失われていく「沖縄らしさ」問題は、300年後もつづいているのか。

失われていく「沖縄らしさ」問題は、300年後もつづいているのか。

観光客の数だけ、自分にとっての「沖縄らしさ」が存在する。おおざっぱに言えば、それは美しい海だったり、いつも立ち寄る沖縄そばのお店だったり、どこからともなく聞こえてくる三線の調べだったりする。観光客だけではなく、沖縄で暮らす地元の人々にも、自分にとっての「沖縄らしさ」があるはずだ。やっかいなのは、その「沖縄らしさ」が日々移ろうことである。変化したり、進化したり、スクラップ&ビルドを繰り返すのは、日本...