれてあなたの呼吸を幽かに感じるのせめてここに居させて色とりどりの夢の潰えた花吹雪に心満たされた引き返す波のような淋しさを包まれながらあなたを探した華々しい永遠の眠りに包まれて暖かくこの胸を染めるから詩隠していて
2021/12/04 21:10