父の匂いが
洗濯物を干すときに、匂いを嗅ぐ。洗剤会社各社が消臭芳香を競っている?のでまぁ最近の洗濯物のフローラルな香りなこと。で、洗濯物の爽やかな匂いを嗅ぐ度にやや後悔の念を持って思い出すことがある。一昨年の春に寿命を全うし逝った父がひと冬、施設の車椅子で使っていた膝掛けがあります。私が選んだもので、その夏(初盆)、私がもらってきた。匂いを嗅ぐと、おじいちゃんの匂い、父の匂いがした。父の匂いがすると言うと、母が手離さないと思い、「あ、これ、車で使うから私がもらって帰るね~」といって、車に放り込んだ(真夏に)帰ってきて、一人、父の匂いをクンクン嗅ぎながら満悦していた私だったがある日、😈が👼のようにささやいた。「ひと冬、膝の上で使っていたんだから、一回、洗濯したら?」私は、現代の科学力をその時は舐めておったのですね~。えぇうん...父の匂いが
2020/07/30 08:05