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佐藤清春さんのプロフィール

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ブログタイトル
佐藤です、小説書いてます。
ブログURL
https://ameblo.jp/kiyoharu-satou/
ブログ紹介文
猫と話せ、他者の経験を見られる占い師・蓮實淳の物語、掲載中です!
更新頻度(1年)

365回 / 365日(平均7.0回/週)

ブログ村参加:2016/05/23

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佐藤清春さんの新着記事

1件〜30件

  • 失踪する猫 第7章 - 8

       翌る日にやって来た千春はガラス戸を開けるなりこう言った。  「脅迫状が届いたってほんとなの? どんな感じのもの? ね、私にも見せてよ」   蓮實淳は口を…

  • 失踪する猫 第7章 - 7

       今度はカンナが紙を取った。目を大きくひらき、じっと読みこんでいる。  「納得はしてないよ。そう考えることもできるってだけだ。でも、じゃなかったら、誰が『…

  • 失踪する猫 第7章 - 6

       ただ、顔を洗い、コーヒーを飲みつつトーストを囓り、歯を磨いて――としてる内に営業時間になる。予約客もすぐに来る。しかも、こういうときに限って長い相談にな…

  • 失踪する猫 第7章 - 5

      『お前はインチキうらない師だ ひと様の家庭に鼻を突っこんでは こそこそとかぎ回る いやらしいシラミ野郎だ そっこく廃業しろ さもないとひどい事になるぞ こ…

  • 失踪する猫 第7章 - 4

       ――なんてふうにカンナは考えていたわけだ。しかし、彼らはやはり不穏さから逃れられなかった。  出勤するとカンナはまずガラス戸に挟まれた封筒やら葉書を引っ…

  • 失踪する猫 第7章 - 3

      「ねえ、あなたのお家ってどんなだったの?」   ちり取りを使いながら、カンナはそう訊いてみた。  「は?」  「ほら、蛭子さんとこで言ってたじゃない。バラ…

  • 失踪する猫 第7章 - 2

       まあ、このようにして春は過ぎていった。ごくたまに彼は自らの〈能力〉に限界を感じたけど、相談者はそんなのを待ってくれない。見えた映像をなんとか繋ぎあわせ、…

  • 失踪する猫 第7章 - 1

     第7章  春は過ぎ、夏が近づいてきた。  すべての経験は過去のものへ変わっていく。いちいち立ちどまって検証する暇などないくらいお客さんは来るし、相談も多様だ…

  • ブレケケケックス、コアックス、コアックス

    って、タイトルの意味がわかりませんよね?これは、この子たちの鳴き声、そのギリシャバージョンらしいです。だけど、『ブレケケケックス、 コアックス、 コアックス』…

  • 紫陽花②

    昨日につづき、紫陽花ですね。いえ、休みの日にカメラを持って外に出たら、あちこちに咲いてたんですよ。で、そうなるとパシャパシャ撮ってしまうわけで、紫陽花の写真だ…

  • 紫陽花①

    子供の頃、けっこうな田舎に住んでいたので紫陽花なんてよく見てたはずなんですが、こうやってふと見つめるとあらためて綺麗なんだなと思います。 それに、色も形も実に…

  • 失踪する猫 第6章 - 18

      「ああ、まずは今回のことについての口止め、それに、」   彼は嘉江から受け取った映像を思い出していた。ほとんどすべての顔が潰れてたのは隠し事が多いからなん…

  • 失踪する猫 第6章 - 17

       二人が帰ると蓮實淳は鼻に指をあて唸った。気になることが多すぎる。きっと見落としてることがあるんだろう。しかし、それも当然だ。俺は見えたことに類推を加えて…

  • 失踪する猫 第6章 - 16

       それからの数日間、蓮實淳はあの夫婦が乗り移ったかのようにぼうっとしていた。口から出てくるのは溜息か「あうあうあ」といった意味不明の音だけだ。カンナは掃除…

  • 失踪する猫 第6章 - 15

      「それにね、来週は久しぶりに水天宮様へお参りしてきましょ。私たちも一緒に行くから、――ほら、どうしたのよ、そんな顔して。そうそう、《初音》にも行きましょう…

  • 失踪する猫 第6章 - 14

       うんざりし尽くしながらもカンナは求められたすべてを完璧にこなした。まあ、祈りのダンスは考えられないくらいダサいものだったけど(蓮實淳は唇を噛むことで笑い…

  • 失踪する猫 第6章 - 13

      「――で?」  「ん? ああ、あまり簡単に終わっちまうとつまらないだろ? なんだ、その、――うん、納得感ってのが薄くなっちまうんだよ」  「よくわからない…

  • 失踪する猫 第6章 - 12

      「ね、いたんでしょ。やっぱりそうだったのね。あのお婆さんに取り憑いてたんでしょ。で、なんかした? 戦ったりしたの? お婆さんは緑色の塊を吐き出したりした?…

  • 失踪する猫 第6章 - 11

       庭に出た蓮實淳は伸びをしたまま固まってしまった。さっき捉えた違和感がぶり返してきたのだ。  「って、なにしてんの? まさか、あなたまで取り憑かれちゃった…

  • 失踪する猫 第6章 - 10

       嘉江の瞳は定まった。じっと向けられている。  「しかし、もう終わりにしたいと思ってるんでしょう。ご家族の前で自分こそが悪霊であると暴かれたいと思ってるん…

  • 失踪する猫 第6章 - 9

      「つづきを話しましょう。あなたは生ゴミを置くようになった。それは奇妙なコミュニケーションでもあったんでしょう」  「どうしたらいいかわからなかったんです。…

  • 失踪する猫 第6章 - 8

      「ちょっと待って下さい。私がしたことになってるようですが、生ゴミはどこから来たんです? 料理はすべてゆかりがしています。私はどこからそれを手に入れたと?」…

  • 失踪する猫 第6章 - 7

      「ある日突然庭石に生ゴミが置かれるようになった。誰かの悪戯だろうと考えていたが、そうじゃないようにも思えてきた。定期的に置かれるし、投げ入れるのは不可能だ…

  • 失踪する猫 第6章 - 6

      「その生徒とあなたはよく屋上で話していた。自殺したときもそうだったかわからないが、それも見えました。そして、自殺したあとに残されていたのが『悪霊』と書かれ…

  • 失踪する猫 第6章 - 5

      「なにを仰ってるかわかりません。それに言ったでしょう。あんなのはただの悪戯だって。じきに収まることなんです」  「ほんとうにそう思いますか? あなたはそう…

  • 失踪する猫 第6章 - 4

       敷石を踏みながら彼は考えた。悪霊ね。まあ、わかりにくかっただけで俺の家にもいたんだろう。ただ、ここにいるのはそんなもんじゃない。像のくっきりした悪霊だ。…

  • 失踪する猫 第6章 - 3

      「ねえ、教えてよ。悪霊の正体がわかったって言ってたでしょ。それって、」   ああ、もううるさいな。考えられないじゃないか。蓮實淳は額に指を添え、溜息をつい…

  • 失踪する猫 第6章 - 2

       庭に立つと、蓮實淳は客間と離れの位置関係を確認した。そうしながら、これからどうするべきか考えている。さっき言ったように、あらかたは理解できた。それをどう…

  • 失踪する猫 第6章 - 1

      「ところで、ゆかりさん、このお宅で悪霊という言葉を出したことはありますか?」   そう訊かれると、長い顎はさらに伸びたようだった。慎太郎はまだ庭を見ている…

  • 失踪する猫 第5章 - 17

       指先を向けると、彼は唇を歪めた。目は嘉江に向けられている。  「次いでお母様ですが、――わかりますよ。いま言ったことなど、ゆかりさんに聴けばわかると思っ…

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