直感と理性の狭間で・・・

夏の追憶

確かに僕たちはあの夏の主役だった死ぬまで色褪せない記憶のなかで-こんな私でも何か人類の役に立ってから生を終えたい-病室で涙を流す君の姿を思い浮かべた夏が終わり秋が来て冬になっても再び君と手をつなげる日…

2017/09/14 17:32

熱帯雨林と多様な生態系

3 熱帯雨林と多様な生態系熱帯雨林は単に木がたくさん立っているだけの場所ではありません。二酸化炭素用いて食べ物を生み出し、地球上の大気へ酸素を増やすための大規模な光合成が行われるこの場所には、生態的均…

2017/09/13 05:47

I'm Not In Love

これは恋じゃない、と思っていた強く生きると決めたあの日にめぐるめぐる輪廻を止める決意をした君の生きた日々を突き止めるその日までに砂漠から始まるどこへも続いていない道この道を行くことに決めたのは君の亡き…

2017/05/08 20:07

桜

病室の窓から見える桜は憂鬱な色をしていた暗澹な桜にかつて僕を苦しめた過去が現れた頭を抑えても湧き上がってくる感情の激流に僕は病院のベッドから転がり落ちていた気づくと心の中のゲヘナに堕ちていた終わりの見…

2017/04/11 17:29

光をもとめて

正解のない選択肢をつきつけられた僕は長いあいだ心を砕いていた記憶を抱いてせつない日常から抜け出すあてを求めた知らない間に失った過去を探すため終わりの見えない旅に出る決意をした行き着いたのは虚無の空に覆…

2017/01/29 19:58

月と太陽

月と太陽月と太陽は根元からつながっていた太陽の明滅する大地には必ず月の青光りが薄く照らしている永遠の光に歪められた僕らは実は月を太陽と思い込んでいるどこへ行けば本当の太陽に逢える？ガラクタの太陽で輝く…

2017/01/04 08:21

赤と黒

君に会った日から僕の世界はカラフルになったモノクロームの気だるい僕の世界を君という光で照らしてくれるこの白と黒だけの世界に色をつけてくれたのは 君なんだ赤という字が入った君が黒という字の僕を闇夜の国か…

2016/12/25 17:20

橋

橋時の流れにいびつな橋を架けようついでに明るい夢とやらを乗せて僕らのカルマを押し付けようかな未だに生まれ来ない幸福な者らにこの橋に来れば幸福がおとずれるそう願ってたどり着いた場所さえやって来れば墓場に…

2016/11/20 14:17

イマジン

イマジンああ僕がジョン・レノンでないと知った時の絶望よそのチートのような才能だけ抽出して僕にください天国がなかったらなんて僕は言わないからせめて落ちた地獄では自由でいさせてくださいギターを弾いてもジョ…

2016/11/18 06:41

太陽と海

-太陽も海も信ずるに足りない-と、君が喝破してから何年もたった今幾重もの失望と倦怠に満ちたこの国では信ずるに足りぬは太陽と海だけでなかった殺戮を愛する獣だけが道を闊歩する強い者は夢に描かれたイマージュ…

2016/10/30 19:39

白いキャンパス

真っ白なキャンバスに色を塗る赤くなったり青くなったりする配色によって新しい色がうまれたりするけれどもときには色がこの世にうまれてきた意味を問うたりもするあくまでも偶然なのかもしれなかった偶然の風の中で…

2016/08/28 16:03

天国と地獄

ここから地獄に連なる道は平坦で一本道がつづいているのかもしれないけれども天国へと続く道は幾重にも枝分かれしていて絶望を呼び起こすに十分だ行く路で絶望に冒された凡夫は落ちるところに落ちてようやく今いる場…

2016/08/28 15:59

ポエム13作目～炎～

炎君からは影も形も見えない僕だけど太陽が恋をするほど輝いている姿は見逃さない灼熱の鳥になって飛んでいけば近づけるだろうか 君の理想とする世界へ炎が欲しい 魂をも焼きつくすような激しい炎が青白い絶望の火…

2016/06/15 04:30

ポエム12作目

情熱僕の人生はあなたのキスからはじまった失ったのは情熱だけではないかもしれなかったどうすれば取り戻せるというのかキスで終わる恋もあると知った・・・まだまだ知りたいあなたの奥深くに強くうごめいている炎の…

2016/06/12 21:13

ポエム十一作目～絶望の国～

絶望の国かつて希望を詠いあげた詩人も今では眠そうな目で絶望を語っている-いったい何を犠牲にしてこんな場所へ？-問いかけは虚空に消えていき、かえってはこなかった嘆き悲しむ人はどこでもにいる闇に囲まれたこ…

2016/06/11 19:45