木洩れ日とプリン

木洩れ日とプリン

靄がかかった頭の中に追い打ちをかけるように、文明の利器を通じてやってきた果てしない情報たちがガツンと目の前に現れる。まるで小学校の体育の時間にやったドッヂボールみたいに、容赦なくポジティブな情報もネガティブな情報も目に見えるボールとして頭にぶつかってくる。あの頃は頭はセーフだったけれど、今じゃもうアウトなのかもしれない。というかドッヂボールで頭に当たったらセーフっていうよく分からないルールは何なんですか?むしろ頭にボールをぶつけた人をアウトにしてほしいくらい。 自分から見る自分と他人から見る自分は同じようで全然違っていて、その見え方が違うことの振り幅に驚いたりする。それが生きることの面白いとこ…