サピエンス、その不思議なるもの

サピエンス、その不思議なるもの

犯人は、小麦、稲、ジャガイモなどの、一握りの植物種だった。ホモ・サピエンスがそれらを栽培化したのではなく、逆にホモ・サピエンスがそれらに家畜化されたのだ。 『サピエンス全史』 / ユヴァル・ノア・ハラリ ______________________________________________________ サバンナの負け犬だったわれわれサピエンスがどのようにして今の繁栄を築いていったのかを分かりやすく説明している。読んでいるとスケールが大きすぎて、現代の問題が瑣末なものに見えてくるから不思議である。 サピエンス全史読んでると、自由も平等もそれを信じる人たちの集まりの中の神話なので、現行憲…