素描エッセイ、出版の案内 坂井眞理子著
会員の坂井康悦さんから本が届いた。奥さんの坂井眞理子さんが宇部日報に「いのちあけぼの」のタイトルでエッセイとデッサンを組み合わせて連載が、1冊にまとめられたのだ。2006年から22年間も続けた連載の一部だという。1962年に女子美術大学を卒業している。当時としても女性が画家を志して進路を決めることは、世間の目が厳しかったらしい。まして、坂井眞理子さんの母親の時代は、女性の進み道は限られていたようだ。今は美大へ進む女性も多くなっているが、画家を目指すとなると数は少ないように思う。本当に好きな道に進んでいるのか。「女性活躍の時代」と世間は言うが、笛吹けど踊らずの感がある。男性も同じように思うのだが。エッセイを読んでみると、よく人間を観察していると感心する。100歳を過ぎまで人生を全うした母親の事はもちろん、100歳...素描エッセイ、出版の案内坂井眞理子著
2019/02/26 16:21