認知症を予防する腸内細菌のビタミンやGABAを生産する働きとは?
私たちの腸内に100種類、100兆個以上の腸内細菌が生息していると言われていますが、この腸内細菌の働きが認知症の予防に役立つとして、近年、注目を浴びるようになってきています。 腸内細菌の主な働きとしては、食べ物の消化と分解、代謝、ビタミン類やホルモンの合成、有害物質の解毒、酵素の分泌などがあります。 これらの働きはどれも何らかのかたちで認知症の発症を防ぐことに関わってくると思われますが、特に注目したいのはビタミン類を作り出す働きです。 腸内細菌はビタミン類のうちの特にビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸など)を作り出すことが知られています。 ビタミンB群…
2016/03/30 14:51