”TSUTAYA併設のスタバ”という、お腹の弱い人間にとっての誘蛾灯
つい先ほどの話だ。僕はギリギリのところで生死の切れ目を飛び越えた。 僕のような底辺自称フリーランスライター的な人間は、自宅に居場所がないためこぞってスターバックスに集う。夏の夜のコンビニ、入り口でバチバチ言いながら死んでいく虫たち。あの虫自動抹殺装置の名前は誘蛾灯っちゅーらしいけど、あんな感じだ。僕らはみんな、スタバに引き寄せられ、スタバで死んでいく。 それはもちろん悪質な例え話だけど、僕は本当にスタバで社会的に死にかけた。 そう、腹痛だ。 いつも通りほうじ茶ティーラテのトールサイズを注文し、意気揚々と席を確保。カフェで扱うにはいささか大きなサイズのノートPCを取り出す。 それが、僕が平穏を感…
2017/04/18 20:31