『漢字と日本人』高島俊男 文春新書
漢字が日本に取り入れられた歴史がおもしろい。 漢字の音は、3〜6世紀の中国南北朝の時代につきあいのあった漢人の南朝から呉音が朝鮮や対馬を経由して入ってきた。平安時代の初めに、遣唐使が学んだ長安の漢語が正音として取り入れられた(漢音)。鎌倉・室町時代には、主に僧侶によって南宋、元、明の頃の漢語が伝えられた(唐音)。 呉音は、如来や供養、精進などの仏教関係、外科、小児科などの医学関係に残っている。…
2024/01/29 23:45
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