『冬の日の幻想』久和まり

『冬の日の幻想』久和まり

今回の記事は、今年の5月頃に別の場所で公開した感想文(別名義)を移動したものです。ですので、あれっこの感想文見たことあるぞ、という方がいらっしゃるかもしれませんが、剽窃ではないのでご安心くださいませ。どちらも本人です。BL小説の感想は全てこのブログにまとめておきたいと思い、このようなややこしい手法を取りました。お許しいただければと思います。冬の日の幻想(コバルト文庫)文庫–1998/10/2久和まり(著),小野双葉(イラスト)帝政ロシア末期。政治家を志す青年貴族フェリクスは、皇帝の従弟であるドミートリと五年ぶりに再会する。美しく成長していた彼に、許されぬ想いと知りながらも惹かれてゆくフェリクス。しかしドミートリも同じ気持ちを抱いていたのだった。お互いの感情に気付いたふたりは結ばれ、愛を交わす。ところがある日、ド...『冬の日の幻想』久和まり