Castle in the Sky 後編
無駄だと言って手を伸ばそうともしていなかった「夢」の存在。夢のまた夢だと決めてかかって、胸の奥底にしまっていた想い。チェギョンの何気ない一言は、この身を覆う虚像という分厚い膜を、まるで岩を波が海食するように、時間をかけて少しづつ、少しづつ、削り落として行った。身軽になった僕の心は、羽を生やして彼方へと飛んで行く。あれから、何年経っただろう?温めていたひとつの「夢」を、ささやかに叶える機会が訪れる。...
2020/06/09 21:50
2020年6月 (1件〜100件)
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