終戦記念日
1945年(昭和20)8月15日正午、天皇の肉声がラジオで放送され、国民はラジオに耳を傾ける。雑音がひどく上手く聞き取れない。「耐え難きを耐え忍び難きを偲び以って万世の為に太平を開かむと欲す」初めて聞いた陛下の声、私には何を言っているのか分らなかったがラジオに耳を近づけ聞いていた父が「日本が負けた」その一言、その時の状況が脳裏から離れない。」こうして3年8ヶ月間に及ぶ第2次世界大戦は終わりを告げました。当時、私は6歳でした。その時の父の気持ちは解らなかったが、今の私には想像できる。{昭和天皇の「玉音放送」で敗戦を知り皇居前でひざまずく人々}父はこの放送を聞いた時、目に大粒の涙を浮かべていた。今思えば、戦争に負けた悲しみではなく、終戦を知った喜びの涙であったのではないかと思う。{米戦艦ミズーリ艦上で降伏文書...終戦記念日
2024/08/15 09:25