住所
出身
ハンドル名
佐藤清春さん
ブログタイトル
佐藤です、小説書いてます。
ブログURL
https://ameblo.jp/kiyoharu-satou/
ブログ紹介文
スキャンダラスでくだらない真面目な小説『FishBowl』掲載中です。
自由文
-
更新頻度(1年)

241回 / 239日(平均7.1回/週)

ブログ村参加:2016/05/23

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佐藤清春さんのブログ記事

  • 『佐渡案件』

    僕がお勤めしてるお店はここのところマネージャーがちょこちょこ代わり、半年くらい前にも新しい方が着任されたんですね。まあ、僕もかつてはそういう立場にいたので、マ…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 38

     「あたしはぬいぐるみのクマみたいに母さんに抱かれてたわ」 温佳はそのように言っている。「それまであたしはピアノを弾いてたの。ずっと何時間も。母さんが仕事から…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 37

      この年が僕たち《家族》にとっての二度目の厄(やく)年(どし)だった。 早乙女氏の死は当然のことながら僕たちに大きな影響をあたえた。父さんがかつてノートに書…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 36

      十八時二十四分。 パーンっと乾いた音が機内に響くと同時に白い靄(もや)のようなものが漂いはじめた。酸素マスクが自動的に落ちてきて、乗客の前で何回かバウンド…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 35

      一九八五年八月十二日。十八時十二分。 羽田空港を飛びたったボーイング747に、大阪でのコンサートに出演する予定の早乙女脩一氏は乗っていた。コンサートピアニ…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 34

      この頃から、父さんのノートには《墜落》という言葉が多用されるようになった。 堕落ではなく、墜落だ。 それまでは自らの状態を『堕落した』と表現していたのに、…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 33

      シゲおじさんはそう言っていたけれど、父さんは自分の内側だけでなく外部との関わりにおいても矛盾を抱えてしまった――と僕は考えている。 自分が本来目指すべきも…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 32

      ただ、そのマンネリは好意的に迎えられてもいた。 弟子たちのリアクションも真に迫りつつ深刻にならないラインを保っていたし、よくもまあそんな馬鹿なことを考えつ…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 31

      表面的には父さんは順調にそのキャリアを積み上げていったかに思えたことだろう。それこそ、『いいときにはなにやっても当たる』状態だったのだ。 僕はすこし前にシ…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 30

      父さんにもたらされた変化の話に戻そう。 ゴンちゃん以降、父さんの弟子は急に増えはじめた。それは、まるで防波堤が突き崩されたかのようだった。彼らは父さんのあ…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 29

      もちろん山田青年は感動した。 と同時に、強い誘惑に魅せられた。五十万もの現金と、すこし擦れはしたもののまだ真新しいベンツが手元に転がりこんできたのだ。「正…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 28

      弟子に関してはマンザイブームの頃から何人も希望者がいたのだけど、父さんはすべて断っていた。その理由は「柄じゃないから」だった。自分は師匠という柄じゃないと…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 27

      父さんを取り巻く環境はめまぐるしく変わっていった。 自分のやっていることにも変化はあったし、梵のおじさんとの関係も変わっていった。それ以外にも父さんが受け…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 26

      同じ年に、父さんは深夜ラジオのパーソナリティをつとめることになった。 こちらではそれまでのファン層に向けたかのように過激な話をしゃべりまくった。しかし、ひ…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 25

      一九九一年(父さんにとっては『晩年』といえる)には雑誌のコラムにこう書いている。『漫才をちゃんとやれるのなんて三十代も半ばくらいまでだね。その後はどうして…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 24

      マンザイブームはひとつのジャンル内のことだけでなく、芸能界全体を変えた。 テレビにおける変化が最も顕著で、それまでの古いタイプの笑いは隅に追いやられた。ア…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 23

      温佳が愛情深い父親(きっと母さんも同じように愛していたのだろうけど)のもとで健やかに成長しているあいだ、ヒール/ソールは大躍進をつづけていた。後に父さんが…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 22

      僕はこの件(くだり)を書くにあたって温佳と長く話した。子供の頃の演奏を聴いたことがあるというのもだ。温佳は不味いものを口に含めたような表情をしながらこう言…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 21

      温佳が生まれたのは、一九七六年の一月二十日だ。 温佳の誕生は暗い出来事がつづいた後にあらわれた光(こう)明(みょう)だった。最初の厄(やく)年(どし)が終…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 20

      早川駆は工事の話がまとまると着手金を引き出し、そのまま行方を晦(くら)ましてしまった。規模の大きい工事だったので着手金といっても相当まとまった額だった。 …

  • 『FishBowl』 vol.3 - 19

      かくして、簡素な家を建てる計画は有機的な結合に取って代わられた。 早川駆は知り合いの業者に一切を任せてくれと言い、真昼ちゃんはすべての権限をあたえた。いろ…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 18

      その頃の真昼ちゃんにはイギリスで知りあった彼氏がいた。早川駆と名乗っていたその男は自称・建築家だった。彼は真昼ちゃんの帰国後、あとを追うように日本に戻って…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 17

      真昼ちゃんはイギリスから帰ってきた直後は生家で過ごし、それから賃貸マンションに移り住んだ。 ただ、やらなければならないことをたくさん抱えこんだ真昼ちゃんに…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 16

      真昼ちゃんの父君が亡くなったとき、次の理事長はまだ決まっていなかった。順番でいくと真昼ちゃんが妥当だったのだけど――「私はそんなものになりたくなかったわ」…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 15

      真昼ちゃんの父君の死は間接的にではあるけれど、僕たち――後に《家族》を形成する全員をひとつの場所に集合させる原因となった。 井田隆徳がことあるごとに言って…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 14

     「喧嘩になったりはしなかったんだ。その二人の間で」 僕は慎重にそう訊いてみた。「そうよ。だって、草介おじさんからしたら憎っくき恋仇じゃない、うちのお父さんは…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 13

      真昼ちゃんの父君の葬式は護国寺で盛大に執り行われた。 地元の名士たちだけでなく、文部省や区の教育委員会からの弔(ちょう)問(もん)もあり、広い境内は黒い服…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 12

      真昼ちゃんが日本に着いたとき、父君はまだ生きていた。 もし、それを『生きている』と表現してもよいならば、その通りだった。しかし、意識は混濁し、もはや誰が誰…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 11

      真昼ちゃんの父君は膵(すい)臓(ぞう)癌(がん)で亡くなった(話がまた戻るけれど、一九七五年のことだ)。それは身体の内側がゆっくりと腐っていくように進行し…

  • 『FishBowl』 vol.3 - 10

      僕が小学校に入った頃はマンザイブームの真っ只中だった。 もちろん、僕がヒール/ソール草介の息子だということは教員もクラスメートも知っていた。だから、父さん…